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陽だまりのねごと

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裏の裏に障害者自立支援法施行

2009-06-17 05:09:02 | Weblog
村木容疑者、割引承認を直接依頼=日本郵便幹部に電話-証明書日付も変更・郵便不正(時事通信) - goo ニュース

偽証明書、国会議員が目前で口添え電話…凛の会元会長供述(読売新聞) - goo ニュース

むちゃくちゃ腹が立っている。

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障害者自立支援法

障害者の地域生活と就労を進め、自立を支援する観点から、障害者基本法の基本的理念にのっとり、これまで障害種別ごとに異なる法律に基づいて自立支援の観点から提供されてきた福祉サービス、公費負担医療等について、共通の制度の下で一元的に提供する仕組みを創設することとし、自立支援給付の対象者、内容、手続き等、地域生活支援事業、サービスの整備のための計画の作成、費用の負担等を定めるとともに、精神保健福祉法等の関係法律について所要の改正を行う。

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ほとんど審議もなく、あっと言う間に国会を通過してしまった法案だった。
この悪法によって、施設においては食費、ホテルコストの支払いが必要になった。
就労先がないのは3年経過した今も同様。
施設や授産施設で働いて得る金額は普通の家内労働賃金にも満たない。
支給される障害者年金だけでは施設に居ることすら出来ない人出てきた。
息子は精神障害2級であるけれど唯一利用していた精神科の支払い5%が10%に値上がりしただけ。

『自立』と言う美辞麗句を掲げて自立への支援は後手後手。
国家予算を使わないことだけが先行している。
たしかにこの後、支援センターは出来た。
箱を作っても、就労先の確保についてはめざましい何かが起こったわけでも何でもない。
精神障害2級で働きたくても働けない発達障害者を山と知っている。
障害者の社会的受け皿を作る前に負担だけ先に強いたこの法案。
人としての血も涙もない。

この法案を通したくて国会議員の言うなりに、障害者のための割引郵便制度の悪用って!

自立支援法は先では介護保険との一元化も目指していると言うことだった。
この介護保険が改正の度に使い勝手が悪くなり、家族の手と金がなければ介護が成り立たない状態となっている。
障害者の親は自分の老い先にわが子の安心も自分の安心も見えない。

国会議員も官僚もいったい何のために誰のための仕事をする人たちなんだろう?