滋賀県竜王町に社殿が国宝という古社がありました!
「苗村神社」 (なむらじんじゃ)
平安時代の西暦912年に纏められたと伝わる全国の神社を一覧にした
「延喜式神名帳」に名を残している格式高き神社であり
近郷の三十三ヶ村の氏神様になっている古社です
竜王町の田園の中にそびえ建つ「楼門」
茅葺きで荘厳さを感じる
雄大な姿は神仏習合の名残りと云われています
「拝殿」
国宝の「西本殿」
祭神は「国狭槌命」(くにのさづちのみこと)を祀っています
三間社流造り、檜皮葺きの優美な建物は鎌倉時代に
建てられたと伝わっています
苗村神社は県道を挟んで東西に社が分かれていて
境内には古墳が残っている珍しい神社です
「東本殿」の鳥居
石灯篭の続く参道
参道の左側が県道、右側に七つの古墳がありました!
「西本殿」は覇気のようなものを感じて背筋が伸びるような
雰囲気でしたが・・・「東本殿」は古墳があるせいなのか
鳥肌が立つような霊気が漂っている処でした!
「東本殿の社」
「東本殿」の祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)と
素戔嗚尊(すさのおのみこと)が祀られています
同じ神社なのに県道を挟んで趣の異なる不思議な珍しい
古社は記憶に残る参拝となりました !