さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

恵那の古寺巡り

2013年08月31日 | 巡拝日記

          木曽の名刹古寺を巡った帰り道・・・・・

                  国道19号を下って恵那市の古寺を訪ねました!      

   四国遍路の徳島で二、三度、見かけた「龍宮門」がここ恵那にもありビックリしました! 

     曹洞宗 長栄寺 本堂

    本堂と境内

      鐘楼

                

             恵那にも龍宮門のお寺があって驚きましたが・・・・・

                                見上げた屋根にも驚きました!!

   手の込んだ飾り像や鬼瓦は鐘楼や本堂の屋根にも使われていました!

    弁財天を祀る社                                        

        歴史深いお寺のような感じがしましたが・・・・・寺史とか案内板もなく詳しいことは

        よく判りませんが、なぜか、やさしい雰囲気のあるお寺でした!

                                                  

         龍宮門の長栄寺からほんの少し離れたところの高台にあって

                         二重屋根の山門と白壁が美しいお寺を訪ねました!   

    黄檗宗 東禅寺

     山門の屋根と白壁がよく合っています!

     鐘楼と境内

     庭を見ながら・・・・吹き上がってくる涼しい風にあたりながら・・・・

                 静かな異空間で・・・・暫し、ゆったりとした時間を過ごせました!

                                           

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木曽路の古刹と秘湯

2013年08月30日 | 巡拝日記

      JR南木曽駅からほど近くに                       

                    見事な鐘楼門のある古寺に行って来ました!

    日星山 等覚寺     曹洞宗の古刹で約350年前の創建だそうです。

    四角や菱形の窓がある白壁は初めて見ました!

     かなり古い見事な鐘楼門

 

 

            吽形像                              阿形像     

    木材の生産地だからでしょうか一木造りの阿吽形像も見事でした!                     

     本堂

           本堂内部

         見たこともない凄~い厚みの木材(桧)がふんだんに使われている本堂

    1686年6月に円空が訪れて残していった円空仏を祀るお堂

                 

    妻籠宿の近くの「富貴畑高原」

     山深く自然がいっぱい 

                      

          

      ランプを灯して入る秘湯  こんな野趣あふれる風呂は初めての体験!

    古寺名刹を巡り、高原の秘湯に浸かり・・・・

               こころの豊かさがいっぱいに満たされた木曽路の旅でした!!

                                         

 

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木曽路の名刹・定勝寺

2013年08月29日 | 巡拝日記

       ちょうど一年振りに木曽路の名刹を訪ねて          

                           こころ静かに名園を観てきました!

   淨戒山 定勝禅寺 (じょうしょうぜんじ)     1430年、木曽親豊によって創建。

          臨済宗妙心寺派に属し、木曽三大寺の中でも最古刹のお寺です。

    掃き清められた石段の参道

      山門 

                    

     桧皮葺きで切妻造りの四脚の門は1661年の建造で簡素ながらも風格があります。

        本堂に通ずる門

            本堂と境内 

              1598年の建造。本堂と庫裡が国の重要文化財に指定されている。

            本堂内部

        九・六の本堂とも呼ばれ間口九間、奥行六間の禅宗建築で

                      玄関からの廊下は「うぐいす張り」の床になっている。

   定勝達磨大師   1966年、本堂に安置された木彫りの坐像でその偉容に圧倒されます!

   庫裡    間口17.7m 奥行21.8mの切妻造りは壮観です!

     庫裡内部の書院

                        

       

      静かな書院で座して見事な書院庭園をゆったり眺めていると・・・・・

          こころ鎮まり、穏やかさが満ちて、寛容の想いが拡がる様な感じがしました!

    鐘楼

            

         梵鐘は人間国宝の(故)香取正彦氏の作品 

                         

    

                      

          鐘楼の周りに羅漢像が鐘の音を聞くかのように取り囲んでいます!

   鶴、亀蓬莱庭園

       桃山時代末期から江戸初期に見られる庭園様式で作られているとのことで

       庭木の配置や色合いなど京都風の趣きもあって見飽きず落ち着ける庭です。

       ちょうど一年振りの再訪でも外観や雰囲気は殆んど変わらず静かに迎えて

       くれた木曽の名刹には感謝!感謝!しています。  

                                               

                            

                                           

        

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四国札所巡り 60番

2013年08月27日 | 巡拝日記

        60番札所は西日本の最高峰、石鎚山で             

                        標高1982mの山岳信仰の霊地でした!

    黒瀬ダム湖     札所には昭和59年に完成した有料の林道を利用します。

        途中、曲がりくねった急こう配の山道をひたすらに登っていると素晴らしい景観が

                広がり運転の緊張と疲れを癒やしてくれました!        

     林道終点の駐車場からは瀬戸内海が一望できて清涼感に浸れます!

   駐車場から境内へは木立の中、静かな山道を鳥の鳴き声を聞きながら20分ほど下ります。

   でも・・・・参拝後の帰りは必然的にキツイ登り坂で・・・はぁ~はぁ~ぜいぜい!  

                   

    第六十番 石鉄山 福智院 横峰寺 (いしづちざん ふくちいん よこみねじ)

    境内は山の中腹、標高750mあたりにあって四国霊場では三番目の高地にある札所で

    「遍路ころがし」とも呼ばれる難所です。      

    因みに最大難所は45番岩屋寺、続いて21番太龍寺、そして60番の横峰寺だそうです。

    本堂    西暦651年、役行者が修行中に石鎚山の山頂に蔵王権現が出現!

              役行者は石楠花の木に大日如来像を刻み祀って開創したと伝わっている。

    神社風で権現造りの本堂

        山深いこの地にこれだけの建物を造った先人たちの知恵に驚くばかりです。

    大師堂    

    大師堂は本堂と相対し、向き合って建てられています。

    鐘楼

    本堂と大師堂の間、山側の斜面には石楠花がびっしりと群生しています。

    もう一度、ここに参拝するなら石楠花の開花時に来てみたいと思いました。

    他に境内には「すずらん」や「黒百合」、「ユキモチソウ」などの草花が咲き誇るそうです!

                                         

 

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四国札所巡り 58~59番

2013年08月24日 | 巡拝日記

        夏の日中の巡拝はかなり苦行の感じですが・・・・               

               早朝、山の頂ではひんやりしてとても清々しかったです!

    愛媛県今治市、作礼山の山頂

    標高300mの高台からは今治市街や瀬戸内海に浮かぶ島々が見えました!

                                                               

                   

    第五十八番 作礼山 千光院 仙遊寺 (されいざん せんこういん せんゆうじ)

    仁王門 

    本堂     西暦668年~671年頃、天智天皇の勅願によって国守・越智守興が創建。

            昭和22年、山火事で全て焼失。本堂は昭和28年に再建された。

    趣きのある鐘楼と境内

    大師堂

    昭和33年に再建された大師堂

     ここ仙遊寺は江戸時代末期から人望のあった宥蓮上人という高僧が居られて

     明治4年に日本で最後の入定(生きたまま土中に埋まり永遠の禅定に入る)を

     されて即身成仏されたお寺でした。

                                              

                   

   第五十九番 金光山 最勝院 国分寺 (こんこうざん さいしょういん こくぶんじ)

    参道   

    境内入口

    鐘楼

     本堂    寺史はかなり古くて西暦741年、聖武天皇の勅願によって行基菩薩が

            薬師如来像を自ら彫って本尊に安置し開創したと伝えられている。

     大師堂

     納経所前の境内      

       広々と広がる伊予の田園にスッキリとした佇まいの歴史深きお寺さんでした。

       黄色の壁に白線が入った外壁は皇族との関わりを示すもので門跡寺院独特の

       景観が印象的でした。  静寂に包まれた空間で健やかな元気を頂けました。

                                             

 

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