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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

トンネルの向こうに光は見えるか

2013-04-25 01:11:57 | AKB48_軽ネタ

気づいたらコメント欄が(笑)



さて、窪田氏と河西の件だが、私の率直な意見は「がっかり」だ。

事実関係がどうあれ、行為そのものがどうであったかがどうあれ、

このような事態になったことが情けない。

いや、人間というのは私も含めて嘘つきで、愚かで、怠惰で、情けないものだ。

人間であれば誰であれ不完全であるから、人生に困難辛苦は不可避である。

悩んだ末に愚かしい言動をとることも多々ある。

しかし、人間は愚かであるが、どう愚かであるかは選べる。

スティーブ・ジョブズの「Stay foolish(愚かであれ)」は名言として皆の胸に刻まれているが、

何が正しいのかはっきりしない世界では、愚かであることも時に重要だ。

今回の、この愚かしさは、どういう愚かしさなのか。

私は「がっかり」した。



しかし、実はそれほど驚かなかった。

なぜかというと、AKB48が「恋愛禁止条例」の看板を下ろした以上、こういうことが起こり得るのはある程度想定できたからだ。

恋愛禁止条例の看板を下ろし、チーム4解体で内生的成長を諦めた今のAKB48からは内在的な組織力がどんどん失われていっている。

もちろん、過去の実績からして、たとえ「恋愛禁止条例」を掲げていたとしても、この手のスキャンダルは起きただろう。

しかし、「恋愛禁止条例」を掲げていた場合とそうでない場合では、淘汰圧力と適応能力が違ってくる。

これまで「炎上マーケでごまかすことにしか能のないやつら」といった批判に反論してきたが、

今回の件で何ら対応がとれないのであれば、状況はかなり深刻度を増していると言える。

以前から何度も指摘しているように、今後どんどん問題が出てくるだろう。

問題の発生を抑制する力も、その問題を帳消しにする成長力も着実に失っていく中で、

どうこの大きく重たくなった船の舵を切るのか、かなり難しい問題だ。

「AKB48には問題が起きた時の適応能力がない。」と言われるのは悔しいが、それが現実なのだ。

まずは現実を受け入れるところから、仕切りなおすしかない。


トンネルの向こうに光はまだ見えない。