二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
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春にんじんのピクルス

2014-03-06 17:14:04 | 旬をゴチになる

ガラス瓶にジャストなサイズ!
直売所で見つけたにんじんです。

 

帰宅して、薬膳としての効能を調べてみました。

春に疲れやすいのは「肝」なのですが、これは、冬の間に
溜まった毒を排出(解毒)するために「肝」がフィルターの
役目をするので、働き過ぎて疲れる、ダメージを受けやすい
ということになるそうです。

そのため、春は「肝」をケアする食材を食べて元気に
過ごすことをします。

にんじんは「肝」の血を補います。

それから春の味は酸味。
酸味は「肝」に一番入りやすいそうです。

最後に「肝」と関係する「脾」を調べてみました。
「脾」の味覚は甘味。

にんじん、酸味の酢、甘味の砂糖・・・
で、にんじんのピクルス! となりました。

酢×砂糖の組み合わせ。
甘酢にドレッシングも! いろいろ試したいと思います。

 

今日は啓蟄。

医学が発達していない時代、原因がはっきりしない病気は
体内の虫が引き起こすと考えられていたそうです。

肝積(カンシャク)という虫です。肝臓にこの虫がいる人は
怒りで顔色が変わり他人を怒鳴りたくなるそうです。

これと関連があるのかもしれないのですが、薬膳で習う
五行説、五志でも春は「怒」。(春は)怒りっぽくなる
ということを書いています。

癇癪(カンシャク)持ちとか、肝の虫とか、こんな虫も
いますよね。

ベランダで山椒の木が越冬に成功。芽吹いていました!
穏やかに過ごしたいものです(笑)。