脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

医師から患者へのマンスプレイニング

2024年06月09日 | 2022年9月からのつぶやき
https://www.asahi.com/sp/articles/ASS673CTRS67ULLI009M.html?iref=sp_rensai_article_long_372_article_1

これこれ!これだったのか!

マンスプレイニングとは
マン(男性)からプレイニング(説教)されるという現象に名付けられた造語!

なるほど!



マンスプレイニングはman(男性)とexplaining(説明する)を合成した造語で、女性の側が説明を求めているわけでもないのに男性が上から目線で説明する振る舞いを表す。場合によっては、女性の側のほうが豊かな専門的知識を持っている場合でもしばしばなされる』
これこれ!
ドクハラの体験と重なる!

男性医師が、患者の私に知ったかぶって上から目線で説教する。私が医師に説明を求めているわけでもないのに。当事者以上に髄液漏れの症状に詳しい人なんかいないのに。
まるで、私以上に詳しい顔してえらそうに説教する。
短い診察時間を、患者の訴えに対する共感や受容、新たな対策を一緒に考えるのではなく、あなたが甘い!我慢がたりない!お大げさすぎる!などなど批判される。コテンパンに。

お金払って医師に相談して、理解されず批判されてショックを受け、医療に失望し、心をズタズタにされ、もう治らないなら生きていてもしかたがない、死んでしまいたい、そう思わせる医師なんて、本当に医師?
間接的殺し屋ですか?

症状を必死に伝えようとすると、言葉を否定し、遮り、ありえないとさえ言われる。
これをマンスプレイニングと名付ければ腑に落ちた。納得した。
ただ、相手が男性でなくても、これは起こる。
ようするに、相手がこっちを「無知な存在」だと思って、馬鹿にして良く話も聞かずに、話を遮り、説教する事。

それによってこちらに起こるあっけに取られるほどのショック、絶望感、不快感、悲しみ死にたくなる気持ち、これに名前がつけられて納得した、あの不快感はこれだったのか!と。

脳脊髄液漏出症にもなった事ない癖に、

髄液漏れると、
どんなに耐え難い症状が出るか体験した事もないくせに、
患者の訴える症状を信じず、理解せず、
馬鹿にし、大袈裟だと勝手に決めつけ、

まるで、仮病か、詐欺師か、病人になりたがりのかまってちゃんか、精神疾患のせいのように誤解される、悔しさ。

あなた髄液漏れになったら、驚くよ!泣くよ!あまりのキツさに。
えー!こんなに症状キツイの!と、今すぐ助けてくれ、楽にしてくれ、この症状から解放してくれ!と騒ぐはず。
たとえ医師でもね。同じ人間だから。

むしろ男性医師では、痛みに耐えられないんじゃないか?
女性は生理や出産の激痛にも耐えられるようにできてるのに、髄液漏れのつらさには耐え難いんだから。

こんなんじゃ働けないし、学校になんか行けないよ!となってみて初めて気づくでしょう。
見た目の元気そうな姿から、周囲や医師から相手にされない事も、愕然とするでしょう。

それは、医師が、患者を「無知」な存在とみなして、対等に語りあおうとしない、
自分の意見だけを患者に上から目線で押し付ける、不当な差別からきていたのか。

患者は、助けてもらいたくて、医師に正直に症状を伝えようとしているだけなのに、

言葉を遮られ、説教される。

いいかい?患者のあなたの訴えが、いかに医学的にありえないか?専門家で偉い私の説教を、無知なあなたはじっくり耳を傾けなさい、と言わんばかりに。

これを私は「医師による説教」と名付けよう!
不当な患者見下し、患者差別に名前をつけよう!
「ドクターズプレイニング」
医師によるまともな説明、ではなく、説教。

そんな、患者を見下す医師に今まで私は何人出会ってしまっただろう。

脳脊髄液漏出症の症状の苦しさや、悪化時の耐えがたさは、一般の認知された病よりただでさえ理解されないから、

医師にマンスプレイニングされやすいと思う。

医師が、脳脊髄液漏出症患者の訴えをありえないと頭から否定せず、受け止めて、辛さに共感して、一緒に解決策をさぐり、今ある症状をしずめる方法を探り、暖かく支えてくれる。

殺到する患者の数をたださばく事に重きを置くのではなく、

ブラッドパッチ治療だけを、やって後は知らないよ!と放り出すのではなく、

治るまで丁寧に繰り返し検査診断治療を、繰り返し、
痛みやつらい症状があれば、それを取り除く対症治療を考え、同時にその症状の根本原因を考え、完治を目指す患者を決して見離さず、
伴走する気力体力のある心も体も健康でエネルギッシュな若い医師が数多く出てきてほしい。


出るべくして出た本だった 「説教したがる男たち」が広げた言葉の力
https://www.asahi.com/sp/articles/ASS5212Y6S52ULLI002M.html?iref=sp_rensai_article_long_764_article_4




私も問いたい、説教したがる医師たちが、
脳脊髄液漏出症患者が沈黙させられてしまうわけを。

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5 コメント

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Unknown (ゆめ)
2024-06-10 15:02:27
今は、社会福祉士も、全く支えてくれませんよ。
全くの無関心。

事故に遭って、手足なくなった人なら、周りの人たちや医師たちが、スムーズに障害年金がもらえるよう動いてくれると思います。
返信する
Unknown (カトリーヌ)
2024-06-10 14:50:37
ケースワーカー!
いたら良かったですね~
この悪環境を打破するのには必要だと思います。
それこそ、間に合わない
私も命尽きそう

当たり前のこと言っても、何言っても
負けそうだけど
そんな病気があるとゆうことだけは、いつの日か認められる

そんな病気って、左右差があったり、まばら症状だったり、症状別にピークがあったり、そんな信じがたい病気ってことかな

認められたほうが合理的に思う
返信する
Unknown (ゆめ)
2024-06-10 07:51:18
そんな日が来る前に、寿命が尽きそうです。
返信する
Unknown (ゆめ)
2024-06-10 05:41:53
記事付け足しました。
本当に、普通の怪我や病気のようにリハビリや日々の悪化時の救急まできめこまかく支えてほしいです。

今は医師がいないから、最低限の治療や短期間の入院で放り出されているけど。

症状で働けない患者にはもれなく「あなた働けていないんでしょう?」と医師の方から声をかけてくれ、ケースワーカーと共に、障害年金の事まで教えて、治るまで働けるようになるまでもれなく国が支えてくれる。
そんな社会が早く来てほしいです。
返信する
Unknown (カトリーヌ)
2024-06-09 18:15:12
いつの日か病院が先に心配してくれて
リハビリも必要な時は応じてくれて

そんな日が来ますよ。いつの日か

その場限りの医療じゃなく、行く末を心配してくれる医療にめぐり逢いたい。

医者の話と患者の話が一致する日が来ますよ。
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