旅する小林亜星

小林亜星情報満載

速度

2007-05-22 23:18:33 | 謝々!
すかいらーくのトイレでうんこしてた土曜23時半。

迎えに来てくれたトキ男から電話。
力みながら会話。

2年前に合宿に参加したときは
5分と会話がもたないだろうと思ってた無愛想なトキ男は
彼女と結婚してから時々笑顔を見せてくれるよになった。

1泊2日のバドミントン合宿でも1日目の夜からでも参加しようと思ったのは
この頃バドミントンサークル内での自分の位置を
やっと把握できてきたよに思えたから。

もとい。

土曜に友人の結婚式に参加してから合宿に向かうという
トキ男がついでに車に乗せてってくれると言ったから。

あたしの中で今回の合宿のメインイベントは
トキ男との京葉道中膝栗毛、2時間の旅。

口をついて出る言葉はトキ男の無言を知りたいと思う言葉の塊。

トキ男は運転しながら
それのひとつひとつにまっすぐに答えてくれる。

スパイダーマンのヒロイン役にキルスティン・ダンストが選ばれた理由から
車の運転がうまくなる方法まで多様に。

話に夢中になりすぎて
ダブルチェックしてと言われた標識を何度も見逃した。

「アキ男。のマシンガントークで運転に対する集中力が落ちて
 スピードが遅くなったから着くのに少し時間がかかった。」
とスピード狂で名高いトキ男。

到着した午前2時。
落ちてくる星空におやすみを言ったあと

「お祭りで疲れてるのに、
 いろいろと話しかけてもらって有難うね♪」
とトキ男からメール。

トキ男もあたしもお互い疲れてるからこそ
あたしはトキ男に話しかけて話しかけた。

その気持ちをトキ男はわかってくれていた。
そしてその気持ちをメールという形で返してくれた。

なかなかじっくり話すことのできない相手と
徐々に心を通わせるのは人生の醍醐味。

あたしの今回の合宿でのMVP、トキ男。
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気質

2007-05-18 00:33:13 | 謝々!
中学生のとき
同じクラスになったこともないのに
家が同じ方向というだけで
なぜか毎日いっしょに帰ってたYと地元ごはん。

23歳で結婚した彼女が
あたしには別世界に行ってしまったよに感じて
疎遠になったここ数年。

そんな彼女とつながってられたのは地元のお祭りがあったからで
夏になるとどちらからともなくメールを送る。

いよいよ明後日に迫った三社祭で御輿を担ぐべく
今日は半被を腰で縛る地元の手ぬぐいを彼女に借りた。

30歳を過ぎて勝ち組だろうが負け組だろうが
等身大の自分の話をできるよになって
時を経ても真の友達とは友達でいられることを実感。

「アキ男。は結婚する気あるの?」と聞かれ
「明日にでも入籍したい勢い」と返答すると

「もし最後に残った選択肢で迷うことがあれば
 やっぱり地元の男がいいよ」と埼玉出身の男と結婚した彼女。

地元の伝統や気質を守りたい気持ち、
あたしにも湧いてきた。
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伝統

2007-05-14 22:18:53 | 謝々!
この年になってから
自分のアイデンティティというか
自分が生まれたルーツとか
自分が育った街とかを
大切に思うよになった。

全く興味のなかった地元の祭りにも参加したいと思うよになった。

というわけで手始めに
地元ではないけれど三社祭で御輿を担ぐべく
お祭りグッズを購入。

半被の下に着るシャツとスボンと足袋。
地元の祭りでも着れるよに地元仕様。

半被の下に着るシャツの中で
花柄のかわいいのを見つける。

けれど地元仕様では色は白でないと
担がせてもらえないとのこと。
渋々白を買う。

白と決まってるのは
きっと長い間続いてきた何か理由があるのだろう。
素直に従うことにする。

伝統代、4930円。
5日後の祭り。
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粘気

2007-05-08 23:04:51 | 謝々!
子どもの日は
両親の34回目の結婚記念日だった。

あたしは出勤だったので
父と母は近所のフランス料理を堪能したらしい。

父がフランス料理を予約してくるなんて初の快挙か。

先日二人のためのケーキを作りながら
父がいないとき
「てことは熟年離婚の危機とかなさそ?」と母に聞くと

「離婚するのにはエネルギーがいるからね」と苦笑の母。

照れか本音かわからぬが
惰性でしてる婚姻関係をどうして彼女は娘に勧めるのだろう。

そして不毛だとわかってる婚姻関係を
どうしてあたしは手に入れたいのだろう。

願わくば生クリームの粘り気が
二人の関係も繋ぎとめてくれればと
少々長めに泡立ててみる生クリームチョコバナナケーキ。
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無形

2007-03-27 22:25:19 | 謝々!
誕生日は自分がお祝いしてもらうのではなく
親に感謝する日、というそのひとの思想を真似して

今までの誕生日は恋人にお祝いしてもらうのを当然と思ってきたけれど
30回目の誕生日は親に感謝する日にしようと思った。

けれど嫁に行くわけでもないのに
「30年間育ててくれてありがとう」とか
「産んでくれてありがとう」とか
「二人の子どもに生まれてよかった」とかは
こっぱずかしくて言えないので

感謝の気持ちは
自分の誕生日ケーキを手作りすることで表すことにした。

材料を買って家に帰ると
母はインフルエンザに感染したらしく寝込んでいて
誕生日ケーキはまた後日ということになった。

結局いつもの火曜と同じよに大好きなエ(ア)ロに行き
父が買ってきたお惣菜を夕飯に食べた。

いつもはけして洗わない食器の後片付けをしていたら
母が起きてきてありがとうと言った。

まるであたしが普段家のことを何もしてないみたいじゃないか。

とりあえず感謝の気持ちは形はないものの伝わったみたいだ、
ということにしておこう。

ありがとう、と
おめでとう。
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絞首

2007-03-27 01:59:36 | 謝々!
30歳を迎える瞬間。

何をしようかと散々迷ったけれど
歌舞伎町のホストクラブに行こうかと思っていたけれど
23時55分にレイトショーを見終わったあと

大好きなそのひとと電話をしたのがその瞬間だった。

この瞬間を迎えるまで
まるで死刑囚が絞首台に向かうよな気分だったけれど
当然ながら何も変わらなかった。

テーマはドリカムの「午前零時を過ぎたら」。

30年も生きてきたこと自体がすごい。

今まで育ててくれた親にほんとうに感謝と
なんとか無事に生きてきた自分におめでとう。
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2007-01-21 22:43:54 | 謝々!
今日は休日出勤だった。
想定外の事態が起こり
冷や汗をかきながらなんとか終了したころ

作業服を着たおっちゃんがあたしの席にやってきた。

「ここの席に回線増設らしいんだけど・・・
 この前増設したばっかりな気がするんだけど。」とおっちゃん。

「あ、はい。
 2本増設依頼したんですけど
 手違いがあって1本足りなかったので。」とあたし。

あたしは自分のクライアント用に1本回線を使っていて
贅沢なことに使うなら何本申請してもいいらしいので

検証サーバ用に1本、
検証クライアント用に1本回線を申請したのだけれど

ネットワークの部署のひとが勘違いして1本しか増設されなかったので
残りの1本が今日増設されることになっていたらしい。

ケーブル挿してポートちょちょいと開けるだけだと思ってたので
てっきりネットワークのひとがやるんだと思っていたら
わざわざ業者さんが休日に来てやっていたとは・・・

2回線で我慢しろと言われてれば
実は何とかならないことはなかった。

おっちゃんがもしかしたら
家族サービスの休日を割いて
あたしの回線たった1本のために出勤したのかもしれないと思ったら
申し訳なくて申し訳なくて。

ひとはひとりでは生きていけない、を体感した
今さらな瞬間。

あたしが誰かの縁の上のために仕事をするのにも
どれだけ縁の下の誰かの力持ちが働いてるんだろうと想像したら

面倒だと思っていた検証用サーバも
ちゃきちゃき構築しようと思い直すに至った。

おっちゃん、あたしきっと立派な検証用サーバ構築して
おっちゃんの休日出勤無駄にしないからね、と心に誓う。

1月5日の仕事初めを休みたかったがために
代休をゲットすべく、
半ば無理無理休日に作業を押し込んでみたが

そんなことに気づけたぼた餅。
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2007-01-05 17:42:26 | 謝々!
バドミントン打めの昨日、
サークル代表にお使いを頼まれた。

4月分の体育館の予約。

今朝午前9時から体育館で抽選会後
お金を支払うというもの。

体育館代の8万円近くのお金を失くすのも
朝寝坊するのも

また4月分の体育館が取れなくて
たくさんのひとに迷惑がかかるのも恐かったので
あたしは打ち初めのあとの新年会に行かなかった。

このサークルに定期的に行き始めて2年が経とうとしてるけれど
初期のころの団体戦で寝坊したあたしは

メンバーが6人必要なところ7人いたので安心して
こともあろうに二度寝して
あたしに対する信用を著しく失墜させたことは記憶に新しく
またその出来事は永遠に語り継がれるだろう。

今朝会社に行くより早起きしたあたしは
お金、と時間、という二重の信用を背負って
4月分の体育館の予約を無事に確保した。

たまたまあたしが今日休みだったというだけだとしても
サークル代表があたしを信用してくれたことを嬉しく思った。

また毎回こんな大変な思い、
平日の朝に来なくてはいけないこと、
大金を預からなくてはいけないこと、をして
毎週の練習ができているのだと思うと恐れ多いと思った。

あって当たり前の練習だと思っていたけれど
その下には誰かの苦労がある。

早起きは8万円の徳。
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2007-01-04 22:30:57 | 謝々!
バドミントン打ち初め。
7日ぶりのラケット。

墨田体育館のコートで
今年初めてシャトルを打ったのはこのあたしで
今年初のゲームはジュースで惜敗。

その後のゲームは右肩上がりで上々。
今年のバドミントン調子も右肩上がりを所望。
女ダブ、2部入賞が目標。

けれどこうやって今年も怪我をせず健康に
打ち初めできたことに一番謝々。
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100

2007-01-02 23:25:24 | 謝々!
1年で1番大事なイベント、年賀状。
今年は100枚。

年が明けてから
「あけましておめでとう」と書きたいので
毎年投函するのは三が日になるのだけれど

今年は延びに延びて
元旦に印刷
2~4日で清書。

家でも会社でも
字を書く機会がめっきり減った昨今では
1年に1回膨大な量の字を書くのも新鮮で

100人のひとにぞれぞれ5分ずつ向き合って
前の1年での出来事を思い出しながら
一枚一枚宛名を書くと
そのひとたちとのつながりを感じる。

特に去年はひととのつながりがより広がった1年。

メールでの挨拶がノーマルになろうが
あたしは年賀状を送る。

あと66枚。
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