さて、昨日の続きです。
次に登場したのは渡部香津美。
今はなき六本木ピットインへ
良く見に行ったのを思い出します。
親友からの誕生日のプレゼントは
渡部香津美のアルバム「LONESOME CAT」
当時最新鋭の技術だった
PCMで録音されたものです。
渡部香津美のコピーをしていた私は
どうしてもあの独特のギターの音色が出したくて
彼が演奏で使っていた
アレンビックのギターを楽器店に見に行ったりしたのですが
当時でもそのギターは70万以上の価格。
とても高校生には買える代物ではありません。
結局、フェルナンデスから出ていた
コピーモデルを購入したのですが
それでも20万位したのでバイトで貯めた
貯金は全て無くなりました。
しかしギターにセットになっている
特殊なアタッチメントを接続し
アンプに繋げ初めて音を出した時
ほぼ同じ音色で
ギターが鳴った時は嬉しかったな~。
さて、コンサートでは
JAZZバリバリの曲を何曲か演奏し
そして「ユニコーン」の演奏が始まったときは
大きな歓声が会場から上がりました。
締めの曲は何とYMOのライディーン。
いつもと変わらない超絶テクニックに
もうノックダウンです。
そして鈴木茂の演奏を経て
ナニワエキスプレスの登場です。
しかし何か雰囲気が違います。
そうあのドラムスの東原力哉がいません。
変わりに長髪の若いドラマーが座っています。
何とコンサートの2日前に通風になってしまったとの事。
そして急遽代役になったドラマーは何と17歳!
わずか2日間で演奏曲を全てをマスターしたとは
凄いですね~。
代表曲でもある
「Between The Sky & The Ground」や
「the KOYA SAMBA」が
演奏され、絶妙なトークも加わり大いに盛り上がりました。
流石、大阪のバンド、盛り上げ方もうまいです!
そしてトリを飾るのは
高中正義SUPER BAND。
高中が全く歳を取っていないですね~。
う~ん、凄い。
そしていきなり最初の曲が
「BLUE LAGOON」です。
一気に会場は最高潮。
実は私、高中正義のコピーもしていたので
高中が使っていた
レッドサンバーストのYAMAHAのSG1000が欲しくて
当時、予約して購入しました。
時は正に高中ブーム真っ盛りの時でしたので
入手するのに1ヶ月以上かかった記憶があります。
そしてそのギターを使って
「BLUE LAGOON」を演奏すると
何か同じ音が出ている錯覚に陥りましたね~。
さて、ライブでは途中、King Crimsonの
「21st Century Schizoid Man Including Mirrors」なども
演奏され、最後に「RDY TO FRY」が演奏されました。
皆の気持ちが分かってる選曲。
勿論、最高に盛り上がりました。
何と6時間にわたるコンサート
CROSSOVER NIGHT。
9年ぶりの各バンドの熱演最高でした。
次はいつになるのかわかりませんが
次回も必ず行きたいと思います。
良い音楽はいつまでたっても
かわりませんね。
良い年の締めになりました。