三重県多気郡の古刹を巡ってきました!!
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女人高野 丹生山 神宮寺成就院
通称 「丹生大師」 と呼ばれて地元では親しまれているお寺です!
このお寺はなんと1237年も昔、774年に弘法大師のお師匠さんである
勤操大徳というお方が開山したとのことでした。
そして弘法大師が813年に伊勢神宮を参拝された折に当地を訪れて
師匠の開山を知り、815年に七堂伽藍を建立したと伝えられています。
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仁王門
1713年~1723年の間で建立。
入母屋造り、瓦ぶきの門は雄大な感じがします。
楼門には金剛力士、持国天、多聞天が祀られていて貴重な建造物です。
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大師堂
1684年頃の再建で小丘の頂上に位置した環境はとても
静寂且つ清浄の中にたたずむお堂でした。
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鐘楼
境内の石碑、燈籠、古木から歴史の深さが伺えました。
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本堂(観音堂)
入母屋造りで本瓦葺きの本堂は1673年頃に再建され
重厚さと品位のある風格漂う建物です。
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大師堂を望む外的防護の回廊は白壁造りで落ち着いた感じでした。
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回廊を見降ろすと石段を覆う木々が暑い日差しを遮ってくれていました。
秋の紅葉の頃に再訪して色づくモミジを見てみたいと思いました。
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姿見の池
夏の名残りでしょうか水連の花が可憐に咲き残っていました。
参拝後、ご朱印を頂く折にはお庫裡さんが優しく応対して下さり香り良いお茶を
頂戴しました。 またご住職はお寺の寺歴を丁寧に説明されて日本三観音像の
お話をしてくださり、そのお寺が極、近くに在ると教えてくれました。
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そのお寺は神宮寺のすぐ近くの山の頂上にあって885年伊勢の豪族、飯高氏が
天皇の勅願所として建立されたそうです。 その後、1694年には伊勢神宮に
近いということで 「近長谷寺」 と改称されました。
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丹生山 近長谷寺
山道は車一台がやっと通れるほどの狭くて急勾配な坂道てす。
車止めから徒歩での上り坂は更に更に急勾配となり息を切らしつつ10分程
登った処に本堂があります。
神宮寺のご住職のお話を思い出しながら覗き窓から中を視ると・・・・・・・
日本三観音と伝えられているご本尊の十一面観音像は何と6.6メートルもの
像高があって奈良の長谷寺、鎌倉の長谷寺と同様に巨大な御姿でした。
毎年2月18日の例大祭に終日御開帳されるとのことで、平常は全体像を
見られず、写真撮影も出来ずで残念です!!!
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本堂に掛かる扁額 (1644年の作)
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木々に囲まれた梵鐘 (1648年の作)
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奈良と鎌倉の長谷寺は両方ともに参拝し、巨大観音像も仰ぎ見ているので
来年のご開帳に合わせて山道を喘ぎつつ再参拝してみたくなりました。