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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

なぜ指原や松村は一部に支持を集めるのか ~モチベーション3.0~

2013-04-14 19:57:06 | AKB48_軽ネタ

プロデュースするにあたって、

それがビジネスだからとか、という前に、

プロデュースそのものが創作活動なのだから、

創作意欲が沸くかどうか、ということが非常に大事、

ということは間違いなく言えると思う。


だから、

これは面白そうだ!

楽しい!

と思えることこそ、その仕事の出来を左右する重要な因子になる。

世にいうモチベーションのことだ。


そういう意味で、

指原や松村に対する支持というのは理解できることで、

だからこそ、何事に関しても楽しんで仕事をする能力は大事だし、

逆に言えば、創作意欲を喚起することも大事だと言える。

誰かの創作意欲に火をつけ、

その創作意欲が他の誰かの創作意欲に火をつけモチベーションの大連鎖が起きれば、

とんでもない結果が得られることもある。

新しいアイディアを創発し続ける組織や、オープンソース・プロジェクト、

ソーシャル・ネットワーキングの一部でこのモチベーションの大連鎖が起きてる。


まず第一にメンバー自身が何事も楽しむことが大事だし、

行動指針として、みんなの創作意欲の沸く言動を意識する、ということも非常に大事といえるだろう。

人間なら誰しも、1人で成し遂げられるものには限界があるから、

そうやってみんなの気持ちが集まって、やれることが広がっていく。



AKB48に限らず最近のアイドルの人気というのも、そういうところから来てると思うのだ。

愚直でもがんばる姿に心惹かれ、応援したいという気持ちになる。

楽しいことや面白いことが、その先にあるとみんなが夢見るから。

独りでは見れない夢も、みんなとなら見ることができる。

そういうことだろう。



最近、お互いに夢を見ることができていない部分が多いような気がする。

AKB48第2章が何かわかるまで、この迷走は続くのだろう。

いや、それがわかる時がAKB48第2章のはじまりだ。



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入山杏奈の素敵なクイズ投稿を支持する。みんなでファンの理解を引き出す方法論を探求するべき
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/e4337029ed5bbe32ab7b48e2ec9f96c2

よいサプライズとは過去・現在・未来を繋ぐストーリーである。
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/500e6a117104e65b3b3b0de765100ab7

HKT48メンバーの勢いはどこからくるのか
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/29928a60403681581807bb2b9e451095

マネジメントの仕事は点火すること
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仕事としてではなく、天職として仕事をする
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/8f33800cc224403e768e141c16d6a66d

経営の未来 ~未来を変えるための話をしよう~
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『従業員』の誕生 ~時代遅れになった経営管理思想~
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SKE48組閣でのサプライズは「終身名誉研究生」というビックサプライズだけ

2013-04-14 14:07:41 | AKB48_軽ネタ
SKE48須田亜香里「AKBの真似事をすべきではない」(SKE48まとめエンクラ)
http://ske48encra.doorblog.jp/archives/25662862.html


どのレベルで言っているのかわからないが、

少なくても今回のSKE48の組閣は、思考のフレームワークとしてAKB48の前例を参考にしたかもしれないが、AKB48の真似事ではないし、今回のSKE48の組閣は「サプライズ」でもない。

今回の件でサプライズと呼べるものは「松村の終身名誉研究生」の1つだけだ。

これは唯一のサプライズでありながら、運営としてはAKB48グループ初の大きな意思表示となる攻めの人事であった。

「終身名誉研究生」というのは、AKB48グループとして「松村香織」の、「これまでは違うメンバーの価値」を組織として認めたビックサプライズである。

AKB48グループのメンバーは遍く正規生を目指して努力を続けるというのが、既存の価値観であるが、

松村香織のためだけに「研究生の定義」を捻じ曲げたのだから、SKE48運営は思い切ったことをやった。

(実はもうちょっと早くやってもよかったと思うが、支配人交代など運営側の体制変更がこういうことを積極的にやっていこうとする気運を生んだのであろう。)

SKE48は、AKB48よりも先に新しい価値を発見し認めたのだから、これはSKE48の誇るべき出来事である。

こう考えればいい。

同じことを他のグループでできるのか?

(逆に言うと人数も歴史も勝るAKB48が後塵を拝するのは情けない限りだ。)



「終身名誉研究生」以外は、ほとんどが必要に迫られた人事であって、AKB48流のサプライズからは程遠い内容だ。

(というか、最近はAKB48もサプライズしていないけれど。)

これは前にも議論になったが、コンサートで支配人が出てきて何かを発表するのは「サプライズ」のためではなく、情報を共有する場として、メンバーとファン、スタッフが勢ぞろいするコンサートが一番適切だからである。



では、なぜ組閣が必要だったのか。

単純に、SKE48と、SKE48のメンバーたちが埋没せず、活躍して欲しいための決定である。

チームの個性や絆、メンバーやファンの想い、これらが大切であることは運営に限らず誰もが理解していることだ。

しかし、センチメンタリズムやノスタルジーのために、グループやチーム、メンバーを犠牲にすることはできない。

みんなが喜ぶことだけをやれるなら、それなら誰も苦労しないし、そもそもマネジメントも必要ない。

誰も悲しまなくていいのなら、運営など必要ないのだ。

誰も傷つけたくないからと何も決めず、後で体制が崩壊して皆が悲しむ結果になったら?

一部の選抜メンバーだけに光があたって、他のメンバーや次世代が犠牲になる可能性は?

未来のために現在を犠牲にするべきと言っているのではない。

過去も、現在も、未来も等しく大切だと言っているのだ。

運営がグループやチームの未来を大切にしなかったら、誰が大切にするのだ。

運営は当然の責任を果たしただけだ。

痛みや悲しみを引き受ける覚悟がなかったら、運営なんてやってられない。


もちろん、その方法論には様々ある。

その方法論に不満があるというのはよくわかる。

もっと違う方法があるのではないかと。

であれば、その方法論について議論すべきだろう。

そのために、まずは運営と同じレベルの責任感を持つことからはじめたい。

でなければ、そもそも土俵の上にあがっていないのだから、運営の意思決定について何ら関わることはできないだろう。

何も考えていないのと思われて、所詮クレーマー扱いされるのが関の山である。

それはお互いにとって不幸であろうから、

であれば、まずは考えるところからはじめよう。

そうしよう。