陽だまりのねごと

♪〜思いつきひらめき直感〜ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご〜♪

三月の招待状  角田 光代

2010-02-10 07:17:05 | 
三月の招待状
角田 光代
集英社

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34歳の大学の同級生5人が登場してくる。
離婚式から始まり、次の年5月の結婚式で終わる。
どっちの式に参列しているのもほぼ同じ面子。
五人とももしかして角田さんの周りの誰かなんじゃないか?と
思ってしまう生活感というか世間の固定概念から外れた人物ばかり。
男2人に女3人。
1人の風来坊的男に女2人が恋をしている。
学生時代に作家として本も出したが鳴かず飛ばず。
現在バックッパッカーだったりフリーターだったり。
ライターをしている一人の女が
恋のケジメに挙げる結婚式で、この男が自作の詩を読みあげるところで終わっている。
この詩はどんな詩なのか?なんで割愛してしまったのか?
余韻とか読者に想像させるとか言うより作者も書きようがなかったんじゃないの?
と、あらぬ想像をしてしまう。
結婚という形態から一番遠い所に居る風来坊が作った結婚に際してのお祝い?の詩。
なくてもあっても良かったか?

平凡でいた専業主婦が夫のクレジットカードを使って3ヶ月の家出。
沖縄、広島、京都、実家の長野、最後は都内のウィークリーマンション。
働こうという意志がないまま離婚届だけは夫に送っている。
3ヶ月の間に『暇』という事を考察している。
確かに人に等しく与えられているのは、何もしないでもいい空白の暇時間かもしれない。

角田小説に出る人物は『お金はある人が出す』暗黙の了解がある。
そこに出す方も出してもらう方も痛痒がない。
ほとんどの人は空白の与えら得た時間を、食べるため生きるために稼ぐことで埋めてている。
稼ぐことが人生の目的でないと言う同じ価値観の人々が角田さんの周りに集まっているよう。
稼がない人と、しっかり人の分まで払える人のバランスが良いので成り立っている関係とも言える。
その辺りが私小説めいている。

金稼ぐが人生も目的ではないけれど、
あくせく働いているウチに、
何もしないでいい空白の時間に耐えがたい自分にいつの間にかなっている。

私は明日から営業日5日出勤停止のコンプライアンス休暇へ入る。
たった5日の休みが祝日入りで8日間になる。
空白が怖いわけではないが、せっせとすでに予定を書き出している。
役所の各種手続き、行きたくても行けなかった大したことないが気になる病院受診と、
平日でないと出来ない事がいっぱいで、むなしい休暇の使い方となる。
空白の考察には、何にもしない誰にも煩わされない3ヶ月間は必須かもしれない。

34歳の男と女の関係に子供を生み育てる視点がない。
ないから醸し出される世界観のようにも思う。
根なし草で生きることを子供はしっかりと地面に結わえつけてくれる。
縦横無尽に自分を縛る関係まで構築され身動きが取れなくもなる。

そう感じるのも、
また中年のおばさんの神話であるのかもしれない。
私より少し上世代の子供たち、団塊ジュニアの子育て感はまた違うやもしれず。

そんなこんな言いながら角田光代を休暇中にもっと読みそうな予感。

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春めいて

2010-02-09 19:43:55 | つれづれ
朝から寒くなかった。
夏にはキンキンに冷房を利かす暑がりさんはエアコンを切って窓を開けて仕事をしていた。
体感温度の差は致し方ない。
窓を開けられても、さぶぅ〜と言う程ではなかったから、2月にしてはあったかかったらしい。

夕焼けの色まで春っぽかった。
夕方の郵便受けへ某川柳会へは投稿した選句結果が届いていた。
題は『色』

   キャスターの言葉で色が付くニュース

春めいた色の句からは程遠い稚句が載っていた
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モコ 生後10ヶ月

2010-02-08 23:09:29 | ねこ
5月に拾った時生後3週間くらいと言われたから、たぶん4月生まれ。
今、10ヶ月と言うことになる。
獣医さんから
「さかったら避妊にいらっしゃい」と言われているけれど、未だその兆候なし。
少し眠っている時間が増えたけれど、元気スイッチが入ったらもうカメラには収まらない。
全部手ブレ
猫の習性で高いとこが大好き。タンスの天辺で大いばり。
 
母はどうやって降りるのか心配して見てたけど、ぴょんと飛び降りた。さすがにゃんこ。

初代にゃんこたちがボロボロにした襖をとっぱらった後の和紙のブラインド。
すでに大穴があっちこっち。モコの体重は3.5キロ。
モコたんや〜出来たら登らないで欲しいわ
そうそう〜登り降りはキャットツリーでね。ツリーと比べると随分大きくなったねぇ〜
 



お手ができるってワケないかかくれんぼ大好き。
隠れていると強気。猫パンチやらちょっかいおててがやってくる
遊んだ後はやっぱりねんね
 
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陶雛展の猫

2010-02-08 07:38:05 | ねこ
陶器のお雛様展へ出かけた。猫みっけ。
窯元のにゃんこはお客さん慣れしていた。
 

春らしいお茶のサービスを受けるため
にゃんちゃんはおざぶから私の膝に移ってもらった。
歳を聞いたら14歳とのこと。さすがご老体。
膝ですぐに目を閉じて寝てしまった。
同行者が陶雛を見て回っている間、
動こうともしないし、寝ているのを起こすのも悪い気がして
ずっと抱っこさせてもらっていた。

陶器のお雛様は我が家ではモコに壊されたので、もう飾れない。
陶器に囲まれて壊したりしない、このにゃんちゃんはおりこうさんだ。
モコに落ち着きが出るのはずっと先だねぇ〜

あら?お雛様の写真は撮らずに帰ったわ

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おにぃちゃんの胴着

2010-02-06 21:34:52 | Weblog
おにぃちゃんの匂い
安心するにゃ〜あ

ねむねむ
にゃむにゃむ…
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いじめの時間

2010-02-06 06:55:17 | 
いじめの時間
江國 香織,角田 光代,稲葉 真弓,野中 柊,湯本 香樹実,大岡 玲,柳 美里
朝日新聞社

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50年代60年代生まれの女性作家7人のいじめがテーマの短編集。
読み進んでだんだん気分が悪くなってきた。
いじめのターゲットは弱い方へ弱い方へと向かう。
小説の場所設定は学校だった。
ひとつだけ大岡玲の「亀をいじめる」は大人である父親が主人公だった。
人より弱い、しかもわざわざペットとして飼っている動物虐待の描写はむかつきを覚えた。
二編目のこれに出会った時点でこんな本を手にしてしまった事を後悔しはじめた。

出版は10年以上前。ちょうどいじめ自殺が問題になった頃か?
決して過去の学校模様と読み捨てられない。
今も誰かがいじめられている事実。臭い物の蓋を開けてしまった気分。
学校だけでなく大人の集団にも存在するが、逃げ場があるだけ学校ほど悲惨にならないだけかも。
パワハラも窓際もある意味、いじめの変形だろう。

七人の描いた架空の話の色調がなぜか似通っている。
明るくポップに語れないテーマなのだ。
最後の稲葉真由美「かかしの旅」だけは
学校から家から脱出して自分再生の旅に出ることで希望の光が射している。
前6編が「小説TRIPPER1996年冬号」掲載なのに対して
「かかし…」はこの本のための書き下ろし。
もしかすると、読者が気分下降のままで終わらないための編集者のおまけかも?

いじめている側の屈折と
存在否定受けて壊れて行く側と
人は人によって作用されるなんとひ弱な存在だろうか?

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バックinバック

2010-02-05 05:33:52 | Weblog
ぷ〜らかぷ〜らか
仕事帰りに
無印で
便利グッズみっけ。

仕事の日、休みの日と
バックを取り替える度に
中味の入れ替えをして
休日明けには必ず忘れ物ある。

休憩時間の買い出し、食事には
最小限の持ち物だけで
でっかい仕事バックは持ちたくない。

ポケットが外に内にいっぱいあって
バックの中に
もう一つバックがある。

持ち手がどちらにも付いているから、
ちょっとスーパー、コンビニへ寄り道の時は
重たいバックは車に置いて、貴重品だけちょいちょいと持ってゆけばいい。

携帯品をひとまとめにして
バックからバックへ移動も簡単。
表地も裏地も両面とも滑りが良くて取り出し易い。
整理整頓も楽になりそう。

『持ち歩ける整理ポーチ(インナーケース付き)』
お値段は1800円

しかし、なんでこう持ち歩く物が多いんだろう?
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因習にリベラル化粧のり悪い

2010-02-04 07:28:33 | Weblog
朝青龍の暴行は示談でうやむや。
貴乃花へ投票した人は徹底的に洗い出す。
外へ身内の恥は隠し、内部では徹底した上意下達。
民主的な風采だけ外部向けに取る。

ちょっと古い体質の会社はそんな感じなのか?
ウチの職場はまさに相撲協会もどき。
ぼんやり主婦から最初に就いたとこは結構本音や意見が言えていた。
流れ流れてここへ辿り着き、早や一年。
やっと、そのあたり気がついた。

人事課からアンケート用紙が配られた。

   自分が職場に満足しているか?不満があるか?
   上司に対してどう思っているか?

ばっちり記名。

だれが
  上司は年中おサボりで、肝心の仕事が詰んでくるとヒステリックになる。
  自分に甘く他人に厳しい人。
  人の好き嫌いがあって、悪口コミュニケーションを吹きかける。
  もしそれに乗らないと自分がターゲットになり
  さらに、上司に悪口を進言されると
どうしてホントのことが書けるでしょう〜♪

最後にお悩みの方はカウンセリング希望に○をつける箇所もあった。
誰が○するのかな?とそこも空欄にしておく。

波風立てず自分の持ち場をしっかり固めるのみ。
NHKラジオで土曜日の午後、『ぼやき川柳』で聞いたうろ覚えの句。

     何事も言わないで無事定年だ

世のお父さんごくろうさん。
のほほん主婦で過ごさせてくれていた亡夫の苦労の端っこがぼちぼち分かる今日この頃。

ついでながら
民主党もなんだか風通し悪そう。
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ヘアスプレー

2010-02-03 06:01:45 | 映画(DVD)
ヘアスプレー [DVD]

紀伊國屋書店

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黒人、中国人、デブ
すべての差別に反対と言う科白があった。

やせることばかりがもてはやされ、
太っていると自己管理が足らない自制心のない人みたいな人格否定にまで及びがち。
禿げていること、歳を取っていることetc。
差別は日常のあちこちに知らず知らずにある。

黒人大統領の今のアメリカでなく、60年代が舞台。
今より親の権利が強かったり、ちょっとモラルの基盤に古き良きが垣間見えた。
そう言えば、
日本においても古き良き時代に家柄とか細かな差別も一緒に生きていたように感じる。

モデルの痩せすぎやウエストを異常に細くした写真修正が話題になった。
若い女性の無理なダイエットは先での骨粗鬆症の危険と背中合わせでもある。
中年期の女性もしかり。


人の批難的な眼差しは人を委縮させるに充分。

    私は私でいいんだわ

人の目線や干渉を跳ね返す強さが
その人自身を明るくいきいきと魅力的にみせる。
娘に刺激されて母親まで’デブだから’と引っ込み思案だったことから解放された。
『何キロあったって愛する』ハンサムボーイと
細くて美人を押しのけて恋も成就するハッピーエンド。

堂々のデブ賛歌が軽やかな60年代ダンスにのって、わぁ〜楽しい。
当時のファッションと明るい色調もいい。

もろもろあれこれ一時忘れて、気分かろやか〜♪



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失言と言う本音

2010-02-02 21:12:15 | Weblog
「A少年じゃないけど切り刻んだ」民営化批判で亀井氏(朝日新聞) - goo ニュース

例えが悪すぎ。古すぎ。
さて、次の失言は何かな?と、ついつい期待してしまう。

   首が飛ぶ失言語録みな本音
 
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『もっと塩味を! 』 『グラビアの夜』 林 真理子

2010-02-01 21:09:38 | 
もっと塩味を!―Plus de sel,s’il vous plait!
林 真理子
中央公論新社

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グラビアの夜
林 真理子
集英社

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食べ物の話と芸能界の話。
いかにも林真理子らしい小説。
いつもこの人の意地悪目線は好きだけど、どことなしワタクシはワンランク上人間目線が気にいらない。
『…塩味』の方はどうやら実在の人物があるらしい。
一般庶民にはお呼びのない三つ星の店。
卒業大学で人をランクづけするのが彼女の常套手段だけれども、
食べる事にも分かりやすい冠が要るらしい。
『グラビア…』もまた編集部員を文芸担当がワンランク上でグラビア担当がどん尻と
分かりやすいレベル分け価値観がメインテーマ。

くだらないと思いつつ、休日のこたつの友にはなった。
林真理子の筆致はものすごく読みやすい。
内容に必ずステレオタイプの区分わけが入っていて分かりやすい。

図書館にあったので暇つぶしについ手が出た。
文句を言うなら読まなきゃいいのに、読んだ事のない本を見つけるときっと次も借りてくる。
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長妻さんの介護体験

2010-02-01 20:30:33 | Weblog
長妻が1月30日、東京都立川市で在宅介護の現場などを視察したそうな。
家事はしたことがないとの前置きと、
笑顔も出ない掃除機かけやら車いすを押す姿やら
エプロン姿もほほえましかった。

いつもは慣れたヘルパーさんだけなのに
大勢の報道陣に囲まれて、
カメラまで向けられていた利用者さんがちょっと気の毒でもあった。
長妻さんを受け入れる素地のある人選が先にしてあったかもね。

この体験がパフォーマンスでなく、しっかり制度改革に生かされますように。
介護保険は改正の度に使い勝手が悪くなり、複雑になってきている。
せっかく政権が変わったんだから、以前と同じ金まみれの話より
どう変革するのか、そっちの方をしっかり詰めてもらいたいと思う。
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【二本の木】 互いのがんを支え合い共に生きた夫婦の愛の日々 

2010-01-31 06:10:28 | 終末医療
夕暮れの無音の家に見るとはなしテレビを点けた。
スイッチを入れると煩くないお決まりのNHK。
竹下景子と片岡仁左衛門の二人で朗読をしていた。
「聖路加病院緩和ケア病棟」の言葉に惹かれて座り込んで見始めた。
亡夫の最後もまた地方にある緩和ケア病棟だったのだ。

癌の闘病記を朗読しているものだった。
私は闘病記が好きでない。
思い出すことが多すぎるし死で完結するからだ。
帰らぬ人を思い出させる余計なツールは避けるに限る。

それでも目が離せなくなり、話にのめり込んでいった。
単なるドラマ仕立てやビデオでなく朗読だったことが集中させてしまった。
妻と夫が綴った日記の朗読だった。

   聖路加から帰りたい家で暮らしたい。
   もう一度二人で暮らしたい。

想いを叶えるべく家の改修をして帰宅する。
住宅改修の方法、介護の方法など職業意識からも集中して見る。
末期がんの人も今は介護保険の適用になっている。九年前の夫の時はなかった。
家で過ごすため必要な品は死が分かっているだけに当の夫が高額な物を嫌った。
一番物入りな大学生二人を残しての逝く自分に使うお金を惜しんだのだ。
ここでは電動ベッドと天井から床へ支えの手すりがレンタルされ帰宅を待っていた。
訪問ヘルパーが来るケアマネージャが話に来る…
明確なサービス内容まで話になかったが、介護保険がしっかり利用されている。
社会保障は一歩一歩整ってきてはいるのだ。

やがて介護する夫に疲れが出てくる。
介護ストレスからか胃がんが見つかる。
お互いにお互いを双方で辛そうと思いやる言葉に朗読している二人の声が震え、涙がこぼれる。

やがて治してくれない医療に見切りをつけて代替民間療法やら『末期がんが消えた』という話を漁る。
我が家でもとことんやった。
代替治療のために聖路加から土佐清水のに移る。
お孫さんが尋ねて来るシーンには写真や息子さんが撮られたビデオが使われた。

脳に転移。
ガンマナイフ治療…
自宅での生活をいよいよあきらめて、聖路加へUターン。
最後の日の家族で囲むごちそうが肉魚なしの野菜ちゃんこ。
生きたい治りたい思いが『肉魚なし』に込められている。

最後の最後の眠ってしまう、もう意志が表わせなくしてしまう状態へと移行させる決定は
患者本人の意志が明確な時にされた。
本人が「痛いからもういい」と懇願してなされた。

亡夫の場合、医師から聞かれた私がした。
夫は前夜混迷状態で、癌の痛みが取ってあるので、動かない足を忘れて上半身で暴れた。
自分の置かれている状況が判断できなくなっていていたのだ。
肝臓を冒されて…脳まで…あまりにむごい一夜だった。
翌朝、薬で眠っている夫からもう覚醒する薬を中止することを医師に促された。
半身で起きて立とうと暴れる事を奪う決定を私がした。本人はどう思っていたのか?
その時間もわずか数日のことではあったろうけれど、いつまでもちくんと胸を刺す。

緩和ケアにおいても医療という人為的なものが作用しなければいけない。
進化してしまった人間の哀しみを感じる。

最後まで聞こえると言う耳に

   明るいほうに進んでゆきなさい!
   輝く光の方に行くんだよ

半年後に看病していた夫も癌で亡くなったところで話は終わった。
妻の介護や病状進行についてが主で、この夫の病について詳しい話は割愛されていた。
夫婦で骨を混ぜてりんごの木の元へ撒いてもらうとか。
いい話だった。いい夫婦の話は沁みる。

9年も長らえている私。
あの時一緒に死んだ気がしたが、現実はままならない。
子たちも巣立ち、とうとう正真正銘ひとり。4人で暮らして居た家はスースーする。
夫が治りたい一心で始めた玄米食を、今度は私の健康維持のために復活した。
たった玄米1合でも多い。

昨日の新聞やネットで確認すると
放送は9日の再放送。
NHKの元ディレクター小沢爽さん千緒さんの死後、
近しい人に配られた自費出版から掘り起こされた番組だそう。
朗読や家族写真、ビデオ、残された病棟日記を映すなどの構成が、
真実がより真実味を帯びて感じられたように思う。

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人の痛み

2010-01-30 16:13:22 | Weblog
骨粗鬆症の検査は元の病院に戻った。
検査は尿と血液の採取して行われる。
結果は10日後に分かる。


昨日のこと
利用者さん宅で訪問看護さんの採血シーンに遭遇している。

実際、体に痛い痛いの多い方で、
主治医から頼まれた採血は
本人にはイヤなこと以外の何物でもない。

ナースが
『少しチクッとしますよ。』

お体がしっかりしないので、
たまたま居合わせた私が支えた。

『少しがまんしてくださいね。すぐ終わりますよ。』

なんて私は昨日言った。

針が血管までブスッといくのだから痛くない訳がない。
血が注射器に吸い上げられる間も
何もいえない気持ち悪さ。
終わったらホッとした。

昨日の『大丈夫』は他人事だったと
抜かれた少々暗い血の色をみながら思った。

あの方の方が抜かれる量も多くて時間は長かった。
ガラス越しの血の色は私のより濃かった。
流れる血の色も十人十色か?


今日も散歩する。
骨太に成れますように、お日様にあたる。

梅がもう咲いていた。風はまだ冷たい。
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厚労省発表の平均給与高すぎない?

2010-01-30 01:02:28 | 介護の仕事
厚労省は1月25日、
第3回社会保障審議会介護給付費分科会調査実施委員会で発表された平均給与を見てそんなにどこがもらっているの?
と、言う感想は私だけだろうか?
2009年9月の平均給与は

  介護職員(訪問ヘルパーを含む)199,854円
  リハビリ               273,715円
  看護師               306,511円
  ケアマネ              315,006円


発表されたデータは今後の分析を行うための一次的な集計で、
2009年12月末までに介護事業所・施設約5,000から回収された調査票にもとづいたもの。
ケアマネは3,873人から回収した結果だそう。
4月に介護報酬を上げたものが給与にどう反映されたか調べたら、
8000〜9000円上がっているという結果も出ていた。

ちなみに私の給与は2009年4月からびた一文上がっておりましぇん。
過去4回転職しましたが、30万を超える給与はどこでも貰っておりましぇん。
ちなみに一番多いらしいケアマネであるらし私の給与は介護職員さんと同じ(涙)

このデータはどういう選び方をされた事業所や施設なんだろう?
私の周りでもれ聞く給与額やハローワークの求人で見る金額と相当違うんだけど、
もしかして、私の住んでいる辺りだけ極貧地域?

私の給与がどうこうと言うより、
議論の基になる金額が違いすぎってのはチト気になる。


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