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こんな夜にはこんな読書「ナイチンゲールの沈黙」

2008-07-27 11:50:32 | こんな夜にはこんな読書
「チーム・バチスタの栄光」があまりにもおもしろかったので

牛にひかれて氏におねだりした、
海堂尊の「ナイチンゲールの沈黙」。

「漂流教室」の向こう側とこちら側のよに隔てられた空間を越え
先日彼からの小包が

同居してる中国人の手から手渡されたときの
心の中に生まれた何ともいえない波紋は未だに忘れられない。

というわけで久々の日本語を
いけないいけない大切にちょっとずつ読まねばと思っていたのに
やはり貪るよに読んでしまい

また同時に「なぜ、あたしはここにいるのだろう」と無意識下に封印されてた、
ホームシックにときどき襲われもした。

本の中で再び白鳥に触れることができたとき
牛にひかれて氏の舌のぬくもりの懐かしさを潜在的に思い出してしまったせいかと。

今回のシリーズでは白鳥の活躍があまりなく
またストーリーが象徴的で、感情的な部分が主だったため

前回ほどの大興奮は得られずも
本の中にいる間は幸せな、ほんとうに幸せなひとときだった。
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