さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

みちのく四大名刹・中尊寺

2012年09月28日 | 巡拝日記

              

         世界遺産 中尊寺は多くの参拝客で賑わっていました! 

        参道入り口

       参拝客は日本人より外国の人が多く

             参道を道幅いっぱいに広がって騒がしい振る舞いに幻滅!! 

         中尊寺山門  

                慈覚大師、円仁が西暦850年に開山。

                     藤原氏が残した平安仏教美術の宝庫。

    本堂 (中尊寺の根本道場)

       伝教大師 最澄以来、1200年もの間、「不滅の法灯」が内陣で灯っている。

    境内   

          団体客が去った後、静かになった本堂でゆっくりと参拝。

                 鐘楼 

   金色堂

 

    参道から望む平泉の原風景

      北上川に添うように国道4号平泉バイパスには多くの車が行き交い、その手前の

               東北本線の華僑は新しく改修された様子です。  

         それに何よりも嬉しくほっとしたのは田んぼの黄金色に実った稲でした!

                                        

 

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みちのく四大名刹・毛越寺

2012年09月26日 | 巡拝日記

        今年一月、辺り一面が雪で真っ白な風景だった毛越寺に再訪!

            八ヵ月後の東北は 暑っ~い!   

          この日の東北は例年より7~8℃も気温が高かった!      (9月13日撮影) 

    世界文化遺産 毛越寺  

    雪の毛越寺の参拝客は極、極、まばらでしたが・・・・・

                      この日は遠足の小学生たちでいっぱいでした!

    本堂 

    浄土庭園 大泉ケ池

      八ヵ月前は一面、雪に覆われて何処に池があるのか分からなかったが・・・・

          再訪で素晴らしい庭園が認識できました!

       

                      

    藤原氏の二代基衡と三代秀衡によって造営された大泉ケ池は綺麗に修復整備されいて

           平安時代の浄土庭園の素晴らしさを今に残しています。

       常行堂 

           現存のお堂は1732年に再建。

   常行堂の近くの「もみじ」がほんの少~し色づいていました。

    暑い暑い毛越寺でしたがちょっぴり秋の気配も感じられました!!     

                                                         

 

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みちのく四大名刹・山寺(続きの続き)

2012年09月24日 | 巡拝日記

             石段を登りきって・・・・奥ノ院!

   宝珠山 立石寺」の奥ノ院

                   如法堂  

                          山寺の中で最も奥に在る供養寺

        大仏殿

    奥ノ院からの風景

     百丈岩の上にそびえ立つ納経堂と開山堂

                開山堂  

   現在のお堂は江戸時代末期の再建で立石寺を開いた慈覚大師の尊像が納められている。

   そして今も朝夕、食飯と香を供えてお勤めしているそうです。

   開山堂から更に上に狭い階段を登った五大堂という展望台

    ここからの眺めは最高!

    山々と下界が一望できて圧巻する風景の名勝!

    華蔵院の三重塔

     岩をくり抜いた中に三重の塔が組み立てられている。

   修行の岩場

     この岩場は釈迦ケ峰と云い、危険な岩場を通りお釈迦様のもとへ至る行場で

         出世や欲望を持った修行者が多く転落死したと伝えられている。

     

          松尾芭蕉が 

              1689年に門人の河合曽良と訪れて有名な句を残した。

 

               

         10年以上前から一度は来てみたかった山寺。

       実際に来て観て清々しさを実感!   もう一度、行ってみたい!

 

 

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みちのく四大名刹・山寺(続き)

2012年09月22日 | 巡拝日記

       石の階段 1015段を登って頂上の奥ノ院を目指します!

  山門  きれいに整枝された庭木を横に見て山門を通り抜けます。

        山門は鎌倉時代、西暦700年の建立。

    参道の石段脇には句碑や板碑が数多く立ち並び、苔むしていて静寂な空間です!

  石段の参道でいちばん狭い四寸道(約14㎝)  開山をした慈覚大師の足跡を踏んで

   私たちの祖先や子孫も同じ個所を踏んで登ることから親子道、子孫道とも呼ばれている。

    芭蕉せみ塚 (中央立て看板の右上)

      松尾芭蕉が「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」と詠んだ句をしたためた短冊を

      この地に埋めて石の塚を立てたそうです。 

   永年の水、風による浸食で奇岩・怪岩となり樹木の間に見え隠れする景観はすばらしい!

   息を切らせて石段を登って・・・・ふと、見上げると大きな門が・・・・

   仁王門   1848年に再建された欅材の優美な門

    左右の仁王尊像は運慶の弟子たちの作とかで邪心を持つ者への睨みをきかせている!

 

                   

             やっとここで奥ノ院まで半分の道のり・・・・

           足腰の弱さ、ウォーキング不足を思い知らされた。      

             

                                      

 

 

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みちのく四大名刹・山寺

2012年09月20日 | 巡拝日記

    みちのく四大名刹とは

  「山寺の立石寺」・「平泉の毛越寺」・「平泉の中尊寺」・「松島の瑞巌寺」で

  四寺ともに平安時代の九世紀に比叡山、延暦寺の第三代座主であった

  慈覚大師の円仁によって開かれた東北の古刹です。

 「山寺・立石寺」

   山形県山形市の自然の岩山に40余りの堂塔を配した山岳仏教の代表的な霊場。

   納経堂と開山堂

     この光景が観たくて750㌔余りの道程をひた走りました!   

 

        

   山寺の入口   「宝珠山 立石寺」を中心とする山寺は清和天皇の勅許を受けて

                 慈覚大師が西暦860年に開いた。

  根本中堂   国指定の重要文化財

      1356年、初代山形城主の斯波兼頼によって再建。 入母屋造りで五間四面の本堂は

       ブナ材を使用した建物として日本最古とのことです。

    本堂内部

     比叡山から分けた灯明が今日も「不滅の法灯」として約1200年間、

     一度も消えることなく照らし続けていて織田信長の比叡山延暦寺の

     焼き討ちの際にはこの立石寺から逆に灯を分けたそうです。

             布袋尊 

                      本堂前には布袋尊も祀られていた。

   鐘楼

   根本中堂隣りに山岳守護の日枝神社

    登山口

        ここから山門を通って頂上の奥ノ院へ向かいます。

 

 

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