陽だまりのねごと

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るりがくえんでも虐待

2005-10-05 06:38:15 | Weblog
朝刊を見て唖然とした。
”うべくるみがくえん”と山口市の”るりがくえん”は
100キロと離れていない箇所の知的障害者施設。

  入所者の服を破ったから
  同じ痛みを分からせるためと
  自ら自分の服を破らせて二日間下着で過ごさせた。

  暴れたから止めるために
  職員が殴って前歯を折った。



上記2項について保護者に謝罪をしたとの記事が出ていた。
入所者の荒廃ぶりが垣間見える。
職員の暴力支配が日常的だったのではないだろうか?

その事から新しい事実が出てきた。

この施設の記録映画『るりがくえん物語』(02.3発売)には

なんと施設長が仮入所者の自閉症者に
両手を拘束してビンタをしているシーン

が入っていた事が発覚した。
殴られている自閉症者は親への暴力があったと説明があった。

目には目を、みたいな方法の何処に療育が見えるのか?
園長には正しい療育の観念が根強い感じを受ける。
かつての戸塚ヨットスクールを彷彿とさせる。

ポロポロ出て来る事実。
福祉土壌の育たない地域なのだろうか?
たまたま重なったのか?

閉鎖空間の不気味さを感じる。
みんながする事で感覚麻痺で出来上がるの職員気質がコワイ。
表に出て来た事実はどちらの園についても
氷山の一角の様な気がしてしかたがない。

さらに気にかかる事がある。
人間関係のつき難い自閉症者は虐待が日常化した時、
一番のターゲットされやすくはないだろうか?
戸塚ヨットスクールの犠牲者の多くは自閉症児だったと聞く。
当時、知的障害のない発達障害は、

 わがまま
 親のしつけが悪い

とされていたのだ。
この園長はこの時代から頭の切り替わりはされなかったらしい。
今、現時点でもこの施設は
福祉施設としてハンディを持った人たちが暮されているのだ。

謝罪の後は
この気質は改善がされたと信じたい。

*事件の把握にあやまりがあり一部訂正しました(10・6)

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