さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

サツキ盆栽夏の手入れ・草取り

2016年07月29日 | 盆栽日記

     梅雨明けの後、サツキ盆栽には

雑草が一気に伸びて無残な姿になってしまいます!

 

 どうでもいい雑草がしっかりと根付きました!  

 長~い雑草の根です!

 葉の部分よりも数倍長く伸びています

 園芸用ピンセットを使って根が切れないように

摘み取っていきます

 根上がり部分の根出し、根張りにも気を使います!

草取り作業の終了でスッキリとしました!

  

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遠州三山巡り・法多山 尊永寺

2016年07月28日 | 巡拝日記

    

遠州三山巡りの三ヶ所目の寺院は通称「はったさん」と

呼ばれる厄除け観音の古刹でした! 

「法多山 尊永寺」 (はったさん そんえいじ) 

 尊永寺「仁王門」

 法多山 尊永寺は神亀2年(西暦725年)、聖武天皇の命により

行基菩薩が開山した勅願定額寺として朝廷、武将の篤信を

授かり栄えている寺院です

 仁王門から続く長~い参道

 静岡県内で五本の指に入る広い敷地は豊かな緑に包まれています

 市指定文化財の「黒門」

仁王門から緩やかな坂道の参道を20分ほど進みます

本堂に続く石段を息を切らしつつ240段ほど登ります 

 やっと本堂の大きな屋根が見えて来ました!

「本堂」 

 本尊の正観世音菩薩は厄除け観音として広く信仰され

多くの参拝客が訪れています 

油山寺、可睡斎と合わせて遠州三山と呼ばれる古刹「法多山」の

高台にある境内には心地よい風が吹き抜けていて

仁王門からの長い参道歩きの疲れを癒してくれるようでした!

  

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家康ゆかりの禅寺「可睡斎」

2016年07月26日 | 巡拝日記

    

遠州三山巡りの二ヵ所目は徳川家康ゆかりの古刹でした!

 家康ゆかりの禅寺は「お可睡」(おかすい)と呼ばれて

多くの人々に親しまれる東海屈指の曹洞宗の巨刹です

「お可睡」とは戦国時代の1549年、家康の幼名・竹千代は今川家の

人質になっていた。 竹千代は仙麟等膳(せんりんとうぜん)和尚の 

取り計らいで切望していた父・広忠の墓参を済ませて無事、浜松城

に戻る事が出来た。 後に家康は仙麟等禅和尚を浜松城に招き歓待

の席を設けた折に、何と和尚は居眠りを始めたそうです

その姿を見た家康は和尚に親愛を覚えて「可睡和尚」と愛称し

寺号を「可睡斎」と改称し、10万石の格式を与えたとされています

         

 「萬松山 可睡斎」 (ばんしょうざん かすいさい)

 家康が改称した「可睡斎」の始まりは室町時代の1401年に

恕仲天誾(じょちょうてんぎん)禅師という永平寺の高僧によって

開創され「東陽軒」と称したのが興りと伝わっています

仁王像が鎮る「山門」 

 山門の由緒 

「本堂」

本尊は聖観世音菩薩を祀っています

 可睡斎には可睡和尚こと等膳禅師がおよそ420年前に植樹を始めた

牡丹園もあって150種類、5000株の牡丹が咲き誇ります

可睡斎は秋葉様で知られる火防守護の総本山でもあります

境内の中、小高い地に秋葉山から遷座した

秋葉三尺坊大権現が祀られています 

 今から1300年ほどの昔、越後の蔵王権現堂、十二坊の一つである

三尺坊という僧坊が厳しい修行を重ね、奥義を極めて衆生済度の

火防の霊場を開いたと伝わっています

境内の一角に「サギ草」が咲いていました!

 遠州三山巡りの暑さの中、清々しい清涼感を

感じ得た一瞬でもありました!

    

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深山幽谷の目の霊山・油山寺

2016年07月24日 | 巡拝日記

    

遠州三山として「可睡斎」「法多山」「油山寺」の

三つの古刹があり、遠州三山巡りをして来ました!

 「醫王山 薬王院 油山寺」

(いおうざん やくおういん ゆざんじ)

奈良天平時代の744年頃、行基菩薩がこの地で万民和楽、無病息災を

祈り、自らが彫ったとされる薬師如来像を奉安したのが起源とされて

いる名刹です。その後、749年には46代天皇の孝謙天皇が眼病を患い

本尊の薬師如来に平癒祈願をされ、全快されたことから永代に亘って

勅願寺に定められ「目の霊山」として広く知られ信仰されています

 城郭を思わせる大きな「山門」

 旧掛川城の大手門を明治6年に移築したそうです

 山門の由来 

 山門からの参道は渓流や滝があり、自然林の深山幽谷の趣きで

今は青モミジが美しく、静寂にして清涼感に溢れていました!

参道の途中、弁財天が祀ってありました! 

油山寺の境内 

薬師瑠璃光如来を安置する「本堂」 

 最近、ドライアイとかで眼科医に治療を受けているので

しっかりと平癒を祈願して来ました!

 県の文化財「書院」

 

 県の文化財「方丈」

 御霊杉(みたますぎ)の由来 

 天然記念物「御霊杉」

 御霊杉は弘法大師が774年にこの地を訪れた折に、貧しい村の夫婦の

子供の命を救ったそうです。 夫婦は御礼にと夫が松、妻が杉の木で

一膳の箸を造り大師に捧げた。 大師は旅立ちの際、この箸を浄地に

刺して旅立った。 後に幹がマツで枝葉がスギという珍しい霊木と

なって夫婦和合の木とされています

   

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遠州森町の「ききょう寺」

2016年07月21日 | 巡拝日記

   

遠州森町は清水次郎長一家「森の石松」の故郷です!

 森町には新東名高速道の森町スマートインターから

3分ほどで行くことが出来て便利になりました!

ききょう寺はお茶畑が広がる広陵地にあります 

 「鹿苑山 香勝寺」 

 「香勝寺」は日本最大級のききょう園があるお寺です

 「本堂」

 「白龍頭観音堂」

本堂前に蓮の花が見事に咲いて出迎えでくれました!

こんな大きな蓮の花は初めて見ました! 

 日本最大と云われるききょう庭園には15種類、45000株、

100万本以上の桔梗が咲いていました!

桔梗の種類が15種もあることに驚きました! 

 

品種の名札が付けてあったので花柄、色、形などの違いを

探しましたが、よく分りませんでした!

こんな多く白色の桔梗は初めて観ました! 

 園内の至る所に愛らしい「童地蔵」が置かれていてその脇に

ご住職のひとり言、つぶやきが添えてあってホッコリと

安らげるききょう園になっています

ききょうの花言葉は「変わらぬ愛」と云うそうです

園内には恋愛観音像や至福の鐘の梵鐘があって

若いカップルが多く訪れていました! 

   

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