さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

靖国神社の大銀杏

2017年11月30日 | 巡拝日記

   

坂東・秩父の観音霊場を巡礼する折にその周辺で

有名な史跡、寺社、観光地も一緒に

巡れたらいいなぁ~と前々から思っていました!

東京のど真ん中、千代田区九段下の「靖国神社」に

参拝することが出来ました!

日本一の大鳥居と云われる「第一鳥居」を潜り真っ直ぐな参道を

歩んでいくと銀杏の大木が立ち並び紅葉が真っ盛りでした

                     11月29日 撮影

 本当に素晴らしい紅葉でした!

「第二鳥居」 

荘厳な趣の「神門」を通ると雰囲気が変わり

聖域だということが伝わってきました 

 「中門鳥居」と「拝殿」

政治色が強く滲み出る「靖国神社」ですがやっと詣でることが

出来て何か重い荷物を降ろし得た感がしました!

国家のために尊い命を捧げられた御霊へ心静かに手を合わせ

素直に純粋に深い感謝を申し上げた参拝となりました

     

 

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坂東三十三霊場 7番8番札所

2017年11月28日 | 巡拝日記

   

小田原から平塚市内へと進んで巡拝を続けました!

坂東三十三霊場 七番札所

「金目山 光明寺」

この札所も創建が古くて西暦702年にこの地を流れる

金目川が相模湾に注ぐ小磯の浜で海女の桶に小さな

金剛仏が入り込んだそうです  海女はこの金剛仏を

大切に祀ったのが始まりと伝わっています

献灯、献香、読経の後に御朱印を頂くのに境内を探しますが

小坊主さんの人形が案内をしているとすぐに分かります 

四国遍路や西国巡礼ではどこのお寺でもこの人形が

納経所の場所を示していたのを思い出しました

 境内の一角に水琴窟がありました

でも雨が強く降っていて音色を聞いてはおれずに

早々に車に逃げ込みました

            

 

次の札所は座間市を流れる相模川の近くにありました

坂東三十三霊場 八番札所 

「妙法山 星谷寺」 (みょうほうざん しょうこくじ)

 雨がどしゃ降り状態でびしょ濡れになりました!

本堂に向かう途中、珍しい鐘楼がありました

近代的な建物の中に梵鐘が1227年に鋳造された東日本最古の

梵鐘で日本三奇鐘の一つということでした 

西暦729年に行基菩薩によって開かれた星谷寺の本堂で

暫し、雨宿りさせていただきました その折に納経所に

自動販売機がありました なんと御朱印帳とか白衣とか

ローソクの巡礼用具か自販機で販売しており、御朱印の

記帳代金までもが自販機支払いには流石に驚きました

各地でいろんな神社寺院に多数参拝してきましたが自販機

支払いはここが初めての体験となりました!

       

 

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坂東三十三霊場 6番札所

2017年11月27日 | 巡拝日記

   

小田原から厚木市へと向かい丹沢山系の白山の

麓にある飯山温泉の奥、飯山観音へと車を走らせました!

坂東三十三霊場 六番札所

「飯上山 長谷寺」 (いいかみさん はせでら)

このお寺の創建は珍しく行基菩薩と弘法大師の二人の

高僧が関わったと伝えられています

この日は生憎の雨でカメラレンズも濡れてしまうほどの

最悪の日で参道の石段を登るにも一苦労でした!

本堂と立ち並ぶ石灯籠

本堂に架かる寺号の扁額

雨降りにも拘わらず本堂横を工事中で山あいの静かな

山寺の雰囲気はなくて少々、ガッカリの参拝でした!

   

 

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坂東三十三霊場 5番札所

2017年11月26日 | 巡拝日記

     鎌倉から小田原へと走り

天平時代の古刹、五番札所に向かいました!

坂東三十三霊場 五番札所

「飯泉山 勝福寺」 (いいずみさん しょうふくじ)

勝福寺は曽我兄弟が仇討の成功祈願とか、二宮金次郎が旅僧の

読経を聞き観音信仰に目覚めたとか、相撲巡業の際に雷電が

無法者を投げ飛ばしたといういろんな逸話が残るお寺でした

 

 「手水鉢の由来」

舟の形をして観音像が乗った珍しい手水鉢です

西暦753年、鑑真和上が唐より招来の十一面観音像が孝謙天皇に

献上され、後に僧侶道鏡に下賜されたのを安置したのが始まりと

される1200年以上の歴史を持つ関東での観音信仰伝播の古刹です

「本堂の外陣」

歴史深く色々な逸話の残る勝福寺の広い境内の一角に

樹齢千年を超える大銀杏がそびえ立っていたのが印象

に残った札所めぐりでした!

   

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坂東三十三霊場 4番札所

2017年11月25日 | 巡拝日記

    

坂東三十三観音霊場の四番札所はすぐ近くに鎌倉大仏の

高徳院や桜で有名な極楽寺など鎌倉を代表する名所が

目白押しに並ぶ一角にあります

 四番札所 「海光山 長谷寺」

長谷寺と云えば大きな大きな観音さんと山門に架かる赤い

大きな提灯が印象的で数年振りの再訪となりました! 

 弁天窟を背後にした池庭の景観は素晴らしいです!

 その池の畔に「和み地蔵」と名付けられた

愛らしいお地蔵さんが居て

思わずほっこりとさせてくれました!

再建された「観音堂」 

 長谷観音の十一面観音像は高さ9.18mの木彫で日本最大の仏像と

云われていて奈良、大和の長谷寺の観音像とは一本の楠の大木から

作った同木異体とされている観音像でその立ち姿には圧倒されます

 外国人を含めた観光客でいっぱいの観音堂の中、煌びやかな

観音像の御前で巡礼の作法である読経をするには気恥ずかしい

思いでしたが、読み終えた後、一人の僧侶が私に向かって

手を合わせ一礼されたことに大きな喜びを感じ得た巡拝でした

こうした出会いとか、ふれあいを重ねることが観音霊場めぐりの

真の目的でもあり、その余韻に浸りながら観音堂の先の展望台から

望んだ相模湾の由比ヶ浜はキラキラと光り輝いて見えました!

      

 

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