脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

怖い患者?

2023年07月21日 | 本のおしらせ
現役医師が放つ、劇薬ミステリー小説?
「怖い患者」
(医師の診断に納得できず、病院を渡り歩く患者?)
ってなにそれ?

それって、私の事?
私のような患者がモデル?


この作者、医者での経験をいろんな医療小説のヒントにして作品作っているみたい。


Amazonの作品内容から引用すると

「我ながら毒気の強い作品ばかりで、あきれます」と、書いた本人もため息。
現役医師の作家・久坂部羊が描く、強烈にブラックな短編集!

区役所に勤務する愛子は、同僚女子の陰口を聞いたことがきっかけで、たびたび「発作」を起こすようになる。この世の終わりに直面したような、とてつもない恐怖に襲われるのだ。心療内科で受けた「パニック障害」という診断に納得できず、いくつもの病院を渡り歩くが……(「天罰あげる」)
介護施設を併設する高齢者向けのクリニックには、毎日多くのお年寄りが集まってくる。脳梗塞で麻痺のある人、100歳近い超高齢者、150kg近い体重で車椅子生活を送る人……さまざまな症状の利用者みなに快適に過ごしてほしいと施設長は願うが、老人たちにはもめごとが絶えず……(「老人の園」)

毒気に満ちた患者の怖さと最悪のどんでん返しが炸裂する、全5編。


以上引用おわり。





医者の診断を信じられず、ドクターショッピングを繰り返す?だって?

どうせ、診察室での実体験がモデルなんでしょ?
たとえば、私みたいな不可解な症状訴えて、医師巡りを繰り返すような。


同じ医者を視点を変えて
脳脊髄液減少症の患者から見たら、どう見えるか?

患者の訴える症状を誤診し、
脳脊髄液減少症を見逃し、
方向違いの治療や薬漬けにし、
患者の不信感をかい、
患者はしかたなく、別の医師を探し始める。
つまり、こんな医師は患者から見たら、
怖い医者だよ!

そんな、患者を小馬鹿にしたようなミステリー小説よりも、

私はむしろ、こっちが読みたい。







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2 コメント

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Unknown (ゆめ)
2023-07-21 20:51:37
はじめまして。
コメントありがとうございます。
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米国の医者たちが (舶匝)
2023-07-21 20:25:09
片手間で書いた短編小説集「救急救命室―医師たちが語る生と死のドラマ」は、なかなかに読みごたえがありました。
謎解き、とは違いますけど……緊張感ある筆致。

米国のドクターは学部でリベラルアーツ教育を経てから、メディカルスクールに進みます。
なので、文章に奥行きがあります。
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