さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

見頃です!安八の「百梅園」

2016年02月28日 | イベント・鑑賞

        

新聞の情報で「見頃です!」と

報道されていたので早速、出掛けて来ました!

岐阜県安八町の「百梅園」です

 枝垂れ咲きの紅白梅

 野菜の即売や軽食の店が出店していました!

ふれあいセンターでは恒例の「盆梅展」が開催されていました! 

 

 

 

 

 

 見事な作品が会場いっぱいに梅香を漂わせていました!

         

 屋外もいい感じに咲き揃っていました!

 

 

 

 

ちょうど今が見頃です!

    

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東福寺塔頭寺院の「即宗院」

2016年02月26日 | 名所史跡

   東福寺の境内に「特別公開」の

  塔頭寺院を紹介する案内板がありました!

 特別公開中の塔頭寺院は

「臥雲山 即宗院」と案内がされていました

 東福寺三名橋の内で一番上流に架かる「偃月橋」を渡り進みます

 三ノ橋川の渓谷を観ながら歩廊橋を渡って行きます

「即宗院」(そくしゅういん) の「山門」

案内板だけの情報で訪ねてきた塔頭寺院で「特別公開」とは

何の事だろうと興味津々で入ってみました

 

 

山門は400年前の遺構で

左右には珍しい石造りの仁王像が立っていました! 

 庭園は京都市が指定する名勝庭園です

 参道脇に「マンリョウ」の赤い実が際立っていました!

 

  

  即宗院の沿革   山荘月輪殿の説明

 「即宗院」は薩摩藩、島津家の畿内菩提所です

 平安時代の後期、関白の藤原忠道がこの地に御所を建立した

忠道の子、兼実が関白の職を辞した後、兼実の別称「月輪殿」と

呼ばれたことから御所でなくなった山荘を「月輪殿」とした

即宗院の庭園はその山荘の跡地にあります

 

 

 

 

庭園の一角で白梅、薄い色の紅梅の花が咲き揃っていました!

梅の花を観ながら「特別公開」のことを思い出して説明をよく

聞いていると即宗院そのものが普段は非公開になっている

ようで運が良く得した気持ちになりました!

   

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東福寺の名勝「方丈庭園」

2016年02月25日 | 名所史跡

   京都五山の第四位に位置づけられる東福寺には

  壮大な伽藍に似合った趣きのある庭園が幾つもありました!

「方丈と庫裡」 

 方丈は禅宗寺院に於いては僧侶の住居のことであり、後には

応接間の役割が強くなったと云われています

 「庫裡」

方丈、庫裡共に明治14年の火災で焼失。現在の建物は

明治23年に再建されたものです

 「唐門」 別名「恩賜門」

唐門や庫裡は明治天皇皇后の昭憲皇太后の恩賜によるものです

広大な方丈には東西南北に四庭が配されていて「八相成道」に

因んで「八相の庭」と称する名園が残されています

方丈の四周に庭園が造営されているのは東福寺だけのもので

昭和の名作庭家の重森三玲よって昭和14年に完成されたものてす

 方丈庭園・「八相の庭」

質実剛健な鎌倉時代の手法を基本としつつ、斬新で力強くモダンな

枯山水は近現代の禅宗庭園の代表作と称されています

 「南庭」八海の庭

四つの巨石と白砂で山と海を表現する枯山水で

渦は荒れた様子の海を表しています

四つの巨石は「蓬莱」「方丈」「瀛洲」「壷梁」という

お宝の眠る島を表しているそうです

絶妙なバランスで描かれた砂紋に引き込まれる感じがして

時間を忘れいつまでも見つめていました!

 

 「八相の庭」とは

釈迦の生涯で八つの重要な出来事を八相成道と云うそうです

「蓬莱」「方丈」「八海」「五山」「井田市松」「北斗七星」

「瀛洲」(えいじゅう)「壷梁」(こりょう) からなる

八つの出来事に因んで名付けられたそうです

 渦まく砂紋が「八海」 苔山の築山が「五山」を表しています

 「西庭」井田市松の庭

サツキの刈り込みと砂地で市松模様を描いた「井田市松」の庭

 「東庭」北斗の庭

雲文様の地割に東司の柱石で「北斗七星」を表しています

 「北庭」モンドリアン風の新しい庭

苔と石を市松模様に配したモダンなデザインで

サツキの丸刈りとの調和も見事です! 

 大きくどっしりとした方丈から四つの庭園を拝観し、目を遠くに

移すと名勝・通天橋の全長が見えました。冬枯れのこの時期で

この景観ならば新緑と紅葉の時期はどれほどに凄いかを実際に

再訪して観てみたいと思った巡拝になりました!

  

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東福寺の「通天橋と開山堂」

2016年02月24日 | 名所史跡

  「東福寺」の広大な寺領の中には京都を代表する

   紅葉の名所や750年も深夜に鳴り続く鐘があるそうです!

駐車場から境内に向かう途中「通天橋道」の案内碑 

 「臥雲橋」

東福寺の境内には三ノ橋川が流れ、その渓谷に北谷、中谷、南谷の

三つの谷があり、そこに架かる三つの歩廊橋を上流から

偃月橋・通天橋・臥雲橋が架かり「東福寺三名橋」と呼んでいます

通天橋に続く「回廊」 

「通天橋」 

 方丈と開山堂を結んで架かる通天橋の周りには開山した

聖一国師が宗から伝えた三つ葉楓が植えられています

 葉先が三つに分かれる三つ葉楓は通称「通天モミジ」と

呼ばれ紅葉すると雅かな美しさと云われています

紅葉シーズンには橋の上は観光客で溢れていますが、冬枯れの

この時期は人影も疎らでゆっくりと景観を楽しめます! 

 開山堂の「楼門」

 開山堂は開山に関わった聖一国師を祀る塔院です

開山堂は屋上に閣を有する珍しい造りになっています  

 開山堂は「常楽庵」とも呼ばれています

 庭は江戸中期に作庭された名園です

 常楽庵の鐘楼は毎夜、23:45頃から18回の鐘が鳴ります

750年も続く深夜の送り鐘は開山・聖一国師が同じ京都の建仁寺の

住持も務めていて東福寺でのお勤めが済めば建仁寺に移動するため

「送り鐘」でお送りし、建仁寺では「迎え鐘」でお迎えする習慣が

今も続いているとのことです

この庭の白砂の模様の意味はなんでしょう? 

 「普門院」

 

 通天橋の脇には皇族方がお手植えされた枝垂れモミジの木があって

紅葉の時期には彩りを高めているようです!

  

 

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京都五山の大伽藍「東福寺」

2016年02月23日 | 巡拝日記

   

京都五山の一つで壮大な伽藍を誇る禅の古刹

「東福寺」に行って来ました!

紅葉で超、有名な名所になった三ノ橋川の渓谷と通天橋を

遠くに見ながら境内へと進みます

「東福寺」は京都五山の第四位に位置づけされる禅寺で創建は

1236年と古く時の摂政、九條道家が奈良の東大寺と興福寺から

一文字づつをとり「東福寺」とし九條家の菩提寺として造営。

開山は聖一国師を仰ぎ、壮大な塔堂伽藍を配置したと伝わっています

「日下門」

この門を潜って境内へと進みます

 

 東福寺 沿革

国宝「三門」

日本最古にして禅宗最大の三門は高さ約22m、五間三戸の

重層入母屋造りで切妻屋根の楼門は圧倒的な存在感がありました!

「本堂」(仏殿兼法堂)

昭和9年に再建された重層入母屋造りの建物は重厚な感じで

禅寺らしく天井には蒼龍図が描かれていました!

本堂に掛かる扁額

「本堂内部」

「禅堂」

鎌倉風と云われる華頭窓が白壁に映えて美しい禅堂でした!

1347年に再建された禅堂は我が国最古で最大の建物で中世から

今に遺された唯一の座禅道場を有する僧堂建築です

「経蔵」

広い広~い境内の一角に紅白の梅が咲いていました!

暫し、眺めて

歩き疲れた身体を休めて活力の充電が出来ました

   

 

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