
今日は第46回衆議院議員総選挙ですね。
個人的には全く盛り上がっていないですが。
意識が低すぎるせいか、ロクな争点がないように思えてしまいます。
きっと私の頭がおかしいのでしょう。
まぁなんにせよ、とりあえず選挙制度を変えないと、優秀な人材が政治の世界を目指さないですよ。
今の日本の政治の世界に「立志伝中の人」って聞かないですよね。
できないからですよ。
そもそも、国家のことを議論する役割の「国民の代表」を、小選挙区で選ぶという発想が気が狂ってるとしか思えない。
たかだか30万人を代表する「地域の代表」が国家天下のことを議論するなど、そりゃ小粒な政治家しか出てこんわ。
まず地元への利益誘導を言わないといけないから、その必要性のない地盤と票田を引き継ぐ二世、三世でないとロクな政治家になれない。
だから、日本の政治は世襲制になるか、もしくは利益誘導型の封建制にならざるを得ない。
小沢一郎が日本に二大政党制を構築するために入れた小選挙区制の副作用に苦しまされている。
このくだらない束縛から日本の政治を解放しないとならない。
せめて100万人を代表するくらい、つまり衆議院の定数を100人にするくらいの大改革をしてみたい。
比例代表と選挙区を廃止して、全国で1選挙区にして、上位100名を衆議院として選出する制度に変えよう。
そうすると1位の人が首相指名を受けることになるだろうなぁという気がする。
これなら首相公選制にしなくても、議院内閣制でありながら事実上の首相公選制になる。
これだと政治がポピュリズムになると批判されるが、私はそうならないと思っている。(思うだけではだめだが)
なぜなら、国家行政の責任を国民が負担することになるからだ。
今の責任が分散される体制であるよりも、はるかにまともな選挙行動につながると思っているし、そのことによってよりよい人材が輩出されることが期待できる。
この方法に対する唯一の有効な反論は、それでは「独裁のリスクが増す」という点だ。
独裁をどう止めるのか、これが焦点となるが、それはリーダーシップを発揮させないということだから相当難しく、知恵が必要だ。
あっ、そうではない。
衆議院議員総選挙の話をしたかったのではなく、第5回選抜総選挙の話をしたかったのだ。
そういえば、昔は政治について語るブログだったな・・このブログ。
とにかく、私自身の考えとして「国が」とか「役人が」とか言ってる政治家の話は信用しないので、そういう投票行動をとりたいと思います。
(AKB48でいえば「運営が」ってやつですかねww)
先週末のANN(篠田/大島/渡辺/島崎)を仕事しながらながらで聞いたのだけど、
収録とはいえ、島崎ぱるるシャベリがだいぶこなれてきた感が出てたね。
普通に話を聴いていて面白かったよ。
一方、渡辺まゆゆの「崩さない感」とのコントラストが面白いなぁと思う。
AKB48グループ(AKB48/SKE48/NMB48/ユニット/ソロ)のCD売上枚数の推移と分析
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/d3027408e5f5a3c7b7f5e838cd897d0c
↑でも述べたんだけど、私はAKB48の浮沈は選抜総選挙にかかっていると思っています。
その立場からすると、AKB48にとって来年の選抜総選挙の「争点」を作ることが大事になってきます。
第1回~第3回は、前田敦子と大島優子という2強が争点であり続けましたが、前田敦子の卒業で第4回は争点を失いました。
代わりの争点となったのが、指原やSKE48のメンバーたちの下剋上の物語でしたね。
次は何でしょうか。
いろいろな考えがあるのでしょうけれど、私が一番面白いと思うのは、大島優子、渡辺麻友、島崎遥香の3者の競争を争点化することです。
王者:大島優子
次世代エース:渡辺麻友
超新星:島崎遥香
現段階では、大島優子/渡辺麻友/島崎遥香の開きは大きいですが、これをどこまで縮めて争点化できるか。
それがAKB48としての勝負の分かれ目であろうなと思います。
そういう意味で、毎度誰をセンターにするかが話題になりますが、それは表向きのセンター争いであって、核心的な狙いは総選挙を盛り上げてAKB48自体の成長に繋げていくということなのです。
じゃんけん大会のおかげで、ようやく島崎遥香が立ち上がってきたので、コマが揃い始めたというのが「ただ今」という感じだと思います。
今後の運営に期待したいと思います。
さて時代の切り替わりにおいて同じ興行商売のプロレスでは、団体対抗戦とともに世代間闘争で短期中期的な注目を集める局面ですね。
例えば新日ではそうやって猪木坂口→長州藤波→武藤蝶野橋本+佐々木→永田中西天山小島→中邑棚橋オカダと引き継いできました。
チャンピオン級の超新星・島崎を、古いチャンプ大島らに挑戦させ、来年は善戦の末負ける位がいいブックかもしれませんね。
ただ、それだと局地戦過ぎてテーマになる大島まゆゆ島崎ヲタ以外は白けるだけなのでしょう。
むしろ宮澤河西北原梅田高城秋元佐藤亜倉持らの支持者による世代防衛・反運営同盟的勢いを作り、運営目線での時計が前に進まないことになりかねない。
今までやってきた地方グループ、事務所ユニットも依然有効な戦略ですが勢いがない。今のままだとNMB若干名躍進、SKE現状維持やや減、HKT微増程度で動きがない。
海外グループは、特に日本民族に似た漢民族の美形集めた上海はまだいいのですが、握手会も当然国内で日本語で釣り含めやってもらわないといけない。それができなきゃ、日本人向け商売としては韓流以下で戦力外でしょう。
そう考えるとチーム4戦略を失敗したのは、結構な痛手ですね。何にも起爆剤がない。
メインイベントに島崎と横山が食い込んでるだけで、若手による前座~第2試合が熱がない。第3~6試合まではみんな7期以前の古株が変わらない試合をしていて、団体戦略でそこにブッキングされているアンリレはまだまだ青白い試合でベルト挑戦権にはまだ遠い。SKE、NMBとの対抗戦は長期化し、新鮮さがなくなってきた。
新采配に期待ですね。
主氏の結論に賛成します。
※ まゆゆは年齢が若いだけで本当は旧世代なのではと思ってましたが、珠理奈含め最近センネズの立ち位置が一層不明確化してきた恐れが感じられてきたのですがいかがでしょう
一言でいうと武藤十夢がよかった。細かなところでのウェーブやリズムノリのよさはなかなかのものです。踊れるメンバーの一人として中堅争いに食い込んで行ってもらいたいですね。(もっとも推しカメラ状態だったので、何割か増しの評価ですが)
当然一位争いが表面化するほうが絶対に面白いので、そうするのは急務だと思います。
ですが、なんにも知らないメンバーが上のほうに入ってくるかもしれないという空気感が全体に流れてくれるといいなと感じました。
コメントありがとうございます。
>プロレス
確かに(笑)
>世代防衛・反運営同盟
同盟いいですね。
いや~、そういう動きも見てみたいです。
前に主張したことがあるのですが、例えば「まゆ坂46」。
大島優子が自滅しない限り、このままいってもトップ争いなどというものは成立しないと思いますので。
ピンで勝負にならないなら、集団で挑むのが定石。
外から持ってくるんですよ票を。
まゆゆが伸びれば乃木坂46も伸びるというWin-Winの関係を組めれば勝敗は一気にわからなくなりますね。
まゆゆと乃木坂46はソニーなので、そこは協調できんのかと。
「まゆ坂46同盟」をやって欲しい。
島崎ぱるるに関しては徹底的にゴリ推し&イメージ戦略で好感度を上げて、外の一般ライト層の得票へとつなげていくと。
そう、つまりトップ争いの条件として、「新しい票」を獲得していくことを加えることが非常に大事です。
それこそがAKB48を背負う人々の重責。
「ゴリ推し」というとネガティブなイメージが付きまといますが、全体を盛り上げるために、その下にいる人々に光があたるようにすること、上が盛り上がるからこそ、その下の盛り上がりも増すのです。
>チーム4戦略を失敗したのは、結構な痛手ですね。何にも起爆剤がない。
全く持ってその通りです!!
まったく・・。
しかし、今考えると・・それどころではなかったというのが実態なのかなと思うに至りました。
本体が失速してしまい、全ての計画を転換する必要性が出てきたのですね。
余裕がなくなったので四の五の言ってられない状況であったと。
コメントありがとうございます。
>武藤十夢
上から読んでも下から読んでも「ムトウトム」ですね!(笑)
彼女こそ、選抜総選挙で運命が変わったシンデレラガールですよね。
総選挙の効果がすさまじいことを若手メンバーに見せ付けた格好の例になりました。
なんといっても選挙の順位がつけば、そのメンバーのことを説明する必要がない。
後光がさすと言うかなんというか(笑)
本人にとっての自信にもなりますからね。
だからこそ、中堅にせよ若手にせよ総選挙を諦めるのではなく、あくまでも追求していって欲しいなと思っています。
コメントありがとうございます。
>JKT48、SNH48のオタが移籍組にどれだけ投票するか
非常に重要な視点かと思います。
この点に関しては、AKB48だけの話ではなく、もっと広く捉えたいところです。
(投票権がCDに付属されることを前提として。モバイル票かもしれませんが)
もし、国を超えたCD販売ビジネスが成立するとなると、しかもCDなどというレガシーにお金を払う文化のない国を超えてビジネスが成立するとなると、これはビジネスモデルを考える上でコペルニクス的転回くらいのインパクトがありますね。
時代の流れに逆行する驚くべき、まさにイノベーションと呼ぶに相応しい出来事になります。
AKB48が、これまで産業界で不可能と言われてきたことを可能にしてしまうのか、非常に興味深い点です。
今後の日本のビジネスを占う意味でも、注意深くみていきたいと思います。