進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

NMB48の存在意義について考える

2011-07-21 00:05:03 | AKB48
NMB48なかなかよい。
むしろ最近のAKB48からすっかり抜け落ちてしまったニッチ感というかオリジナリティがある気がする。

NMB48の全国デビュータイミングも、立ち上がって上昇気流に乗るタイミングをはかって、あるAKB48の状況に合わせて、そこから逆算して求めた気がする。
意図したものか、結果としてそうなっているだけなのかは知らないが、変な話、AKB48の倦怠期にぶつけてきたのかなと。

残念だけど、人は飽きてしまう生き物だから、だいたい好きという感情は3~4年で消滅してしまう。
(もちろん例外はあるだろうけれど)

ただ、人を好きになるというものは総合的なもので、感情だけでもなければ理屈だけでもないので、一言で語るのは難しいことだけれども、ただ一ついえるのは感情的な衝動は数年で倦怠期を迎える。
趣味としては持続することも向上することもあるだろうけれど、心の内から湧き上がる衝動を持続し続けるのは、一般的には難しいところがある。

AKB48がいかにソーシャルを基盤に持とうとも、長期間継続して1人の人にコミットし続けるのは容易ではない。
AKBオタと呼ばれる人たちも、ずっとオタでいることができるか、感情的な問題だけではなく生活環境が変われば気持ち変わることもあるだろう。

そうなると、AKB48のメンバーの世代交代だけでなく、ファンの世代交代、入れ替わりというのも、事業を継続していく上で一つの重要なファクターになる。
何度も述べたことだが、いかに既存のファンにより深いファンになってもらいながら新しいファンを獲得できるか、である。

もちろん無策でいるわけもなく、それなりの仕掛けは打っている。
その一つがAKB48の対抗軸を打ち出して、競争による成長戦略を描くことだ。

いくつかの意味があるだろうが、
(NMB48がグローバルローカライゼーションの一環であるのは言うまでもないが、それはここでは述べない。)
総称としてのAKB48システム全体のパイを縮小させないための施策の一つとして、NMB48を受け皿にするという意味もあるだろう。

いうなればNMB48はAKB48の補完戦略か。
こうかくと何だかありきたりな話になるのだが、デビュータイミングにしろ、その内容にしろ、NMB48単体ではなく、AKB48システム全体の戦略のワンピースなのか、というところは抑えておいた方がよいのではないか、という気がする。
(だからいきなり全国デビューしてマス的要素を帯びてもよいのだ。)