脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

若いキミたちへ・・・

2011年03月05日 | 情報

 若いキミたちへ

受験シーズンももうじき終わる。

志望校に合格した子もそうでない子もいるだろう。

志望校や一流大学合格だけが自分の人生のすべてと思い込んでいる若い受験生たちも

たくさんいるだろう。

就職が決まらない人たちもいるかもしれない。

 

そんな中、

最近ニュースで流れた

就職活動中にバスの中で運転手の運転をじゃまし、事故を起こした大学生。

不正を犯してまで、志望大学に合格しようとした予備校生。

 

キミたちのした行為を、決して擁護するつもりはないけれど、

キミたちをそこまで追い詰めてしまった原因は何なのだろうと考えた。

 

「もっともっと大切なこと」をキミたち若い世代にきちんと教えてこなかった

私たち大人にも責任があるような気がしてならない。

 

 

キミたちと同年代の若さで

一生懸命に生き、学び、

自己実現のために意気揚々とした語学研修のさなかに、

ニュージーランドで突然の地震に巻き込まれた人たちの無念さが対比されて、

 

私は今、とても複雑な思いだ。

 

 

若いキミたちに伝えたいことはたくさんあるけれど、

本日放送のこの番組も見てほしいと思う。

3月5日 午後11時~ 125分

NHK BS アーカイブス

生き抜く 小野田寛朗

 

どんな逆境の中でも、自分の体と心と命を保ち、

生き抜くことの大切さを、

 

戦争を生き抜いた人たちから、

学んでほしいと思う。

 

キミたちは、

爆弾が落ちてこない

安全な場所で眠ることができ、

飢えることもなく、好きな食べ物をコンビニで自由に買え、

携帯でいつでもどこでも人と連絡が取れる

平和で豊かで、便利な時代に生まれ、育ち、

 

 

戦争がないことも、

健康な体を持っていることの幸せも、

 

あまりにあたりまえすぎて

ありがたさが感じられないかもしれないけれど、

 

そのことがどれだけ恵まれていて幸せなことか、

キミに感じ取ってほしいと思う。

 

命さえあれば、たとえ障害をもったとしても、

自分らしく生きるチャンスはいつだってあることを、

小さなことに幸せを感じ、心穏やかに過ごせる日だって必ずあることを、

信じてほしいと思う。

 

どんなにつらいことがあったとしても、

心病んだとしても、

悪いことをしていい理由にはならない。

 

病んだら、自分の心と体をいたわって、やすませて、専門家の

力を借りて癒して

生き抜いてほしいと思う。

最後まで自分の与えられた命を大切にいつくしみながら、

 

つらい現実にもちりばめられている、素敵な出来事を楽しみながら

人生を全うしてほしいと思う。

 

時々つらい現実から逃げたくなる私が、

えらそうなことはいえないけれど、 

誰だって逃げたくなることもあること、キミだけではないこと知ってほしい。

 

「生き抜く」・・・私も、自分にそう言い聞かせてるから。

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