昨日の土曜日は早朝から現場見学会。総勢で40名に迫る参加者で、学部生から留学生を多く含む大学院生も参加し、わが研究室のスタッフも全員参加しての見学会となりました。
非常に寒く、見学中に雨も強くなり、とても厳しい天気ではありましたが、圏央道のすごい現場で、三井住友建設の最先端の技術がふんだんに使われており、特に留学生は興奮して教員に質問の連発でした。
事務所での説明では、工期短縮のためのU型リフティング工法、を分かりやすいアニメーションのパワーポイントで教えていただき、みな感激していました。ところどころ、私が留学生のために英語で説明もしましたが、学部生たちはそういう雰囲気からもいろいろと感じ、考えるでしょう。
非常に寒かったですが、その中でも圏央道の早期開通のために全力を尽くしておられる現場の方々の迫力を、寒い真冬だからこそ学生たちも感じたのではないでしょうか。
その後、一件、重要な面接をする必要があり、ほんとは家に帰りたかったですが、大学へ。面接終了後、夕食時に帰宅して、家族でおいしい夕食をいただき、お風呂でしっかりと温まったあと、長女と一緒に、小学校の毎日の音読課題。「声に出して読む論語」を読破したので、同じく斎藤孝さんの「理想の国語教科書」に移行しました。最初は、夏目漱石の「夢十夜(第一夜)」でした。私が先導しながら、長女も上手に読んでおりました。その後、ぐっすり寝ました。
今日は日曜日。早朝に起きて、テレビ体操を長女と一緒にした後、早速仕事開始。家族で健康的な朝食を食べた後も、集中して仕事。合い間に、子供たちとカルタをしたりもしました。
昼食前に、お風呂で半身浴でゆっくりと本を読みました。岩波少年文庫の「トム・ソーヤーの冒険」。当然ですがすごく面白く、これまでの人生のいろんなことに想いが至りました。私も、トム・ソーヤーばりのいたずら少年だったので。
家族での楽しい昼食を挟んで、火曜日の「土木史と技術者倫理」の準備も終了。もうあと2回で終了ですが、今回、学生たちに提供する話題がダントツで衝撃的な情報かと思います。パワーポイントで35枚くらいになりました。岡田英弘先生の「日本史の誕生」(ちくま文庫)を参照しました。
まだおやつ前の時間。この後は、論文の執筆+予算申請書の構想作りです。
年初から肩が痛いこともあって、整体に2回行ったので根本的な治療を行っている最中ですが、十分な睡眠と、体操やお風呂、足マッサージなどでの体のケアもとても大切です。
この週末は、極寒の中での充実した見学会、家族との団欒、心身の休息と手入れ、仕事、と非常にバランスが取れていて、今の私の理想形です。
休日の過ごし方にも、昨年後半に「突き抜けた」結果が表れていると感じています。