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こんな夜にはこんな映画「女であること」

2007-01-18 23:12:45 | 俺のすべて
軽く文学青年、黒やぎさんが
何かの折に触れて読んでいると言ってた、
川端康成の「女であること」を読んでみた。

女であることにあまりにも嫌気がさしたので。

3人の女の中で
あたしは一番さかえ系だと思う。

そして妙子の無鉄砲さと
市子の嫉妬深さをも兼ね備えている。

あたしはまさに女である。

川端康成はなぜこんなに女であることのみっともなさを知り尽くしてるのだろう。

「そうそうそうそうそうそうそうそう!
 そうなの!
 そいうときはなぜかそう思ってしまうの!」と納得。

心にひっかかった言葉。

「佐山はむしろこのごろ、市子を前よりもなお大切に感じている。
 しかしそれは、ほかの女に心がひかれると、
 かえって妻にたいする愛がまた新たに目ざめるという、奇怪なむじゅん、
 あるいは自然な狡猾であったかもしれない。
 そう思うと、このごろ市子のしっとが、
 かえって市子の情欲を新たに高めていたらしいことも、
 佐山にわかって来るのだった。」

「与えることは、たとえ相手が返さなくても、与えられることであった。
 愛することが愛されることであった。
 妙子は有田によって、自分が改造されていた。」

女であることに余計嫌気がさした。
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3 コメント

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そんなことはないわ (カンナ)
2007-01-19 01:01:59
…と、会って膝を割って話したくなった今宵です。

すみません、酔ってます。
返信する
私は (kumi)
2007-01-19 23:39:51
また生まれてこれるなら、女に生まれたいな。
何故だか。
男に生まれたいって思ったことないのよね。

でも確かに女のドロドロしたところ、嫌だと思うときもあるけど....
返信する
Unknown (アキ男。)
2007-01-20 21:58:44
>…と、会って膝を割って話したくなった今宵です。

割りたいです!!!
近々ぜひ。

>男に生まれたいって思ったことないのよね。

射精感だけ味わってみたいと思うんですよね・・・
満たされてないのかしらん。
返信する

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