進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

「議論」ではなく「対話」のススメ ~ダイアログ~

2013-08-21 02:14:32 | AKB48_オピニオン

「議論」ではなく「対話」もあるよ、というお話。


ドラフト会議
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/d1ad73b4eb65f76a3a6b6fec2735c6bf


↑上のエントリで繰り広げられた議論を読んで思ったのですが、ちょっと混乱しているようなので、ちょっと私の方で整理しますね。
(既に見習いさんが、非常によいコメントをしてくれていますが。)

論者の立脚している知見が、とりわけ「理念」と「組織」に対する考え方に大きな隔たりがあるので、このまま議論を進めても平行性だと思います。

なので、まず「理念」をおさらいし、「対話」でないと成立しないよという話の展開の後、簡単に「対話」についてお話します。


---------------------------------


当Blogでいう「理念」とはビジョナリー・カンパニーの「基本理念」のことです。

「ビジョナリー・カンパニー」は現代のドラッカーとも呼ばれるジェームズ・C・コリンズが提唱した「学説」でもありますし、持続的に利益を生み出す卓越した企業の「呼称」でもあります。

(なんで現代のドラッカーかというと・・出版社の売り文句だと思いますけど、ドラッカーがそうであったようにビジョナリーだからなんだろうなぁと思います。)

当Blogでも過去何度か触れています。

AKB48はビジョナリーカンパニーになれるか?!
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/2462f432dbc5e3b5b22c8fa39f7b877f

時を告げるのではなく、時計をつくる
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/91429274914372eb7fc7865aac457f6d

AKB48も踊る
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/148e8f87673bb92ee979d213b1926620

アイディアを狩る狩猟採集生活から、土壌(組織力)を醸成しタネ(アイディア)を育てる農耕生活へ
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/0319c34c9503377d8b175908352da252

「育む」という発想で、継続的な努力が活きる生き方をしよう
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/eaf9943d3704e917e3377c127067f036


ジェームズ・C・コリンズは過去の企業業績を調査し、卓越した企業になるための「条件」と思われていた項目が実は嘘だと明らかにしました。

これは「12の神話の崩壊」として説明されています。

(1) 「すばらしい会社を始めるには、すぐれたアイデアが必要である」とは言えない
(2) 「ビジョンを持った偉大なカリスマ的指導者が必要である」とは言えない
(3) 成功している企業は、利益の追求を最大目的とはしない
(4) 成功企業には、共通した「正しい基本的価値観」があるとは言えない
(5) 「変わらない点は、変わり続けることだけである」とは言えない
(6) 「優良企業は危険を冒さない」とは言えない
(7) 「優良企業はだれにとってもすばらしい職場である」とは言えない
(8) 「成功企業は綿密で複雑な戦略を立案し最善の動きをとる」とは言えない
(9) 「根本的な変化を目指すには社外からCEOを迎えるべきだ」とは言えない
(10) 「成功企業は競争に勝つことを第一に考えている」とは言えない
(11) 「二つの相反することは同時に獲得することはできない」とは言えない
(12) ビジョナリー・カンパニーが成長を遂げたのは、経営者の発言が先見的だからでは全くない。

その上で、唯一つだけ、卓越した企業に共通してる点があるとしました。

それが「基本理念を持っており、病的なまでに基本理念に忠実である。」ことです。

コリンズはこう言います。

世界は変化している。
この難題に組織が対応するには、企業として前進しながら、その基礎となる信念以外の組織のすべてを変える覚悟で望まなければならない。
組織にとっての聖域は、その基礎となる経営理念だけだと考えるべきである。

基本理念を、文化、戦略、戦術、計画、方針などの基本理念ではない慣行と混同しないことが、何より重要である。
時間の経過とともに、文化の規範は変わる。
戦略は変わる。
製品ラインは変わる目標は変わる。
能力は変わる。
業務方針は変わる。
組織構造は変わる。
報酬体系は変わる。
あらゆるものが変わらなければならない。
その中でただひとつ、変えてはならないものがある。
それが基本理念である。
少なくとも、ビジョナリー・カンパニーになりたいのであれば、基本理念だけは変えてはならない。

この点から、本書の中心になっている概念が導き出される。
概念とは「基本理念を維持しながら、進歩を促す」であり、これこそ、ビジョナリー・カンパニーの真髄である。

組織を築き、経営している読書に向けた本書の主張のなかで、何よりも重要な点をひとつあげるなら、それは、基本理念を維持し、進歩を促す具体的な仕組みを整えることの大切さだ。
これが時計をつくる考え方の真髄である。

会社を究極の作品と見るのは、極めて大きな発想の転換である。
会社を築き、経営してるのであれば、この発想の転換によって、時間の使い方が大きく変わる。
製品ラインや市場戦略について考える時間を減らし、組織の設計について考える時間を増やすべきなのだ。

ビジョナリー・カンパニーが素晴らしい製品やサービスを次々に生み出しているのは、こうした会社が組織として卓越しているからに他ならず、素晴らしい製品やサービスを生み出しているから素晴らしい組織になったのではないと思われる。



「会社を究極の作品と見るのは、極めて大きな発想の転換である。」

これは極めて重要な発想の転換です。

ビジョナリー・カンパニーは「時を告げるのではなく、時計をつくる」のです。

昔は正確に時を告げる能力は貴重なものであった。
その才能のある人が才能を生かして、生涯、正確な時を告げる役を負うか、そうではなく、正確に時を告げることのできるシステムとしての「時計」を創るのか、は大きく役割が違う。


この部分に関する考え方が大きく異なると、議論は進みません。

「持続的な利益を生み出し続けるAKB48という組織(システム)こそ究極の作品である!」と主張する人と、「AKB48のブランドも組織も、個々のメンバーの自己実現のためにある!」と主張する人の間には、基本的な考え方に大きな隔たりがあるからです。

また、今時「ミッション・ステートメント」や「経営理念」を掲げない企業はほとんどないと思いますが、「ビジョナリー・カンパニー」を信ずる人と、そうでない人の間には、これまた「理念」に対する考え方の大きな隔たりがあります。

一方は「基本理念は全てに優先する」と考えているわけですから。


以上を踏まえると、考え方の違う両者が語らうためには、見習いさんが指摘してくださったように、

これらを踏まえて次の議論が成立しませんか?
AKBは理念を掲げずに成功するパターンを作りたいのか、それとも今でも理念を掲げているのか、掲げたいが掲げる事ができていないのか、ここがハッキリしていません。
そして恋愛禁止条例=理念とする考えは主流派の考えではなく同意が得にくい部分です。

ガチ・マジという理念は必要か?
必要ならどういう形で具体化するか?

ではないでしょうか?


となるわけですが、たぶんこの話も平行線になるのは目に見えています。

「理念」に関する議論に答えが出るなら、全ての企業がビジョナリー・カンパニーになっているわけですから。

つまるところ、何に価値があるか、何が正しいのか、といったことを論争する枠組みがあるのは多様性を醸成するのに非常に重要なれど、「理念」に関して言えば、これは明確な答えが出るものではないので、「議論」ではなく「対話」によって進めるのがよいかと思います。


---------------------------


で、また言葉で説明するのが面倒なのでPPTのスライド貼りつけることにします。

(文字が小さくて見えるかな・・)










最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
経営者の言葉と対話と説明 (DP)
2013-08-21 03:16:03
論者によって、寄って立つ”立場”と”見え方”が全く違います。

恋愛禁止条例も、ゴリ推しもそうですが、本店中堅干されの処遇(本店単独コンサ問題)についても、それ。絶対分かり合えない。

実際の政治も同様で、最終的に国会での対話を経て、首相のリーダーシップの下に政治決定(議院内閣制下与党の(強行)採決)してるわけですが、そうとう開かれた議論と、施政者の説明責任の徹底が(一応)尽くされているのですが。(公開)企業も投資家、顧客に対し、相当やらないと生きていけない。

そのわりには、今の48グループは(大企業なのに)非公開ベンチャー企業のように、何の説明も対話もなく好き勝手決定して、ズレた新製品押し付けてきて、成果を上げてないように見えますね。

48グループも、かつては上手に説明して(説明をプロモーションに変えて)、メンバーと既存顧客に何を大事にし、何に向かおうとしてるのかビジョンを示しながら、新規施策と新価値の投入をしていたなと思うのです。代表例は、7人選抜制の試行と研究生(小木曽木下)大抜擢した当時の青空片想い選抜発表ドキュメントの運営の説明の決めの細かさ。あれをしていたから、ヲタもメンバーも新規イノベーションを排除せず支えながら、有機的に挙国一致で進めた。今のやり方じゃ、新規イノベーションを拒絶しますよ、説明不足で。
http://v.youku.com/v_show/id_XMTYyNTIyMDky.html

今のAKBは、数年前のmixiにすごく似ていて、秋元康が手を引いた今の運営は、その時の笠原らmixi首脳陣とすごく似た感じがするわけですよ。あの時のmixiは、でかいのに本当にこっちの気持ちをわかってない内向きの論理を客に押し付けてきたなあ、大きな説明もなくfacebook等意識した空想的改革をたくさん手を出して、顧客を失ってきたな。本当に似てるなと思うのです。


返信する
お詫びします (よしりんファン)
2013-08-23 00:57:26
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/d1ad73b4eb65f76a3a6b6fec2735c6bf
↑上記コラムの「弾圧」「言論統制」という表現や、ゴリ推しの「正当性」に対する問題提起を「秋元康の愛人だから」と例えたのは過剰でした。お詫びします。ただ繰り返しになりますが、恋愛禁止条例自己責任論に代表される理念喪失の危惧、自己実現と称した実態は断片化された自己最適に陥りつつある危惧、という考えは曲げません。「自己責任論やスキャンダル商法(ドーピング商法)を問題とは思わない」「そんな解釈自体がおかしい」という声も理解しますが、であれば一層、そうした勢力の増幅を看過できないし、多少過激でも対抗すべしという考えも曲げません。悪趣味な炎上商法で商業的成功を得ようとも、そんなものはコンプライアンスや倫理観念を無視した「ドーピング商法」であり価値は無いという解釈も曲げません。だから私はたとえ波紋が広がらないと言われようが、主力メンバーであれば渡辺麻友や横山や島崎を支持してきたのです。今回のフォーチュンクッキー然り、選挙投票権シングル2作を除けば歴代1位の初日売上なわけで、大々的プロモの投資効果は得られたわけですが、この結果をもって「AKBは尚絶頂であり進化中」と曲解する空気の発生によって、問題喚起が埋もれてしまうという複雑な感情も払拭できません。

それから、組織のあり方論や理念崩壊への危惧を個別メンバー攻撃と解釈されるのは本意ではないのでストレートに言いますが、私は指原の才能や意欲、存在自体は否定しません。問題の本質さえ外さなければスキャンダル自体を非難するつもりも無いし、挽回の機会はあって良いと思います。首切り論についても、「自己責任論を盾にスキャンダル商法すら容認される空気がAKB界隈に蔓延し、組織崩壊の芽が生まれるなら、ファンも含めた内外から首切り論が提示されるレベルの“危機意識の高い集団”であってほしい」と思うのであって、解雇自体に賛同の意ではありません。国会に例えれば、退陣要求の不信任案を提出すること自体には賛成だけれども、実際の投票行動としては、不信任案を否決する信任に投票するということです。ただ、自己最適化を目的に炎上を意図した挑発的言動(悪意は無くとも組織イメージの悪化や理念崩壊が危惧される)を面白がり、挙句は神を崇めるが如き一部支持者の風潮は、シラケや呆れを通り越してAKBファンとして悲しくなります。それについてもメンバー非難というより、それが容認される運営・組織・ファン・支持者が作り出すAKB界隈の空気を情けなく感じるのです。

じゃあAKBが継続的に熱くなり得るにはどう進んでほしいのか。恋愛禁止条例に代表される統一理念を明確に掲げるのがベストとの想いは曲げませんが、繰り返しになるのでここでは辞めます。妥協点として、AKB界隈の拠点化・個別化・断片化がこのまま進行しても、アイデンティティーとなり得る共有ネットワーク像を創出して、永続的且つ創造的に自己増殖できる仕組みを目指す。その事例として、東京都市圏における都市シンボル1位に、「山手線」という交通インフラが選ばれたことを以下に挙げました↓
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/d73b2d66383e1b1e2a55fd8c6f58922b
東京は世界一の都市圏人口3700万人、実は経済規模(GDP)でもニューヨークを遥かに凌駕する(2倍近い)、歴史上で最も発展している怪物カオス都市です↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%96%E9%83%BD%E5%9C%8F_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)

多様性に溢れ、個性の異なる無数の拠点がバラバラ・断片的に存在するカオス巨大生物である東京が、それでも秩序を保って世界一の都市圏を永続的に保ち、破壊と再生を繰り返しながら発展・膨張を継続し得る原動力、その概念的存在として、「1週1時間」「すべて各駅停車」「緑ラインカラーの同型車輛」「ひらすら廻り続ける」という、カオスと真逆な単純明快な山手線の存在を挙げています。私は生まれ育ちが東京なので、旅行等から新幹線で戻り山手線の緑のラインカラーを目にしたとき、「ああ帰ってきたな」と東京を感じるアイデンティティーになっています。都市圏自体はバラバラ断片の曖昧集合体であっても、山手線の環状の太い輪が軸に存在することで、網の目状に広がる地下鉄や私鉄の膨大なネットワークも相互に重層的に活き活きと輝き、回遊性が増し、都市圏の隅々まで血が通う。それぞれの街が自己創造しながら強力に個性を競い合う。当初東京は、飯田橋(西)、両国(東)、上野(北)、新橋(南)で線路が途切れていましたが、鉄道創世期の100年ほど前に、山手線の環状運転と中央線をブッ通して東京の街を貫通させることで、動脈の骨格を創りました。山手線開通前は原野同然だった池袋や渋谷でさえ、各方面からの路線(ネットワーク)が集まり、競い合うように自己創出・自己増殖する街が次々と生まれました。東京都市圏の基本骨格は鉄道ネットワークをベースに拠点ごとに自然増殖したカオス都市であり、網の目のように絡み合ったネットワークを介して重層的に回遊させることで、3700万都市圏という巨大生物に血を通わせ、全体秩序と躍動を継続的に保っている。

運営は花火大会や祭りを個別に開催して注目を集めるだけでは、単発の爆竹に留まり共感は拡がらない。統一理念を掲げるのが困難な中で自己開拓、自己実現、自己増殖を目指すというなら、せめて東京都市圏の山手線のような軸となるインフラ整備、血流を通わせたうえで、それぞれの拠点(各チーム・支店・メンバー)の創出が自主的に起こり得る仕組みを目指さないと、薄っぺらく拡張性の乏しいツマラナイものになってしまう。地上部分だけ華やかな造花でアピールしても、地中に根を張り巡らせた物語でなければ、ちょっとした風雨や地震ですぐに萎れてしまいます。

その流れで冒頭の件をフォローするなら、それこそ指原はAKB都市圏に山手線を創造・運行し、内界・外界ネットワークを繋ぐのに適した人材だと思うし、HKTという小規模な街では、それを初期レベルで実現できていると感じます。開拓・創造・育成力、ネットワーク・俯瞰力などを兼ね備えたバイタリティは凄いと思いますよ、純粋に。だからそうしたプラスの実績を活かして他の主力メンバー、AKBなら渡辺麻友、横山、島崎、川栄、SKEなら松井玲奈&珠理奈、松村、NMBなら山本彩、渡辺美らと相互連携しながら水平展開し、刺激し合ってAKBグループ全体に拡げる流れを創出できれば、良い方向に進むのではないでしょうか。運営がちぐはぐでも、主力メンバー間の連携の輪が健全なら、各チームや支店間にも血が通い、中堅・若手・研究生の意識にも波及するでしょう。

そういう視点や意欲を持ったメンバーを、それぞれの拠点(各チームや支店)ごとに2~3人育み出せれば、個別の物語自体はバラバラで断片的であっても、点と点→線と線→面と面→立体→四次元→五次元→異次元へと相互ネットワークが拡がる。かなり高度な組織体系・運営力・人材の継続育成が必要になりますが、必ずしも恋愛禁止条例のような統一理念はなくとも、ある程度の秩序と躍動を両立して保てるかもしれません。
返信する
みなさん素晴らしい (advanced_future)
2013-08-23 01:57:24
みなさん、コメントありがとうございます。

>今の48グループは(大企業なのに)非公開ベンチャー企業のように、何の説明も対話もなく好き勝手決定して、ズレた新製品押し付けてきて、成果を上げてないように見えますね。

眼前の出来事に追われていて、一歩引いて見ることができていないのかもしれませんね。
急回転してきた組織はスピードが落ちると推進力を失って倒れちゃうので、スピードを維持しなければならないプレッシャーが強いのでしょう。
現場への権限委譲を進めても、現場にまだ能力が備わっていないから混乱している最中ではなかろうかと、推察します。
現場への権限委譲の過渡期的症状か、それとも・・なのかはよく見極めないとわかりませんが、これを乗り越えて組織の構造改革が進むと、ひょっとしたら驚くべきパフォーマンスを発揮する組織になる可能性も無きにしも非ずです。


>よしりんファンさん

素晴らしいコメントありがとうございます。
初めの訂正もいい感じです。
このブログで新しいコミュニケーションの可能性が開けた気がします。
私はちょっとワクワクしています。

危惧されている通り、一部の声にバイアスがかけられ拡散された結果、意図せぬ悪い結果を呼び込まないようにしていくべきだという問題提起は、AKB48にとって、なくてはならない意見だと私も考えています。
歴史をひも解けば、後から考えれば馬鹿げた「空気の支配」も多々見られるわけですから、「だめなものはだめ」と水を差す人は必要不可欠
です。
「対話」の形でコミュニケーションを進めることができるならば、これまでとは違う世界を見ることができるようになると、私は信じます。


しかし、「東京山手線理論」は非常に面白いですね。
私が無知で知らなかっただけかもしれませんが、このメタファは使えますね。

パクります。(笑)


後半部分についても、当Blogで語られてきたこととかなり近いものがあって、少なくてもこのブログの参加者の間では、だいたい同じものが見えてきた感じがしますね。
あっ、同じもの見てるな、という感じを皆さん持たれているのではないでしょうか。
だいたい考えていたところに行きつきつつあるように思います。

あとはこれからですね・・ここからが問題なのですが。
返信する
「議論」ではなく「対話」に全く異論ありません。 (genki)
2013-08-23 04:59:25
主さんいつもありがとうございます。

ただ少しだけ僕の立ち位置を誤解されているように感じたのでその点は示しておきたいと思います。

理念に関してですが、僕は主さんが説明されている理念に基づいて話しているつもりです。
恒久的に不変のものであるという位置づけも理解しています。
恋愛禁止条例を恒久的な理念にできなかった(正確には今は片手落ちで宙に浮いていると思っています)理由はスキャンダルの連発が原因でもその後の対応の問題でもないと思っています。
個別的な事象はその都度修正されていけばいいものですからね。
僕が考えている最大の原因はやすすの言葉で言うところの甲子園の消失です。
つまり恋愛禁止条例は恋愛をしないで甲子園を目指そうという理念だったはずなのに東京ドームという名の甲子園に到達したことにより次の目標が見えなくなりました。
加えて新公演の滞りもこれに拍車をかけています。
そしてその結果恋愛を禁止する部分だけが残り、とにかく頑張れ、マジになれガチになれというただの根性論になってしまいました。
何に対してマジになれば良いのかを見失っているのです。

自己最適化の問題も目標喪失と無関係ではないでしょう。
周りを気遣う人や全体のことを考える人を育てるには全体に対して貢献できる役割を与えるか或いはその役割を自ら発見できる土壌を構築しなくてはなりません。
だから役割のあるキャプテンや選抜メンバーは意識を高く持てますが、干されや不人気メンバーから自己最適化していくのだと思います。
単独公演を求めるAKBメンバーのコメントが正にこれですね。
出番が欲しいという自己の都合によって考えが支配されています。
しかし僕はこれを見てメンバーを責める気にはなれないんです。
だって現状彼女たちには自己最適化する道しかない様に見えるからです。
念のため言っておきますが自己最適化を処罰する根拠がないとは言いましたが自己最適化自体を肯定しているのではないです。

現状を打破するために明確な目標を定めるべきです。
僕は普段運営に対して説明責任をあまり強く求めないことも多いのですが、この点に関してメンバーとファンに対してしっかり考えを示すべきだと思っています。
ファンの側からもこの点についてこそ大いに語り合うべきでしょう。
夢を描くの自体楽しいですしね。
主さん達が推しているスピンオフは一つの回答だと思うのですが、その他のメンバーはどうなるの?とか、その次の世代はまたスピンオフするの?
という辺りがどうしても気になってしまいます。

僕は全体を統括するような理念を持つことに対して何ら反対ではありません。
皆で甲子園を目指すというのは立派な自己実現の一つの形だからです。
そしてその形は恋愛禁止条例と共に東京ドームまできちんと機能していたと思います。
ブランドや組織がどうこうではなく理念としてきた恋愛禁止条例自体が自己実現を目指していたはずです。
いずれにしても目指すべきものが見えれば自然と理念は戻ってくるのではないでしょうか。

「東京山手線理論」について
僕もとても面白いと思います。
運営が進めてきた兼任というシステムもきっと足掛かりになっていくのではないでしょうか。
また、ドラフト制に関しても中身はとりあえず置いておくとしても主要メンバーがライブ以外で一同に会する機会として捉えればそこから更に発展的な繋がりも見えるような気がします。
返信する
unknown (Unknown)
2013-08-29 18:54:10

>>>秋元康の愛人

直球ワロタ、事実じゃねえか(笑)


実際最近の秋元やすすはサギ○ラサ○コをゴリ押しして遊ぶことしかAKBに興味ないじゃないのか(絶望欝)

こんなAKBを純粋に応援できるファンに心より尊敬と哀悼の意を申し上げます。
返信する
Unknown (とがし)
2013-08-30 00:25:17
品がなさ過ぎる。
これまでも荒らし的なコメントはいろいろと見てきましたが、それなりの理屈もありました。
彼らなりの信ずるところに従っての発言でした。
しかし今回は理屈も何もありません。
しかも対話をしようというこの記事に対するコメントとして許せません。
AKBに品がないと罵るあなたに品がない。
返信する
対話より重要な真実正義 (Unknown)
2013-08-31 13:28:39

>>対話しよう
対話よりも真実や正義の追究を優先しませんか?


かつて前田敦子に付きまとった大量のアンチは、前田敦子コンプレックス(リスペクト)の裏返し。前田敦子の偉大さゆえの必然で生まれた健全なアンチ。松井Jのアンチも同じ。


一方でチーム4キャプテンとHTK支配人のアンチは、正義を求める怨念、憎悪、恨み、怒り、憎しみの結晶だと思いませんか?前田敦子のアンチとは本質的に異なります


AKBは正義の血の結晶を軽く考えすぎていませんか?


偉大であるがゆえに嫌われた前田敦子。
愚かの極みの象徴であるがゆえに憎まれるスキャンダル2トップ。

スキャンダル2トップは真実と正義を叫ぶ怨念の子を真摯に受け止めませんか?

こんな落ちぶれ果てたAKBを熱く語れるファンに、心より尊敬と哀悼の意を表します。
返信する
嫌な予感 (よしりんファン)
2013-09-01 06:52:01
せっかくのスピンオフ候補のチーム4も、出だしで躓いてしまった...。

峯岸の件(存在)とチーム4結成の件は、別事象とはいえ、運営は今後峯岸チーム4を強烈に推すことで生まれるファンの対立や摩擦を話題喚起を便乗利用する、いわゆる「スキャンダル商法」で攻めよう!という芽が生まれそうで、危惧しています。スキャンダル商法が一番の話題となってしまう最近のAKBの流れ、嫌な予感がします。

組織論とは別のところで、篠田麻里子、ともちん、オカロの3人が卒業してしまうのは、当たり前ですが強烈な戦力ダウンですね。3人は属性(系統)が重なる部分もあるので尚更です。
穴を埋めることは不可能。それをスキャンダル商法の対立エネルギーで話題喚起することでごまかすとしたら、愚かの極みです。

峯岸は想い入れある(あった)メンバーの一人だし、実績や能力を非常に高く評価していますが、今回もこのままスルーしてゴリ推し継続でしょうし、もう話題に挙げて語る気力すら失せてきました。

さや姉のように明確に説明してチーム4に懸ける覚悟と姿勢を言葉だけでなく行動で見せつけるか、それができないなら増田のように辞退するのがケジメでしょう。

運営に対しても、峯岸本人に対しても、河西の卒業前に近い感情、ここまでくると半ばあきらめですね。残念です。
返信する

コメントを投稿