脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

イタイイタイ病の今

2010年01月24日 | 情報
番組のお知らせ

NNNドキュメント ’10 きしむ骨「イタイイタイ病の今」

予告動画はこちら


番組ホームページより以下引用

『 NNNドキュメント40年企画③

放送時間  : 1月24日(日)25:00~

ナレーター : 湯浅真由美

制作    : 北日本放送

再放送   : 1月31日(日) 18:30~
     CSニュース専門チャンネル「日テNEWS24」
 
雪解け水を集めた川が流れる穀倉地帯。

何の疑いもなくその水の恩恵にすがってきた住民が、突然病に倒れた。

富山県の神通川流域だ。「ボキッ、ボキッと骨の折れる音が聞こえた」と、
母の症状を語る男性の生々しい証言。

「痛い、痛い」とうめき、もだえながら死んでいったことから
「イタイイタイ病」と名付けられ、日本で最初の公害病に認定された。

発生当時の差別や偏見…。

当該企業に対する全面勝訴と、その後の患者認定の壁…。

初めて患者が発生してから約100年。

しかし惨劇は終わっていない。

今後20年は新たな患者が出続けるともいわれている。

イタイイタイ病の歴史や現状を再検証しながら事実の教訓を伝える。。 』




以上引用終わり。


見られる地域の方々、ぜひごらんください。

イタイイタイ病とは?

どうしても読んでいただきたい部分、
上記リンク先ウェキペディアから、
一部引用させていただきます。

『カドミウムの毒性については長い間よくわかっておらず、

また公害の発生当時カドミウムとイタイイタイ病に特有な症状との関連もはっきりとしていなかったため

神岡鉱山側の対策が遅れ、公害を拡大させることとなった。

なお、公害病認定後もしばらくの間、

武内重五郎(東京医科歯科大学名誉教授)ら「ビタミンD不足説」を主張するグループが一定の勢力を有していた。

また、カドミウムをイタイイタイ病の原因とする見解は、訴訟の中で状況証拠により「断定」されているのみで、

化学的、生理学的証明は21世紀現在もなおされていないだけでなく、
同様の症例やそれを証明する研究も、世界中のどこからも報告されていないのが現状であるとする主張が存在するが、

これは法的に不可能である(人体実験にあたる)臨床による因果関係の証明が存在しないというものである。

(ちなみに同じ論が喫煙と肺癌の因果関係でも主張されている)カドミウムの毒性およびその症状は現在の医学では常識である。』


以上ウェキペディアより引用おわり。



脳脊髄液減少症と交通事故との因果関係を証明するには、

RI検査でなんの異常も認められない健康な人間を車に乗せて、車をぶつけてみて

その後脳脊髄液減少症の症状が出たら、またRI検査をやって、
前回の画像とあきらかに違うと証明しなければ、

損保側や否定派医師は事故との因果関係を認めないとでもいうのでしょうか?

頑健なスタントマンのような人体の持ち主で、いくら車に乗ってぶつけられて、
すぐはもちろん、数ヶ月後にも何も症状が出てこない場合、

ぶつける速度を40キロ、50キロ、60キロ、70キロ、80キロと変えていって、
それぞれいろんな人間で人体実験して
交通事故で脳脊髄液が漏れるということを科学的に証明しろ!とでもいうのでしょうか?

カドミウムの入った水を飲んだことにより発症した「イタイイタイ病」を
当時の武内重五郎医師ら、否定派医師グループが、

「イタイイタイ病は、カドミウムが原因ではなくビタミンD不足」との
「ビタミンD不足説」を唱え、それが長く続いたそうです。

その否定派医師たちの主張は、
症状の原因が、カドミウムを垂れ流した企業側にはなく、
まるで患者個人の食生活に問題があるかのようにすりかえられ、

結果的に、イタイイタイ病患者の早期の救済が遅れ、

患者の精神的な苦しみをさらに増したことでしょう。

健康な人間がカドミウム入りの水を飲み続け、
イタイイタイ病と同じ症状がでるかどうか?の人体実験をしなければ
カドミウム原因説否定派医師は

イタイイタイ病がカドミウムが原因である病だということを、認めないおつもりだったのでしょうか?


このような過去の社会の無理解と医学会の過ちを、

再び、脳脊髄液減少症患者に繰り返さないでいただきたいものです。

100年前の公害病の人々の苦しみが無駄にならないように、

「過去」からの教訓を
「今」に生かしていただきたいものです。

未来という時間の経過で、真実が明らかになり、

結果的に自説が間違っていた否定派医師たちの名前は、
こうして歴史に残ってしまうのです。

否定派医師の皆さんは、それを覚悟の上で
脳脊髄液減少症そのものや、脳脊髄液減少症との事故との因果関係を
否定されているのでしょうか?

ノーベル賞受賞者の野依氏の昨年の言葉を借りて、
否定派医師、否定派企業の皆さんに私もいいたい。

あなたがたは、「 将来、歴史の法廷に立つ覚悟ができているのか?」と。

あなたがたに少しでも人間の心と良心
患者を救おうという医師の心があるのなら、

私たち実際に体で経験してしまった、大人の患者たちの声、
こどもの患者たちの声に真摯に耳を傾け、わたしたちの話を信じてください。

この「イタイイタイ病の今」という番組は
患者も家族も、
過去の教訓を今に生かすことの大切さに気づくための
きっかけになる番組かもしれません。


今夜(=明日未明)の放送は深夜なので録画がおススメです。

番組を見た感想は
KNB 北日本放送へ(一番下に連絡先メールアドレスが書いてあります。)


日本医師会の会長様は、ホームページでこんなことを言っていますが、



医師は、患者を救うのが仕事のはず、

それなのに一部の否定派医師たちの行為は、

誠意どころか、患者を苦しめ続ける行為そのものです。

否定派医師たちは、
自らの思い込みと、固定観念から、脳脊髄液減少症患者を理解しようとせず、
患者の話に耳を傾けようとせず、
脳脊髄液減少症の研究、治療、ブラッドパッチの保険適用の足を引っ張り続けています。

否定派医師軍団の存在は、患者の私から見たら非情な悪魔のようにさえ、感じます。

患者を救うどころか、患者をさらに苦しめ、自殺に追いやっているようなものだからです。

医師が患者を苦しめるのはもう、いいかげんにしてもらいたい。

否定派医師の皆様には、そろそろ目を覚ましてほしいものです。

医師としての正義の心を思い出してほしいのです。


脳脊髄液減少症患者の私から見たら、

良識と誠意をもっている医師と感じられるのは、

全国の脳脊髄液減少症治療に積極的にかかわってくださっている
医師たちと、

診断も治療も今はできないけれど、
脳脊髄液減少症患者の苦しみを理解しよう、救済の手をさしのべよう、

脳脊髄液減少症のことはよくわからないから、これから学ぼう、
自分に何かできることはないか?と模索中、努力中、勉強中、の先生がただけです。



人は今までずっとそうだと思い込んでいたものが、違うと気づくのはなかなか難しいことです。

大昔、地球は動かず天が動いていると思われていた「天動説」が実は誤りで
地球が動いていた「地動説」が真実だったことに、

否定派学者たちが気づくようなもので、
文字どおり「天と地がひっくりかえるような」視点と意識の大きな変換が必要だからです。


脳脊髄液減少症の否定派先生がたも、本当は患者思いのおやさしい先生方のはず、
ただ、今は思い込みから否定派なだけ。

やがて、目をさまして、真実に気づいて
脳脊髄液減少症患者を助けることに協力してくださると信じています。



ひきつづき
 NHK、おはよう日本へのご意見はこちら

厚生労働省へのご意見はこちら

厚生労働省が
国民の意見・苦情の集計報告(平成21年12月11日から平成21年12月17日受付分)
を公表。


日本医師会へのメールはこちら

wwwinfo@po.med.or.jp <wwwinfo@po.med.or.jp>

日本医師会への連絡先はこちら



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