花桃実桃 | |
クリエーター情報なし | |
中央公論新社 |
直木賞受賞後に出版された小説。
アラフォー独身。父親の残した古い墓場隣のアパートの管理人になった女性の一年間のお話。
しっかり結婚願望も消えていない。
住人は一癖も二癖もあり、恋未満の動きもあり、ストーリー自体は淡々と日常が流れてゆく感じ。
そして大きな盛り上がりもないまま終わる。
ちょっと難解な英訳百人一首やことわざが出てくる。
小説に奇妙な味が出ている。
アパートの古さにマッチしていると言えば言えるか?
題名は花だけで実のならない花桃と実を結ぶ桃が
主人公が相続したアパートの名は『花桃館』。
アパートに花桃が植えてある。亡き父の愛人もそこに住んでいた。
何をもって人生の結実と言うのか?
主人公は人生の岐路を何かの気の迷いや弾みで選択しては、あっちが良かったかな?と後でいろいろ考える。
どっちへ転んでもまぁ~そう甘くない人生。
主人公はけっこう現時点が気に入っていて、未来に若干明るい兆しの推測ができるかな?
と、曖昧模糊でお話はおしまい。
若干明るい兆しは大事かな?と思う。
一日置きに眠れない夜ややってきて、思えば眠れる薬が切れたままだったというのは
少々現時点で前方に明るさがない。
一生懸命に鼓舞しようとするが、飛べないアヒルがばたついているような?
今日、内科でリーゼをもらってこよう。以前貰っていたマイスリーに変えてもらおうか?
ちゃんとメンタルへルス系を受診した方が良いんだろうけど時間がない。
ところで、この図書館の本にはたぶん私の前に借りたのものらしい貸出票が挿んであった。
この小説の他にあと三冊借りている。
二週間で四冊借りる人は私と同じく結構な活字中毒かと?
ひとり登山へようこそ!-女子のための登山入門 | |
クリエーター情報なし | |
平凡社 |
女性であるらし。登山が好き。だけど群れて登りたくない。自信がないけどちょっと気になるひとり登山。
なんだか私に似ている…
八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫) | |
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角川春樹事務所 |
花散らしの雨 みをつくし料理帖 | |
クリエーター情報なし | |
角川春樹事務所 |
高田郁?知らない。時代小説らしい。年齢は私より高いかな?
こいうのを調べる私、そうとう暇人?悪趣味?
同じ本を手にした人ってどんな人かな?と人の心模様を想像するのはちょっと楽しい^^;
さて、姑に入所の可能性が出てきた。早ければ今月中に入所枠が空くと昨夕連絡があった。
今日、ケアハウスへ面接に連れてゆく。
それから決めてもらう。
本人には今日言う。
順番を待っているうちになんとか生活を維持させようと介護サービスフル利用した結果、
食生活の改善がされ、体がしっかりしてきたのか転倒が減った。
もう少しこのまま自宅で大丈夫な雰囲気があるにはある。
91歳。慣れ親しんだ我が家に最後まで居たかろうとは思うが、この先独居安全の確証がないのはない。
このチャンスを逃したら…いつまた空きが巡ってくるか…いずれにしても結論を出さねば。
小説の結びに、
今後どうなるかも未来形。すなわち、仮定と推測のうちにしか語れない。
酒も人生も、馬鹿みたいに甘くはないのだから。
さてこの岐路、どう選択する?
しかし、中高年の岐路は色っぽい話からは遠い。まことに現実的だわ~
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本の嗜好がとても似ていて
好感したので。
登山だけは未開拓です。。。
これからもチェックするので
面白い本、教えてください。
花桃…
ヘビロテの図書館も
予約の人が結構いましたw
期限関係なく
直ぐに読んでしまいましたが。。。
ようこそ。
そうですか嗜好が似ていますか(*^_^*)
ここは記憶がなくなるので、読んだ本を置いております。
図書館で何度もおんなじ本を借りて…
しかも1/3くらい読んで、
あら?読んだことある!
と、いう感じなものですから^^;
どうぞ、よろしく