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助太

2007-11-03 01:00:53 | 謝々!
14時間の時を超えて
テキサスのアメリカンがあたしの助太刀にやってきた。

ビジネスクラス。
2週間の滞在、一泊28000円のホテル。
極上の助太刀。

電話口で呼吸するたびに聞こえていた鼻息は
やはり体格によるものだった。

言語コミュニケーションに不安であるときは
身体中の意識が集中している耳から手に入る情報はなかなかのもんだと自負。

「今日の夜、送っとくから」と言って
その日のうちに送ってくれたことのないアメリカンは

けれど会ってみると愛想がよくてよく笑う。

あまりおもしろくないことを冗談ぽく言うとき
すごく早口になるので

周りにいるあたしたち日本人はぽかんと口を開けて
とにかくいっしょに愛想笑いをする。

たとえば部長が
「昨日はよく眠れた?時差ボケ大丈夫?」と聞くと

アメリカンは
「いやー、昨日は朝3時に目覚めちゃって
 明日も夜10時から仕事だから大変だよーhahahahahah・・・」と答える。

彼はおもしろいことはまったく言ってないのだけれど爆笑してるので
こちらも合わせて爆笑するという感じだ。

それでもオフィス初日にお気に入りのとんかつ屋に連れてって
さしでランチでも食べれば

同じ釜の飯を食うってすごい力で
あっという間に仲良くなれた気がした。

特に彼はUnix/Linuxに特化したエンジニアなので
あたしがなぜ汎用性の高いWindowsを選ばなかったの?と聞くと

彼が答えた、「前者にはflexibilityとtransparenceがあるから」という台詞は
至極エンジニアぽくて
それだけで尊敬に値する気がした。

これから2週間、
あたしは彼からどれだけのものを盗めるだろう。
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