さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

ボスフォラス海峡クルーズ

2018年04月15日 | 旅行

    

トルコの旅の最終日はボスフォラス海峡のクルージングです!

 宿泊したシェラトンホテルを出発

 港に向かう途中、朝はどこも渋滞です!

 金角湾より貸切船に乗船してアジアとヨーロッパの境界線

になっているボスフォラス海峡をクルーズしました

 ボスフォラス海峡によってトルコはアジア側とヨーロッパ側に

分けられますが海峡の南北は約30Km、最も広い幅が3.7Km、

最も狭い処で750m、水深は50~70mとなっている海峡です

世界遺産の宮殿、モスク、要塞など陸上で観るのとは違って海上

からの眺めはローマ帝国、ビザンツ帝国、オスマン帝国の三つの

帝国の首都として栄えたイスタンブールの歴史が凝縮されている

かのような景観が見られました! 

 「ガラタ橋」

橋は二層になっていて水際の一階はレストランが

立ち並んでいました

 クルーズ船の船長も気さくに挨拶してくれます

 「ボスフォラス大橋」

ボスフォラス海峡のクルージングをたっぷり楽しんだ後、

イスタンブール空港に向かい帰国の途に着きました!

            

 トルコに旅立つ前はシリアとの関係で治安が心配されましたが

全くそんな気配はなくて心配無用でした 親日国家を全面に打

ち出した観光行政は居心地の良い旅を続ける事に繋がりました

長距離移動が続いた今回の旅はちょっと体力的にキツイ面も

ありましたが、盛り沢山の見所があって大満足の旅でした

気心の知れた友らとの10日間は新たに記憶に残る貴重で

素晴らしい体験となり、絆も更に深まった感がしました!  

家族とその友たちに大感謝です!

       

 

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イスタンブール観光(続き)

2018年04月13日 | 旅行

    世界一短い地下鉄に乗って

イスタンブールの新市街を散策しました!

テュネル(TONEL) と云う電車はイスタンブールの新市街、金角湾の

北部のカラキョイ駅とベイオール駅を結ぶ小さな電車です

ロンドンの地下鉄に次いで二番目に古い地下鉄で

ユーラシア大陸では最初に開業しました! 

 開業して143年目のテュネルは高低差60mの勾配を

90秒かけて時速25Kmで走行するケーブルカーです 

 新市街ではこんな可愛らしい路面電車も走っています

 4トルコリラ(約120円)ほどの料金でゆっくり走るので

市民は乗り降り自由に乗っているみたいでした!

 終日歩行者天国のような感じでした!

 歩き疲れて一休みしていたら・・・・

綺麗な夕陽に出会えました!

 その後、レストランへ移動

 

 ベリーダンスを観ながらのトルコ料理を味わって

トルコ最後の夜をディナーショーで楽しみました!

    

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イスタンブール観光

2018年04月11日 | 旅行

  

イスタンブールに戻り市内観光です!

「ボスフォラス海峡」

「アヤソィア博物館」

イスタンブールの街を代表する建物でオスマン帝国時代に

最も格式の高いイスラムモスクとして利用された歴史深い

建造物です

西暦537年に再建されて以来、ほぼ当時のままの姿を

現在まで保ち続けていて20世紀の前半にトルコ共和国が

誕生するとモスクから博物館へと姿を変えました

アラビア語で書かれた「カリグラフィー」

およそ1500年も昔にこんな凄い建物を造り上げた事に

驚き感心してドームとなった天井を見上げていました!

どこを見てもその建築構造とか装飾が素晴らしかった!

何よりも凄いと思ったのは博物館に入場する際、手荷物検査を

受けるのですが親日国家トルコでは日本人ツアー客は検査無し

のフリーパスで入場する処が多かったです 中国、韓国の客は

長い列を並び待たされている姿をよく見かけました 礼儀正し

くマナーの良い日本人を優遇するトルコは大好きになります

イスタンブールの街中を徒歩で散策です

ヨーロッパ風の建物が建ち並ぶイスタィクラム通り

世界最大の市場「グランドバザール」

イスタンブールのグランドバザールは兎に角、巨大で

迷路のようになった市場でした!

毎日、凄い人で賑わっていて基本的には"ぼったくり"

ですがバラエティーに富んだ品揃えは魅力でした!

人ごみの中で疲れたら広場のような処もあって

休み乍らの買い物が楽しめます

    

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アンカラからイスタンブールへ

2018年04月10日 | 旅行

    

この日も強行スケジュールで日の出と共に出発しました!

 トルコ共和国の首都アンカラからイスタンブールに

向かっての長~いバス移動でした

イスタンブールの人口は約1000万人でトルコ第一の都市であり

アンカラの人口は約450万人でトルコ第二位の都市なので首都は

てっきりイスタンブールと思っていました!

 アンカラが何故、トルコの首都なのかは歴史的背景があると

現地ガイドから教わりました イスタンブールはかつては

オスマン帝国の都でしたが、その統治を否定しトルコ人の

トルコを掲げたトルコ革命がアンカラの地から始まった事

により、この革命によって現在のトルコ共和国が成立した

国なので当然の如く、アンカラを首都に定めたそうです

 イスタンブールに向かう途中、日本企業の工場があり

懐かしくもあり誇らしくも見えました!

 バスは6時間ほど走り、イスタンブール郊外にやって来ました

 ボスフォラス海峡

 見覚えのある風景が広がり

イスタンブールの市街へと向かいました

 世界一美しい「ブルーモスク」

 トルコイスタンブール観光の目玉と

なっているオスマン建築の傑作「ブルーモスク」

内部の天井、壁、柱などの模様がほんのり青を帯びて

いることからブルーモスクと呼ばれています

 昔はもっと青が強かったらしく近年の改装で青が抑えられて

パステル調に様変わりしたそうです

 床には絨毯が敷き詰められ土足厳禁でモスクに入るときは

靴を脱いで入ります 絨毯には一人分のスペースが描かれ

イスラム教信者の真剣なお祈り姿も見る事ができます

 このモスクはメフメット・アーという人が1609年、建設に取り

かかり、7年を要して1616年に完成したと云われています

 モスクから海峡の景観も素晴らしかったです!

天井に突き刺さるように伸びた尖塔や建物の外観は

トルコ文化そのものといった感じがしてその存在感

が溢れ出ているようでした!

   

 

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古~い遺跡がありました!

2018年04月08日 | 旅行

   

トルコ周遊の旅はこの大型バスで走り回りました!

観光地での待ち時間ではドライバーがいつも洗車して

綺麗な状態を保ってくれていました!

一日に600~700kmも走行するのでドライバーは二人で

乗務し休憩時間はいつも仲良くチャイを飲んでいました!

一列が三人シートのゆったりとしたVIPバスは座席ごとにモニター

が付いていて道路地図とか映画などが見られて退屈しません!

しかも30人満席のところガイドに添乗員含めて11人での旅は

空き空きのゆったり感が満喫出来て、超・快適でした!

バスはカッパドキアからボアズカレへと進んで行き、ツアーで

お馴染みの専門店や土産物店にも立ち寄って行きました

陶器の店では絵付けの実演が見られました!

店内は有名作家の高額な作品が並んでいました

他に絨毯やトルコ石に革製品のお店にも立ち寄りしました!

 

         

トルコ中部のボアズカレという街の近郊に聖所跡のヤズルカヤと

都城跡のハットウシャという古代ヒッタイト帝国の古い古~い

遺跡を巡って来ました!

ヒッタイト帝国の聖所「ヤズルカヤ遺跡」

古代ヒッタイト帝国は初めて鉄器文明を興したと云われており

エジプトと覇権を競った強大な国であったと伝わっています 

 「神々のレリーフ」

とんがり帽子を被った12神像は鮮明な浮彫で神々が並んで

行進しているかのように見えます このレリーフがなんと

3000年以上も昔に彫られたとはかなり驚きでした!

 人類最古の帝国と云われるヒッタイト遺跡はエジプトのような

乾いた砂漠地帯ではなく、高度1000m以上の山岳地帯で風雨に

晒されて風化がかなり進んでいます   このヒッタイトの遺跡を

見る前まではいくつかの文明は大河の畔で生まれたという常識が

くつがえされた思いがした遺跡です

 都城跡の「ハットウシャ遺跡」

 「大神殿跡」

「ライオン門」 

 「礎石だけが残っている遺跡」

こうした大きさの礎石跡が右にも左にも広がっていてこの上に

建物が立っていたかと思うとヒッタイト帝国の凄さが解ります

紀元前18世紀にこうした文明が既に存在していたことを知ると

その頃の日本では縄文時代後期にあたり、鉄器とか石造りの建物

とかにはほど遠く、文明の進み具合の違いに愕然としました!

そんな凄~い 世界遺産の中を羊飼いの一行が

草を食みながら、のんびりと歩んで行きました

            

こうして世界遺産の敷地内で羊が草を食む現在の日常の光景と

気が遠くなるほど昔の紀元前18世紀に栄え滅んだ人類最古と

云われるヒッタイト帝国の姿を想像するとそのギャップに

驚きと凄さを感じ得た遺跡めぐりでした

       

 

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