四苦:生老病死。お釈迦様の説かれた人生の真理であり、何人たりとも逃れるわけにはいかないが故に真理なわけです。
私も順調に老いておりまして、ときどき病にも悩まされ、そして真理ゆえに、そこからも学ぶしかありません。
私自身が老いていく過程は、当然に私自身も初めて経験することなので、よく観察し、でき得ることをやっていくしかないわけです。
今のところ、私の弱点は身体に生じる痛み、です。肩痛とか関節痛、のような。
元々屈強に生まれてきたようで、内臓系の病は今のところ大丈夫そう。お酒も止めて1年3ヶ月が経過したし、食習慣も極めて健全(と思っている)ので、6月の健康診断もほぼすべてA。血圧が少し高いことは気にしても仕方ないので無視。
口腔ケアも20年近く、確立された方法でケアを続けており、その間、虫歯もほぼゼロ。若いころのケアが不適切だったため、そのころは虫歯など結構ありましたが、結婚前に、極めてレベルの高い歯医者にしっかりと治療してもらい、そこからの状況をずっと健全にキープしている、という状況。
さて、身体痛に戻ります。
今回は、左の股関節痛というものが生じました。今のところ、約2年に一度くらい、身体のどこかに不具合が生じ、少し時間がかかって回復する、というパターンです。
現在は、約2週間に一回、カイロプラクティク(内容の大半は整骨院)に通っており、歪んだ骨格のバランスを定期的にメインテナンスしていますが、それでもたまに大きな不具合が生じます。定期的なメインテナンスをしていなければ、とっくにギックリ腰とか、大事に至っているものと思います。
また、お酒も飲まないので、以前使っていたそれらの費用は、サウナ、リンパドレナージュ、マッサージなどの趣味に投資しています。お酒を飲むことよりもよっぽど気分転換になり、癒されます。。。
今回の股関節痛は、私自身は初めての経験であり、それなりに深刻な状況でした。寝ていても体勢によっては股関節周りに激痛。起床後に起きたり、ベッドから降りることも難儀。ただ、少しずつ股関節周りに筋肉をほぐせば、日中は歩くことには支障がない状況でした。
7/5~7に博多でJCI年次大会。股関節痛は6/30ごろから発生していたように思いますが、7/4に外環自動車道のシールドトンネルの現場見学の引率。この見学会でものすごい距離を歩き、この日の歩数が17000歩超え。見学会が18:15ごろに終了し、帰宅もやや遅くなり、その翌朝、2:30に起床して娘たちのお弁当を作って、始発の京急で羽田空港へ。そして博多へ。
この7/4~5の無理がたたって、疲労も蓄積され、左股関節痛がひどくなりました。
7/7に福岡空港から帰ってくる機内でもかなりつらい状況でした。飛行機に乗る前に空港でマッサージも受けたのですが。。。
7/8(土)も横浜国大土木の同窓会総会。欠席しようかと思いましたが、何とか歩ける状態に戻して参加。
7/9(日)にマッサージとリンパドレナージュにも行って、ここから一気に回復傾向に向かったように思います。
7/10(月)からの週は出張は無かったのですが激務で、股関節痛はどんどん回復しながら、ほぼすべてのエネルギーを使い切る形で毎日が過ぎていき、昨日、7/14(金)を乗り切りました。
7/15(土)の朝、9割方回復。今日の午後は川越の生コン工場で超環境負荷低減型の革新的建設材料の技術開発の研究チームの実験・ミーティング。明日、7/16(日)の早朝からベトナムのダナンへ出張。ダナンからシンガポールへ移動して、7/20(木)の早朝に羽田空港に戻ってきます。股関節痛が治り、元気な状態で海外出張に行くことができ、うれしいです。
さて、今回の股関節痛からの教訓は。
38歳のときの左肩痛、41歳のときの右膝痛からは極めて多くの教訓があり、生活習慣などに極めて大きな変化が生じました。が、48歳のときの左腕のしびれや、今回の50歳での左股関節痛からは、「体のケアをしっかり、休息も適切に無理しない」くらいの教訓しか、今のところ得ていませんが、
・やはり健康であることは大切。左股関節痛により、著しくパフォーマンスが落ちることを体感しました。
・2022年度から明らかに忙しさのギアが上がっており、忙しいのは仕方ないのですが、やはり無理が重なると身体に不具合が生じます。忙しさと健康とどうバランスを取っていくかは私の考えややり方次第ですが、とにかく健康にはでき得る配慮をするしかない。
・38歳の左肩痛をきっかけに始めた毎朝の体操はずっと続けています。最近の5年くらいは、柔軟体操も、体操の後の日課になっています。身体が硬いことが身体痛になりやすい理由と認識しているので、身体を柔らかくする体操なのかヨガのようなものなのか、この辺りを今後さらに充実させる必要があるようには感じる。
といったところです。
皆さん、健康にはお気をつけて!