二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

専攻科火曜日Aクラス 3月 1回目

2014-03-05 11:55:22 | 筆文字を書こう

3月。年度の終わりの専攻科は2回あります。
昨日が1回目。研修所敷地内の枝垂れ梅。

 

講座内容は作品の創り方。
今年は紙のサイズと表装が違う2作品を創るべく書いて
いるので、のっけに添削をしていただきました。

半切の創作は問題ふたつ。

まず名前。最終画の雰囲気がどれも同じ。
はらったり、止めたりして表情を変えること。

次に舟や月といった縦に長い文字。
下に行くほど線がデブってる。

 

おや。体型を地でいっちゃったか!
講師の先生みたいに、長身にスラーッとスマートに書くこと(笑)。

 

半紙の創作は「楽」「寿」と二文字を書きます。
こちらはプチ修正で済みそうです。清書をしたら和紙のセレクト
ショップで選んだ和紙と合わせて額に入れます。

インテリアと化したイメージは完璧(笑)。
…とそんなことやらをピーチクパーチクしていたら
ぎょえ! もうランチの時間。

 

作品の創作は思い思い。
書く場所も室内の思い思いの場所です。
墨以外には顔彩を広げていらっしやる方もいます。

わたしは半切を書く人たちの通称 “下敷きの島”で書きました。
次女と三女(習字三姉妹、わたし長女)は長机で正座。
壁に向かって書いていました。

目が合うとピーパクパーチクする!と背中が言っているのですが
ときどきチラ見。二人らし~い、美し~い、相変わらず素敵♪

春探しのため寄り道。

 

帰宅して三女お手製の桜餅とお雛様最中をいただきました。
桜餅の色付けは「紅麹パウダー」だそうです。まあ素敵! 

 

次女の神戸土産とhanabiさんからいただいたロータス。
わお! デザートプレートになっちゃいました♪
2回目は2週間後。閉校式があります。皆勤賞かも~。

 

 


春のにがみはデトックス

2014-03-05 08:54:06 | 旬をゴチになる

春のにがみはデトックス、
春のにがみはデトックス、
春のにがみはデトックス。
みなさま。この効能はもう念仏のように覚えてください(笑)。


薬膳は食べて「補うこと」と「出すこと」をします。

それを季節でいうと、秋から冬にかけては補う、
蓄える季節。春、梅雨、夏にかけては出す季節です。

春は出す季節のはじまりということになります。

食材が体内に入ったときにどのように働くかということを
“効能”といいます。

ひとつの食材には、複数の効能が備わっていることが
多いので効能の強弱はありますが、春のにがみが
醍醐味の山の幸などは特に解毒の効能が多くあります。

解毒は体内に蓄積する老廃物や病邪を取り除くことを
いいます。

我が家は、下処理の手軽さから菜の花から
春のにがみがスタートします!

つぼみが小さく固くしまっているものがベスト。
葉は鮮やか、見落としがちな茎の切り口は変色して
いないみずみずしいものを。

薬膳としての効能は解毒 消腫 活血など。
炎症、おでき、吹き出物、腫れ、むくみ、血のめぐりです。

血がめぐるということは、一緒になってめぐる気もめぐります。
気がめぐればストレスによるイライラや疲労感を和らげます。

 

ゆでてひなまつりの混ぜ寿司にあしらいました。

 

混ぜ寿司の具材は生のかなぎ。
本当は白魚が欲しかったのですが、魚屋さんになかった
ので「ゆでると白魚みたいになるとばい」と言われた
かなぎにしました(笑)。ほ本当か!

 

生のかなぎ。半分はおすすめのかき揚げにして、半分は
しょうが風味で煮ていました。まあ白魚チックということで(笑)。

 

菜の花に戻ります。蒸した菜の花。蒸し鶏の仕上げの工程
(火を止めて5分ほど予熱で火を通すタイミングで同じ鍋)に
入れました。蒸し鶏は昆布やしょうがや酒で作るので、
菜の花にも香りとうま味が移ります♪

 

ゆでてチューブの和がらしで調味したお浸し。
からしの効能は宣肺 温胃など。咳や胃によいとあります。
菜の花もからしも体を温める性質なので、冬に逆戻り~な
日にもおすすめです。

 

実家の父が薬膳の勉強になるぞ! とフキノトウを送ってくれました。
ブツのまま、ブツそのものだったらどうしようとドキドキしたのですが、
さすがお父さん! 佃煮という美味なる調理済みでした(笑)。
フキノトウも解毒の効能です。