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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

大組閣について

2014-01-28 15:50:56 | AKB48_軽ネタ
※私は大組閣について特に強い想い入れはないが、ただ、観ていて残念な部分がある。


過ちて改めざる、これを過ちという



これは論語の言葉であるが、非常に重い言葉だ。

朝令暮改は悪い事ではない。

拙速な判断はよくないが、誤ったと思ったら修正した方がいい。


ただし、全ては内容次第だ。

今回、大組閣をやらざるを得なかったのだとしたら、運営としては相当に手が詰まってる、と私は感じる。

トライ&エラーも、予定調和を壊すのは結構だが、壊すことでしか状況を打開できないのだとしたら、ここで腰を据えて熟考した方がいい。

創造的破壊とは、創造するために破壊するのである。

今回の大組閣で何を創造しようとしているのか、それがメッセージとして伝わってこないから混乱する。

青臭い言い方をすれば、「大組閣の大義は何か?」ということだ。

それは、メンバーやファン、スタッフら1人ひとりの気持ちを乗り越えても掴み取りにいく価値があるのか、それともないのかという話だ。

明確である必要はないが、今は不確定だとしても未来を信じさせることのできる何かをメッセージとして伝えることができるか、それが大切だ。


未来は創造し、育んでいくもの。

ものが乱暴かどうかではなく、メッセージを伝えようとしているのか?

これまでは偶然に無意識的に伝わっていたものがある可能性についても忘れてはならないし、今のAKB48コミュニティでは、運営が考えている以上に空気を共有できていないから、前ほど伝わらないこともよく考えた方がいい。

これは技術論や方法論の前に「思いやり」や「やさしさ」の問題だ。

混乱の中心に「人間性」があることから目を離してはならない。


「予定調和を破壊する」という成功体験を破壊できずにいるのが今の運営だと思われても仕方がないだろう。