黄昏オーディオ

ちょっとだけオーディオ。

アナログ調整

2006-02-26 21:10:24 | オーディオ(アナログ)

LP再生装置の先端部分の能力を、発揮しきれていないのではないかという疑惑に基づいて、アナログラックの大捜索?。ラック分解して耐震構造?疑惑が無いか再検討。
一段ごとに慎重に水平、ガタツキが無いか確認しながら再構築。
さて、パスXOnoはフォノイコの本体部分と電源部分を繋ぐD-sub25ピンのケーブルが2mとやたら長いんです。ノイズ対策に白いものを巻きながら…。これはやはり本体と離せという指示かと思い立ち、棚板一段分だけ離してみました。変わりにターンテーブルの電源部分が一段低くなったので、スイッチの入り切りにいつもより余計にかがまなくてはいけなくなりました。
ターンテーブルのベースはとことん?ソリッドインシュレーターを基本としているので、振動の発生しそうな電源部分には逆にフローティングインシュレーターを充ててみたり、フォノイコ本体のインシュレーターをとりあえず外してみたり…。
カートリッジの消磁をしてみたり、掃除してみたり、針圧を2.2から2.5にしてみたり…。
ずいぶん良くなった気がしますが…。まだまだイケルはずだ。まだまだ…。

音のパースペクティブ

2006-02-26 09:57:31 | オフ会(アウェイ)

綺麗なお姉さんの写真で有名なリニアさん宅に伺ってきました。もうじき、関西住人になるカツさんも合流。サイトを立ちあげて最初に伺ったオフ会がリニアさん(旧プチ*さん)ところでした。エポカルのパラメトリックイコライザーとか箱付きケーブルとかカートリッジとかわが家の機材は、かなり影響を受けています。
久しぶり(2年ぶりぐらいだろうか)の室内はレイアウトこそ変わってませんが、簾に囲まれたり、円柱のタワーがスピーカー背面のコナーのそびえていたり、随分と変わりしています。
一方、部屋の隅に目をやると、なにげに高級アクセサリーが様々な対策に活用されています。以前は携帯の充電機置きになっていたシャクティーストーンは雑誌が直接床に触れないように?雑誌の下におかれ…。オーディオリプラスの分厚いコンセントプレイトは部屋の方隅で床の振動の対策のため床に設置されて…。ラックの裏にはノイズ対策なのか、どこにもつながっていないMITの電源ケーブル…。さすがアクセサリーの申し子、使い方が独創的です…。機器もスーピーカーとプリアンプ、パラメ、ターンテーブルを除く全てが入れ替わってます。機器詳細は、リニアさんのサイトを参照ください。
音の感じは、奥行き方向に広大なサウンドステージが展開します。縦使いのレイアウトのためか左右の広がりは広い方ではないかも知れませんが、視聴ポイントから奥行き方向に自然に広がっていくサウンドパースペクティブは壮観です。SACDだと更に上への広がりが増しますね。CDとSACDを無理に一緒のシステムにしなくてもイイなあ。なんて冷静に音楽を楽しんで聞いていたのはここまで。
で、最後にアナログを聴かせていただきました。
んが、…。んんごっくイイ。芯が凛と立った感じで、適度な熱さ。ぐっと前に押し出てくる感覚。
わが家とカートリッジが同じだけに、悔しいぐらい…というか悔しすぎます。
以前、ルーツサウンド主催のイベントでGoldmund社主宰ミシェル レパションにどうしてフォノイコは作るのにターンテーブルは作らないのかと質問したら『ほとんどの人は既にゴールドムンドの立派なターンテーブルか、或いは、そうでないターンテーブルを持っている』みたいに答えていた…。やはりGoldmundの立派なターンテーブルの威力なのか…でも、いや、まだまだわが家も追い込めるはずだぞ…。