さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

越前大野・勝山の城めぐり

2016年08月31日 | 名所史跡

      昔の仲間たちとの懇親会を機に

半月ぶりにちょっと遠出をして来ました!

 白鳥から九頭竜湖を通って越前大野城に立ち寄りました!

 お城のある公園の一角に清水が湧き出ていました!

 

   新堀清水の由来 

 癖のない飲み易い湧水でした!   

 お城を中心に朝市や土産物の店がありました!

 越前大野城

          

 大野市から勝山市に入ると別の城が見えました!

 勝山城

福井県加賀市の温泉地に向かう途中で二つのお城と出会えました!

     

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平家物語ゆかりの尼寺・寂光院

2016年08月16日 | 巡拝日記

   

平清盛の娘、徳子(建札門院)が生涯を過ごしたという

京都洛北の古刹を訪ねました!

 「寂光院」 (じゃっこういん)

寂光院は代々、尼僧が住職を務める天台宗の尼寺です

 尼寺らしく緩やかな石段を

ゆっくりと登って行き山門に向かいます

風情溢れる「山門」

 寂光院は推古2年の西暦594年に聖徳太子が父の用明天皇の

菩提を弔うために建立したと伝わる古刹です

 初代住職は聖徳太子の乳母であった玉照姫(たまてるひめ)で日本仏教

最初の三比丘尼(尼僧)の一人だそうです。 二代目住職は柴売りで

有名な「大原女」のモデルになったと云われる証道比丘尼と称する

藤原信西の息女が務めた。三代目が平清盛の息女で高倉天皇の中宮に

なり安徳天皇の実母である真如覚比丘尼と称した建札門院徳子です。

         

建札門院徳子は源平合戦で敗れて滅亡した平家一門と

我が子の安徳天皇の菩提を弔いながら閑居して

寂光院で終生を過ごしたと云われています

 寂光院「本堂」

「建札門院の草庵跡」 

 本堂の西側の建札門院が閑居したと伝わる草庵跡には

一面に青々とした苔が覆っていました!

 「四方正面の池」

 驚くほど綺麗な湧水が流れ込んでいて清涼感いっぱいでした!

「汀の池」  

「鐘楼」

「諸行無常」の鐘と呼ばれる「梵鐘」

寂光院は建札門院徳子が平家一門と高倉・安徳両帝の冥福をひたすら

祈り続けた隠棲の地であった。  その地に舅の後白河法皇が訪れる

平家物語「大原御幸」の一節で語られる物語のテーマ「諸行無常」は

多くの人々に愛読されている平家物語ゆかりのお寺でした

   

 

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借景の名庭・御幸御殿の圓通寺

2016年08月15日 | 巡拝日記

  

苔を主体に生垣と石を配した枯山水の庭と霊峰・比叡山を

借景にした名庭が在るという古寺に行って来ました!  

 「大悲山 圓通寺」 (だいひざん えんつうじ)

圓通寺は後水尾天皇が造営された幡枝離宮の跡地に霊元天皇の乳母、

円光院文英尼が1678年に景川宗隆(けいせんそうりゅう)禅師を勧請

して創建したのが始まりとされています

苔寺と聞いて訪ねてみたが・・・・・  

境内は陽当たりが良過ぎるのか苔は赤茶けていました! 

 後水尾上皇の山荘、幡枝離宮跡のようですが・・・

そんな格式高き様子も伺えませんでした!

 比叡山を借景とする庭園

後水尾上皇が自ら大小40余りの石組を配したと伝わる庭石 

枯山水式の平庭が国の名勝に指定されているならどの石組が

何を表現しているのか説明の案内が欲しかったのですが、

見落としたのでしようか??

 

 拝観に訪れた時期も悪かったのでしょうか?

感動も、安らぎも、癒しも感じない極々、普通の庭にしか

見えない名勝庭園にがっかりしました

更に庭以外、全てが撮影禁止と云う処置は何か侘しい感じがして

公開している意味も分からず後味の悪い拝観でした

     

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世界遺産の上賀茂神社

2016年08月14日 | 巡拝日記

   

古代山城の豪族、賀茂氏の氏神として知られている神社、

世界文化遺産の上賀茂神社に参拝して来ました!

境内は広大な敷地で一の鳥居から二の鳥居の間は競馬(くらべうま)

などの五穀豊穣の神事が行われる開放的な芝生になっています

上賀茂神社の創建は天武天皇時代の西暦678年と古く、雷や豪雨などの

自然災害の恐ろしさに畏怖した人々が五穀豊穣や人々の幸せを願い

社を建てて神様を祀ったのが始まりとされています

世界文化遺産・賀茂別雷神社 (かもわけいかづちじんじゃ)

祭神は賀茂別雷大神で賀茂氏の祖神。「別雷」は「若雷」の意味で

若々しい力に満ちた雷(神鳴り)の神と云う意味だそうです

 

通称・上賀茂神社(かみがもじんじゃ)と呼ばれて下鴨神社と共に

京都三大祭りの一つ葵祭が催しされる処でもあります

 

「細殿」

皇族たちが行幸される際や斎王が到着されたときに使われる殿舎です

 殿舎前の円錐形に整えられた「立砂」

 「立砂」の由緒

 

 朱塗りの「楼門」

美しく気品のある楼門でした! 

「拝殿」 

 楼門の脇を流れる「ならの小川」

上賀茂神社に伝わる神話の舞台になっている小川は暑さを

忘れさせるほど豊かな水量で清涼感いっぱいの小川でした!

    

 

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サツキ盆栽夏の手入れ・整枝

2016年08月13日 | 盆栽日記

 この時期の雑草は採っても採っても生えてきて

うんざりしますが、根気よく一鉢ごと雑草採りをしながら

将来の樹形を決めて整枝の作業を行います

主幹に針金を巻いて模様木仕立てにしておいた

樹齢10年ほどの「白峰」(はくほう)という品種です

各枝は伸び放題でそろそろ整枝をする時期になりました

始めに一の枝、二の枝に針金を巻いて上向いている枝を整えます 

次に三の枝、四の枝にも針金を巻いて樹形のポイントにしたい

三の枝を大きく曲げ下げていきます 

 

    

整枝前      整枝後 

来年の春までこのまま過ごして整枝した枝が

落ち着いてきたら針金を外します

そして、最後に天の部分の樹芯を形づくりするつもりです

  

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