私の力を入れている研究プロジェクトのキーワードに、表層品質とか、ひび割れ、等があります。
コンクリート構造物の表面を見て、品質を評価する目視評価法や、表面から数cm程度のかぶりコンクリートの品質を評価する表面吸水法など。
ちょっとだけ知っている他の研究者からすると、「表面や表層ばかり見ていちゃダメだ。きちんと本質が見えているのか。」という感想を持つ場合もあるようです。
ひび割れも、「構造設計でひび割れを許容しているのだから、施工中に発生するひび割れなど大した問題ではない。何をこだわっているのか。」という感想を持つ場合もあるようです。
もちろん、私はコンクリートの表面だけ、ひび割れだけ、を「見ている」わけではありません。その奥にある本質をつかみ切って研究やプロジェクトを進めています。
一番、端的に言えば、「人」の問題です。さらには、「組織」の問題であり、「マネジメント」になります。
技術ももちろん絡みますが、根源は「人」の問題であることを、もっと多くの方々にも分かっていただく努力が必要ですね。
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