ブログに書けないこと・書いておきたいこと

当初は猫自慢で始まったブログ。
だんだん、家内のいろいろ、自分のいろいろ思ったことを全部だんだん晒し始めた。
いろんな悩みは書くことで、自分の気持ちがまとまる。
方向性が見えてくる。
吐露することで気持ちも軽くなる。
ブログの効用は図りしれなかった。
画して、飽きもせず毎日、毎日書き綴ってしまう習慣ができた。

ブログは日記であって日記でない。
ＰＣを開けっ放しで出勤した日に、
ふらっと帰ってきて何の気なしに目にした息子に当然のこと、バレた。
息子のブログ登場回数が一番多かった。

自分の事を晒すな！

と、激怒され、私は閉鎖を口にした。
猫のこともいっぱい書いている。写真もある。
自分の記事だけ消してもらえば継続して構わないと、息子からお許しを得た。
得たが方向性は変わった。
続けたところで…と一旦思った。

後、書けない事がある。
仕事で知りえた利用者さん情報。
はっきり言ってこれは各家庭、一編のドラマか小説になるくらい重い。
「家政婦はみた」というＴＶドラマがあるが
病・老・死にまつまる介護を巡る人間模様は千差万別。また悩みも深い。
ウィークデイはほとんど書かないコレが頭を占めている。
守秘義務を犯せば、犯罪。

一度、自分史を書こうとした。
とある自分史文学賞へ応募しようとしたのだ。
書けなかった。
自分史には他人が登場する。
我が事を書くに他人との絡みがなくてはどうにならない。
美しい人間関係だけではない。
人に迷惑が及ぶ恐れが心配され、
それを気にして書いたところで本当からは遠くなる。

思えばそういうことを抜きにして、やっぱりブログを書いている。
自分のために。
たぶん、そう。

そして一人シタタメル日記であれば、ここまで続かない。
人目に晒しているという緊張感が、
だらだらと何が書きたいか謎のまま書かせてゆく。

当初は、無邪気にここを知り人に教えてしまったていたので、
これで、安否確認をしてくれる友も居る。
書かないと心配されてしまうとセッセと書く。

そして不思議な現象だと思うけれど、
陽だまりのねごとへアクセスして下さる出会った事もない危篤な方へ、
なぜか何か答えなくてはと言うおかしな思いが背中を押す。
記事更新しないと「ごめんね」と言う気持ちになる。
そしてアクセスが増えるとうれしく、減るとなぜか寂しい。

何かあると、おっ！ブログネタと思う今日この頃
この頃　ワタ～シ　ヘンよ～（山口さんちのツトム君のメロディ）

だんだんブログが私の分身化してきている。

お越しの皆さま、
つたない内容もないブログへおいでくださいまして、ありがとうございます





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