叔母が急逝。
75歳。
さっきまで元気だったのに脳溢血でそのまま。
彼女が身罷ったとき
あたしと母はまだ始発の電車に乗っていて
西の空にそれはそれは大きな月が見えた。
霊安室に横たわった叔母のそばで糖尿病の叔父が、
「彼女のために一日でも長く生きようと思った。
でももうどうでもよくなってしまった。
そばにいきたいよ。」と。
18歳から寄り添って60年近く、
色褪せない愛ってあったんだな。
こんなところに。
美容師だった叔母はいつもきれいにしていたけれど
もう動かない叔母は素っぴんで、別人だった。
そして美しい肌をしてた。
彼女は努力して美しくしてたのだと知った。
死に化粧されて、いつもの叔母になった。
どうか安らかに、安らかに。
75歳。
さっきまで元気だったのに脳溢血でそのまま。
彼女が身罷ったとき
あたしと母はまだ始発の電車に乗っていて
西の空にそれはそれは大きな月が見えた。
霊安室に横たわった叔母のそばで糖尿病の叔父が、
「彼女のために一日でも長く生きようと思った。
でももうどうでもよくなってしまった。
そばにいきたいよ。」と。
18歳から寄り添って60年近く、
色褪せない愛ってあったんだな。
こんなところに。
美容師だった叔母はいつもきれいにしていたけれど
もう動かない叔母は素っぴんで、別人だった。
そして美しい肌をしてた。
彼女は努力して美しくしてたのだと知った。
死に化粧されて、いつもの叔母になった。
どうか安らかに、安らかに。
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