脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

EATで脳脊髄液減少症の症状が和らいだ経験から

2022年03月15日 | 本当に"原因不明の症状"ですか?

脳脊髄液減少症にも、Bスポット療法にもお詳しいみらいクリニック 今井先生が、ご自身のホームページで、

上咽頭擦過治療(Bスポット治療)は、 2017年9月よりEATEpipharyngeal Abrasive Therapy イート)と呼ぶことが第5回病巣疾患研究会で提唱されました。
と書かれています。

原因不明の不定愁訴に理解があり、患者に寄り添ってくださろうとする病巣疾患研究会の先生方の姿勢には頭が下がります。

ただ、ひとつ私の体験をお伝えいたします。

脳脊髄液が漏れて減った人体は、なぜだか免疫に異常が起こるようです。

免疫力が落ちるのかものすごく風邪や水虫などささいな感染症にかかりやすくなり、しかも治りにくく重症化しました。
口内炎もたびたびできて治りませんでした。さらに、免疫の暴走なのかアレルギーがひどくなったりもしました。
とにかく、髄液漏れると、免疫系がおかしくなるようです。
その結果、先生方が目をつけておられる上咽頭が免疫の最前線として戦い続けていて、そのまた結果的に慢性的に上咽頭が炎症を起こしている可能性はないでしょうか?

脳脊髄液減少症の痛みの症状には痛み止めが、
脱水には点滴が、一時的に症状をやわらげるように、

Bスポット治療 EATが、脳脊髄液減少症の自律神経失調症状を一時的にやわらげる可能性はないでしょうか?

実際、私は、ためしにEATを受けてみたら、一時的にその後数時間、治療を受ける直前まであった激しい頻尿がなぜか治まった経験があります。

作用機序はわかりません。

ぜひ、学会や提唱病名の枠を越えて、
脳脊髄液漏出症学会に参加して脳脊髄液減少症のパイオニア医師と繋がって情報を共有してください。
私の体験からも、脳脊髄液漏出症学会に病巣疾患研究会の先生方が加わる事で、
きっと、原因不明の不定愁訴に苦しむ患者からの、原因判明につながると思っております。

学会や研究会の壁を越えて医師がつながる事は、

似た症状でも、
医師につけられた病名が違う、
信じる医師が違う患者会同士(線維筋痛症、慢性疲労症候群、軽度外傷性脳損傷、など)がお互い繋がるのがなかなか難しいように、

提唱する考え方や病名が違う医師の皆様同士が、自身の考え方と全く違う視点の医師たちとつながるのはさらに難しいとは思います。

しかし、
そこは長い歴史の中では結果的に患者を救うと思うのでどうかつながってください。

脳外科の先生だけでは気づかない視点で患者を診て、絶対に脳脊髄液減少症患者の早期発見や完治への力強い即戦力になりうる先生方だと
私は確信しております。

現代医療の細分化で
「木を見て森を見ず」の言葉のように、

地面から森の1本1本の木だけを見て、
ドローンで空から
森全体を俯瞰して見て、森に何が起こっているのかを見ないように、

それぞれの医師が、
それぞれの専門分野からのみ、患者の症状を見て、自分の専門分野に当てはまる症状のみ切り出して病名をつけて、患者の全体を見ないで誤診する。

それを反省して、
日本病巣疾患研究会の先生方が
本当の意味で
「木を見て森も見る医療」を合言葉に活動するのなら、
脳脊髄液減少症を学び知る事で、
「木を診て森も診る」事ができる、貴重な先生方になると思います。

ぜひ、
第一回脳脊髄液漏出症学会にもご参加ください。

どうぞ、よろしくお願いします。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 慢性上咽頭炎になる原因 | トップ | フレンツェル眼鏡を使ってい... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。