旅する小林亜星

小林亜星情報満載

17歳

2005-08-02 23:54:41 | 
仕事上の縁で
鶴見までバドミントンしにいく。

30代の姉妹と
21歳の専門学校生
20歳の大学生
17歳の高校生

17歳の現役高校生、なかじ。
全国日本男児を好みの順番に並べていけば
先頭10人に必ず入るほどのど、ストライク。

少女漫画の脇役に必須、低肉高背+眼鏡の美少年。

こちらに背を向けて着替える一連の流れ。
若い背中が眩しくて正視できない。

高校生の割に礼儀正しいところ、
3人兄弟の末っ子なこと、
敢えて大学に進学せずに実家の蕎麦やを継ぐこと、
蕎麦は手打ちではなく機械打ちなこと、
ガストでバイトし始めて夜眠れないこと。

身体の奥がモゾモゾした。
初対面で連絡先を聞きたい衝動を
社会的常識で押さえた。

あと10歳若かったら、
恥ずかしくて連絡先は聞けない。

あと10歳若くなれなくとも
17歳に恋するほど若くはないから、
やはり連絡先は聞けない。

恋のデフレ・スパイラル。
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女美容師登場の巻

2005-08-02 00:37:00 | 美容師
今週末の2次会に備えて
アポなしで美容師に会いに行くも
今日はイレギュラーにおやすみ。

髪を切る時間は今日しかないので
仕方なく美容師指名無しに挑戦。

ちょっと年増の黒髪女美容師登場。
艶やかな化粧だ。

いつも美容師に言うよに
「おまかせで」と伝える。

美容師色にすっかり染まったあたしに
どんな手でくるのか、ちょっと楽しみだった。

女美容師は
まずは今日おやすみの美容師ネタで攻めてきた。

あたしがバーミヤンで美容師に遭遇したことも知ってた。

だんだん、お互いに油がのってきて

初めて女美容師が美容師とサシで飲みに行った日
あまりの話の濃さに2度吐いてしまったことや
カラオケに行った美容師がデュエットすることなど
あたしの知らない美容師の一面が次々と露呈。

女美容師は33歳で
サラリーマンのカレシがいるらしい。
実家在住でそろそろ結婚かもてな。

彼女はちょっとぽっちゃりで
黒髪が似合う美人さん。

外見ほどの魅力はトークにはなかった。
期待してたせいでちょっとがっかり。

あたしが美容師にぞっこんな時期に
彼女と話していたならば
嫉妬に狂っている自分が容易に想像できる。

同僚でしか覗くことのできない美容師の一面を
堂々と覗けることを羨望の眼差しで見つめただろう。

女美容師はさっぱりしてた。
あたしの美容師への想いを
見透かしてるよな、見透かしてないよな。

いつもは美容師が丁寧につけてくれるワックスを
今日は女美容師がつける。

いつもの香りに
美容師の指を感じる。

夜の帰り道、
ビルの谷間から見え隠れする花火に
風が吹く度に香るワックスの匂い。

おやすみの美容師に思わず電話してみる。

今日は麻布十番でお茶したあと
月島でもんじゃ。

酔っ払い美容師は
夜の風が気持ちよくてベンチに座り

「今度食事でも」と、あたしに言った。
コメント (2)
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