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2009-12-09 00:28:07 | 青春生き残りゲーム
青い眼をした、かわいいかわいいカレシのパパとママからは
今年も早々とクリスマスプレセントが送られてきた。

クリスマスまで開けちゃいけないというカレシの教えに従い
中身はなにかわからないけれど。

というわけでプレゼントをもらった、あたしもあたしの親も
さぁ何をお返ししようかとてんやわんやで。

これまでに贈ったもの

夫婦箸
「奇人たちの晩餐会」のDVD
ペアのコーヒーカップ
ちょっと高級なハンドソープの容器
バスソルト

夫婦箸に関してはただ見るだけでも艶やかなものを選んだのだけれど
箸が使えないという理由で早々と開かずの引き出しに仕舞われ

挙げ句、日本にいるカレシの元に桐の箱ごと送られてきて
今はカレシとあたしで使ってる始末。

使わないで仕舞っとくより
使われたほうがいいだろうという理屈らしい。

「奇人たちの晩餐会」はリンクのとおり、
もう二度と日の目を見ることはないだろう。

ペアのコーヒーカップはきっと今ごろ開かずの引き出しの中だ。

ハンドソープの容器は使ってもらえてた。
バスソルトの行方は知らない。

というわけで何でも揃ってる彼らの家のために
何か実用的でセンスのあるものを送りたいのだけれど

他文化に全く興味のない彼らには日本的なものはNGだ。

キッチングッズはきっとママが気に入ったものを揃え尽くしてるので
参入する余地なし。

バスグッズなら消耗品なのでなんとか。
でもこれから夏のNZでは湯船にはつからないだろう。

というわけで今年こそは
去年のクリスマスのリベンジとして

彼らがずっと使いたくなるよな物を送りたかった。

先日IKEAに行ったときには
自分のことはそっちのけで何かセンスのいい小物をとがんばった。

そんな折り
父がクリスマスツリーのライトとかどう?と言い出した。

「いやー、もうすでにあった気がするけど」と言うと

カレシに確認しといて、と言われた。

早速カレシに確認すると
やはりあるとのこと。

確認しといてと言ってたのは父なのに
今日彼は東急ハンズに行き

5000円するライトを買ってきた。

開いた口が塞がらないというか
彼を責める言葉しか心には浮かばなかった。

しかもコンセントは日本仕様。

送らないなら、お父さんがうちで使うから、と父。

父は柔らかいひとだし
尊敬もしてるけれど

この頃は彼の思考がまったく理解できない。

青い眼をした、かわいいかわいいカレシのパパとママが
わざわざプレゼントを送ってくれたのも嬉しいし

父が
わざわざプレゼントを買ってきてくれたのも感謝すべきなのだけれど

こんなに面倒くさいなら
クリスマスなんて要らないのにとさえ思えてくる。

ここからあたしどこまで挽回できるだろうか。

父に笑って
せっかく買ってきてくれたんだから、NZに送るよと言えるだろうか。
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