漢方小説中島 たい子集英社このアイテムの詳細を見る |
表紙の普段着のあまり若くないとおぼしき女性が突っ立っている後ろに
さわやかな感じでいかにも効きそうな漢方薬原材料図鑑っぽいイラストが
おもしろそうな雰囲気を醸し出して、図書館でチョイス。
中島たい子ってはじめてだなどと思って、略歴など見るとあらら読んでいいる。
建てていい?
↑
自分の書いた記事など読み返して記憶喪失を補う。
記憶がヤバい分読んだぞ!っとここに書き落とすことは私にとってものすごく重要な習慣になってきたわ。
なんだか分からない理由でいきなり体が一時ロデオマシーン化して震えだし
救急車搬送された頃にはすっかり落ち着いていおり、
吐き気がして固形物も食べられない不調感があるのに、
「どこも悪くない」と診断され、傷付きながら病気と分かってくれる医者を渡り歩き
5人目で頼りなくも感じるけれど好みのタイプの若い漢方医に出会い、
はじめて悪い箇所をみつけてもらい、漢方薬でじわじわ治っていく話。
自分でもしっかり東洋医学や漢方薬を調べる過程や
自分を取り巻くちょっと世間からズレている人たちのからみが面白い。
全体にふわ~と力の抜けた世界で、漢方薬のアロマ風な香りまで感じて良い気分で読み終わる。
東洋医学のここの説明によると
七情と五臓とか解説はいまひとつとんちんかんだけど
気持ちの在り方と病気が直結していたり、
病名はあなただけの体だから必要ないとか、
症状は消えても根本が治っていない間は本治でないとか
全体になにか曖昧なところが逆に良い感じ。
人を見ないで、
壊れている部分のまずデータを集めて病名を見つけて
それから治療。必要とあればキッタハッタで治す今の病院。
聴診器持たずに医者はマウス持ち
↑
知人の句だけど、どこかなにか安心信頼できない今日この頃。
漢方って聞くだけで良さそうな気がするのはそんなところか?
普通の病院でも医師によっては漢方薬が併用で処方されることも増えた。
そう言えば、花粉症でもらった漢方薬は確かによく効いたわ~
記憶が良くなる漢方はないかしらん?
あっ、また小説から激しくズレた感想で^^;
そうそう天然にズレた主人公の母親。ちょっとお友達になりたい人だった。
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