GW後、5月末ごろまで、おそらく私の一年の中では最も平穏な時期が続いていました。私の講義が年度後半に集中していることがその理由の一つですが、6月に入り、いつもの状況に戻ってきました。
今週は6日の月曜日から木曜日まで毎日、四ツ谷の土木学会で仕事でした。当たり前ですが、毎日違う仕事で、建設マネジメント委員会の国際連携小委員会、コンクリート標準示方書の改訂委員会、土木学会重点研究課題委員会、第2回土木史サロンのパネリスト、で昨日まで終わりました。バラエティに富む仕事で、限られた時間で準備の大変だったものもありますが、楽しく終わりました。
今日は、大阪へ日帰り出張で、PC(プレストレストコンクリート)技術講習会の大阪会場で、PC防災委員会の内容について講師を務めます。
外を出歩いていると、研究室の学生の指導に割く時間がどうしても減り、メリット・デメリットそれぞれありますが、しっかり両立できるようマネジメントしたいと思います。
様々な仕事の機会をいただけて、ありがたく思います。それだけ、多くの素敵な方々と出会うチャンスに恵まれている、ということでもあり、私自身に与えられた機会では、出来得る範囲でベストを尽くすことを常に心がけています。
昨日の土木史サロンでも、とても多くの方々と出会うことができました。私の講義「土木史と技術者倫理」や学校防災教育にかける情熱が適切に伝わったのか、方向性に共感いただけたようで、いろんな方々に声をかけていただき、とてもうれしかったです。また、私自身もほとんど知らなかった「立山砂防」のすごさ、魅力についてとても詳しい方々とお知り合いになりましたし、情報を入手しましたので、 見学会の実施等、間違いなく実践していくのだと思います。
業務過多をぼやいていた30代中盤ごろの時期もありましたが、今は、なるべく自分に適切に与えられた業務については、ありがたく思い、少しでも吸収し、貢献できるように考えるようにしています。本来ならやらなくてよい、どうしようもない業務も少なくはないですが、やらざるを得ないのであれば淡々と、適切に手を抜いてこなし、それらに魂を支配されないように接しています。
梅雨に入り、次女との通学時や、大学内を歩いているとき等に、植物の活き活きとした姿、生命力に感動します。横浜国立大学のキャンパス内はジャングルのようになっていて、歩いているだけでエネルギーを感じます。以前は、梅雨の時期は好きではなかったですが、今は違った捉え方をするようになってきました。
今朝は天気もよく、大阪に向かう新幹線に乗る前も、気力が充実しているのを感じました。一緒に仕事をする方々に、少しでも良い気分を味わっていただきたいし、その場から私もエネルギーをいただけるように、場に貢献する気持ちをさらに強めました。
今週末に仕上げるべき大事な原稿(目視評価法に関するもの)も、今日の帰りの新幹線や、明日の土曜日、ポジティブな気持ちに溢れた状態で執筆できればと思っています。
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