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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

NMB48の狙い

2011-07-22 00:02:43 | AKB48
前回の『NMB48の存在意義について考える』の補足エントリです。

前回のエントリの最後でこう述べました。

総称としてのAKB48システム全体のパイを縮小させないための施策の一つとして、NMB48を受け皿にするという意味もあるだろう。

いうなればNMB48はAKB48の補完戦略か。
こうかくと何だかありきたりな話になるのだが、デビュータイミングにしろ、その内容にしろ、NMB48単体ではなく、AKB48システム全体の戦略のワンピースなのか、というところは抑えておいた方がよいのではないか、という気がする。
(だからいきなり全国デビューしてマス的要素を帯びてもよいのだ。)

これに対して、tuneさんに頂いたコメントがNMB48の狙いをえぐりとっている気がします。

絶滅黒髪少女いいですよね!主力メンバーが20越えのAKBでは無理目な曲だった気がします笑


そうなのです。
NMB48の狙いはそこにあると思います。
AKB48は時間をかけて成長しながら認知度を広げていったので、売れた頃には(初期メンバーも抜けてましたし)主力メンバーが大人になって、若さを前面に出して売り方ができなくなってしまいました。
いつもの繰り返しですが、ある程度新鮮さが必要だけど、若さだけではだめだし、バランスのとり方、世代交代の難しさがあって、そうこうしている内に、主力メンバーの下の層に穴が空いている感じになってしまったと。
AKB48からの派生ユニットでやれないことはないのですが、AKB48というバリューネットワークに縛られるし、やっぱりAKB48全体のパイを広げることになりにくいと思います。それに2軍扱いされると、新しい顧客へのリーチが足りません。

そこで、NMB48は、AKB48ブランドを使うことで、一気にその穴を埋めにいくのです。
AKB48ブランドで、NMB48は時間をかなり省略できるので、補完戦略を実行できるというのがミソかなと思います。

AKB48システム全体として見ると、姉妹グループにも2種類あるように思います。
地域にローカライズしたグループ:AKB48-Low、SKE48、NMB48、福岡48
たぶんマスグループ:AKB48-Hight、 乃木坂46?

いろんな軸で対立軸を作り出すとともに、相互に補完し合う関係性を意識していると思います。