今週末は事業所の緊急転送ケータイを持たされている。
苗物を抱えて車まで来た時にこのケータイが鳴った。
すぐに出せるように今日はエプロンドレス。ポッケに手を入れて即応対。
電話の主はこう言った。
「あのぅ～ワタクシ、○○医院でこざいます。」
確かショートステイもデイサービスもやっている病院だ。
今利用中の誰かに何かあったかと構えたら、
「明日から開業します○○施設のことについて、ちょっとお伺いしたのですが？」
病院の隣に有料老人ホームだったか？増設されていたアレがオープンってことかと察しがついた。
「本日は業務をしていませんが？」
「ワタクシ、▽×事業所まで来ていまして、お宅をついでに回って帰ろうと思いますが、
どなたか分る方はいらっしゃいませんの？」
ウチの事業所の近所まで来ているからついでに寄りたいという。
なんかあつかましい。
『ついで』にされた我が事業所に失礼という感覚は持ちあわせていない。
「あんたなんかの使いでなくしっかりした人はいないのか？」という私に対しての失礼にもお気づきでない。
「今日は、事務所は閉まっていて、誰もおりません。」
と、申し上げたら
「う～～ん…」
私にどうせいちゅうねん？
「明日オープンでいらっしゃいますか？おめでとうございます。
ご案内があったと申し伝えます。
後日、見学させていただけたらと思いますが？その節はよろしくお願いします。」
どっちが営業？？？
大体、土曜にケアマネが出ているところは少ない。あってもデイサービス併設で当番だけだったりする。
そういう事情も自分ちのケアマネを土曜出勤させているからお気づきないご様子。
そんなんで営業に回っている気とはおそれい入る。
きっと、
『昨日までワタクシはオープンの準備で忙しかったんでございますのよ』
と、おっしゃるんでございましょう～ハァ～
片手にやっと見つけた
ローマンカモミールの苗を下げて、どっと疲れた
自分の名は最後まで名乗られなかったが、上から目線とワタクシ中心は間違いない。
医院長夫人の介護業界参入が多いが、たいてい職員の定着が悪い原因はこの辺りか？
