細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

声をかけていただくこと

2017-01-21 11:41:58 | 人生論

体調はほぼ万全に回復しました。

3月20日ごろに発刊予定の、「新設コンクリート革命」 (日経BP社、私は編著者の一人)の校正作業が結構手間取り、病み上がりの体に鞭打っての作業になりましたが20日(金)の未明に完了しました。

20日(金)の日中は重たい仕事は無く、もぬけの殻のような状態でしたが、午前は家族マター、午後は学長諮問組織「YNU21」の会合でした。YNU21では、うわべだけの議論にならないよう、常に本質的な意見のみを言うように心がけています。その後、カイロ大学のハメド先生と、スカイプでのチームミーティング。終了後、カイロプラクティクで体のひずみを解消し、夜はぐっすり寝ました。これで、体調もほぼ万全に回復です。

YNU21もそうですが、ここのところ、学内外を問わず、いろいろと仕事に声をかけていただく機会がさらに増えてきているように思います。

基本的にありがたいことです。

誘っていただいたときに、「うむ、これはなかなか重そうな役割だな」と思うものも出てきました。重そうですが、お話を聴いてみると、私がやるべきと感じる場合が多く、積極的にお受けするようにしています。

声をかけていただいた仕事に対応していくためには、自分の能力を高め、視野を拡げていく必要はありますが、その過程で鍛えていただくことになります。

それらの仕事をしっかりとこなしていくことで、社会への貢献することができます。

これ以上ありがたいこともないわけです。

中にはどうでも良い仕事もあるようにも思いますが、その場合は岡村甫先生に教わった「徹底的に手を抜く」作戦で、これまで通り対応したいと思います。すべてはできません。

私がやるべき、と思った仕事については、駆け引き無しで臨んできたつもりですし、今後もそうするつもりです。YNU21も、場の雰囲気を見計らっての発言や、聞き障りのいい発言が無いこともないですが、私はそのような発言をする気はゼロです。そもそも、そのようなどうでも良い発言が飛び交うような集まりになった段階で私は止めます。そうならないよう、本当にこいつは本気だ、と常に思っていただけるよう、発言には誠意、精魂を込めます。

YNUのような中規模大学が、現在のような渾沌とした世の中で存在感を発揮していくのは容易なことではありません。

ビジョンや戦略も大事なのは分かりますが、結局は、個々の教員、職員、学生たち構成員が活き活きと日々の活動に取り組んでいるか、しかないと思っていますので、やはり実践で参りたいと思います。

この週末もやることだらけですが、まず初日の土曜日は、研究論文・解説文の添削等、に注力します。