未経験者歓迎!合気道S.A.岩本道場のブログ

普段の稽古内容を中心に更新していきます。
道場の雰囲気や指導員岩本の人柄なども感じて欲しいです。

重陽の節句の稽古

2008-09-09 23:26:42 | 稽古日誌 form 戸田
9月9日(火)
重陽の節句の稽古でした。

中国では奇数は陽の数として、縁起のいい数字と言われているそうで、その陽の数字で一番大きな9の数が重なる9月9日を陽が重なる「重陽」の節句として、菊に長寿を祈る日のようです。
日本でも、旧暦を使用していた時代までは、ポピュラーだったようですね。

無病息災、長寿を祈う日に稽古に臨めたのは嬉しい事です。
…ちょっと大袈裟でしたかね?(笑)

合気道を学ぶことで、健康な身体になり、毎日の生活に張りが出てきてくれると嬉しいですね。

さて…

■少年・少女部
基礎体力作り=腕立て
基本技=小手返し
その他=組手

当団体の小手返しは、投げの時に足を掛ける(置く)のですが、初めてに近い子は、どうしても掛ける足を間違ってしまい、後ろに掛けるべき足を前から刈ってしまったり後ろ側に倒す所を前に倒そうとしたり…
大人から見たら「なんで?」と思うことも、当たり前の様に間違えるんだなぁ…と、教え・伝える奥深さを感じました。

組手は、10月の試合に出場する会員がいるので、今回は試合に向けたディフェンスを崩しについて説明しました。
まぁ、言われた通りすぐにできれば苦労はない訳で、やはり、組手になると教えた通りの動きはなかなか出来ません。
ただ、意識をしているのと漠然と行うでは大きな違いがありますので、今日習ったことを忘れずに、今後の組手で試していって欲しいです。

■一般部
今日の参加者は少なくて3名。
審査稽古なのですが、新たに入った3名にはできれば審査を受けて欲しいのですが、休みが続いてしまうと…

基本動作はとても大切です。
審査を機会に、しっかり見直して欲しいです。

あと、昨日の稽古で気になった点が一つ。
基本技の稽古で、小手返しをしていた会員さんの動きがちょっとおかしかったので見てみると…
捌いた後に回転動作をする際、相手の腕を自分の手元に引っ張ってしまって、自分の身体が縮こまってしまっているような状態になってしまっていたのです。
これでは、自分が窮屈で技を極める時に余計な力がかかってしまいます。

組手では、こういう投げ方も“アリ”ではあるのですが…

組手に慣れてくると、身体が「投げよう」としてしまい、特に初心者は力に任せた動きをしてしまいます。
そこには、身体の軸も中心もなくなってしまう事があります。

型は、ある意味「理想」なので、型稽古の時には、相手もある程度の協力があるので、必ず理想の動きを目指して行って欲しいです。
本来は、型稽古の動きが組手で出来る様になる事が理想なので、組手の動きを型稽古で行ってしまうのは、本末転倒なのです。

どの武道でも「自由攻防を行うと技が荒れる」と言いますが、このケースは正にそれなのかもしれません。

かといって、武道の稽古において、自由攻防の「組手」は必要なものだと思っています。

型稽古のみ行う功罪、組手稽古中心の功罪、それぞれあるでしょう。
我々指導員は、その中にたちつつ、会員さんが合気道の求める方向から外れていかないように軌道修正を行うことも役目なのだと感じる稽古でした。



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