旅する小林亜星

小林亜星情報満載

壱万五千円の価値

2006-03-27 01:04:22 | 恋のうた
誕生日の前日
靖国神社のあとに
カレシが連れってくれたのは
天王洲アイルの運河レストラン。

料理より雰囲気を楽しむ場所に
夜景好きな彼は大満足。

あたしは笑笑で一杯やりたいと
分不相応な居心地。

オリーヴの種は
一度手で受けたほうがいいのか
口元に皿を直接持っていくのか迷う。

洋服も
会話も
身のこなし方も
気後れ気味。

それでも蝋燭の火に揺られ
ミモザ半杯で千鳥足になり
ゆったり流れるジャズに耳を傾け
他愛もない話をしながら
バカ高い料理に打つ舌鼓もなく
28歳最後の日を楽しんだ。

ちょっと食事で15000円。

やりたい盛りにセックスレスなあたしを受け入れてくれる
カレシの気持ちが一番価値があると感じた前夜祭。
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3 コメント

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Unknown (es)
2006-03-27 01:52:48
オメデトウゴザイマス
返信する
俺も (温泉屋)
2006-03-29 19:08:27
奥さんをたまには良い所に連れて行かないとなー



良い彼氏だねーーー
返信する
Unknown (アキ男。)
2006-04-03 03:48:33
es、初コメントありがとう。

たとえどんなに短くても

アナタがここを訪れてくれたことが

何より嬉しかったー。



温泉屋、

その気持ちがあれば

minkも幸せだと思うよぅ。
返信する

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