ガラス瓶にジャストなサイズ!
直売所で見つけたにんじんです。
帰宅して、薬膳としての効能を調べてみました。
春に疲れやすいのは「肝」なのですが、これは、冬の間に
溜まった毒を排出(解毒)するために「肝」がフィルターの
役目をするので、働き過ぎて疲れる、ダメージを受けやすい
ということになるそうです。
そのため、春は「肝」をケアする食材を食べて元気に
過ごすことをします。
にんじんは「肝」の血を補います。
それから春の味は酸味。
酸味は「肝」に一番入りやすいそうです。
最後に「肝」と関係する「脾」を調べてみました。
「脾」の味覚は甘味。
にんじん、酸味の酢、甘味の砂糖・・・
で、にんじんのピクルス! となりました。
酢×砂糖の組み合わせ。
甘酢にドレッシングも! いろいろ試したいと思います。
今日は啓蟄。
医学が発達していない時代、原因がはっきりしない病気は
体内の虫が引き起こすと考えられていたそうです。
肝積(カンシャク)という虫です。肝臓にこの虫がいる人は
怒りで顔色が変わり他人を怒鳴りたくなるそうです。
これと関連があるのかもしれないのですが、薬膳で習う
五行説、五志でも春は「怒」。(春は)怒りっぽくなる
ということを書いています。
癇癪(カンシャク)持ちとか、肝の虫とか、こんな虫も
いますよね。
ベランダで山椒の木が越冬に成功。芽吹いていました!
穏やかに過ごしたいものです(笑)。