さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

心癒される行基寺(完)

2010年12月24日 | 巡拝日記


   自然の岩肌を活かした枯山水の庭園で緑がきれいな
        苔庭の奥には滝がありました。




   廊下に座り、流れる滝の音を聞きながら庭を見ていると
        気持ちが鎮まり落ち着きますよ。

 


   さつきも綺麗に刈り込んで剪定されています。
         来年の開花の時期には再度、訪れてみたいですね。




   揖斐川を背景に石塀と松とさつき、それに庭石の配置に
         遠近感があってとても素晴らしく見惚れてしまいます。 

    この「行基寺」は言葉では上手く云い難い不思議な空間です。
    時間をたっぷりとって、ゆったりと参拝とお庭の鑑賞をされると
    本当に心安らぎ癒されます。




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心癒される行基寺(Ⅵ)

2010年12月23日 | 巡拝日記
   書院からは濃尾平野はもとより、天気の良い日には
      南の知多半島、北の日本アルプス連山までも望めれるそうですよ!!



   赤い毛氈が敷かれた廊下は畳敷きになっていましたよ。



   廊下の奥の部屋は身分の高い藩主の部屋のようでしたよ。



   揖斐川を背景に見事な樹形のクロマツに目をひきます。
       盆栽を楽しむ私には絶好の教科書になります。  
       


   紅葉の後、落葉した庭の風情も良かったですよ!
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心癒される行基寺(Ⅴ)

2010年12月22日 | 巡拝日記
   行基寺の回廊式大庭園は1705年に松平義行公が
        お寺の再建に合わせて縁山和尚が作庭したそうです。



   庫裡と月見の間より書院に続く廊下です。




   このお部屋でお茶とお菓子をいただきました。
 


  美濃高須藩のお殿様のお部屋がある書院。



  美濃、尾張、伊勢の大自然を背景にして、松やさつきを配し、108個の飛び石が
       その周りを取り囲んでいるお庭は素晴らしいですよ!!
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心癒される行基寺(Ⅳ)

2010年12月20日 | 巡拝日記
   現在、お寺の敷地は約8000坪で境内には本堂、大書院、小書院、
       庫裡など38棟もの建物が在るそうですよ。



   1705年に造られた美しい回廊式庭園。
       建物と庭と眺望の調和が本当に素晴らしいです!!
                                   





    庫裡にある月見の間。



    戸を開けると濃尾平野が一望できます。
           この眺望に暫し時間を忘れますよ。




   五葉松、黒松、さつきなどの庭木の配置も素晴らしい!!
                                              

                                  


    格式あるお部屋でお茶を頂戴しつつ、素晴らしい庭園と
         眺望に気持ちが随分と安らぎました。
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心癒される行基寺(Ⅲ)

2010年12月19日 | 巡拝日記
  現在の行基寺は約300年前、徳川家康の曾孫になる
     松平摂津守源義行が松平家の菩提寺として境内、伽藍を
     改築したものが今も残っているそうですよ。
                                     



   本堂から振り返り山門を望むと山門の大きさ、立派さが目に映ります。




   菩提寺にした当時の松平家は美濃、尾張、伊勢の境の領地を治める
     石高三万石の小藩であったが、御三家を除けば将軍家筆頭家門という
     家柄で江戸城における格式は高く、大大名と同格であったそうな!!!    
                                                



   現在の本堂は1832年に再建。山門は1820年に建立されたそうな!!
     そして明治維新になるまでは一般の人々の参拝は禁止されていたそうですよ!!




   山門を潜り、本堂に向かうと数多くの地蔵尊が出迎えてくれます。



   高燈籠は揖斐川、長良川、木曽川の三大川を行き交う船の標識として
        また、夜間の目印として燈台の役割を果たしていたそうです。

                             
       


       

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