旅する小林亜星

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気質

2007-05-18 00:33:13 | 謝々!
中学生のとき
同じクラスになったこともないのに
家が同じ方向というだけで
なぜか毎日いっしょに帰ってたYと地元ごはん。

23歳で結婚した彼女が
あたしには別世界に行ってしまったよに感じて
疎遠になったここ数年。

そんな彼女とつながってられたのは地元のお祭りがあったからで
夏になるとどちらからともなくメールを送る。

いよいよ明後日に迫った三社祭で御輿を担ぐべく
今日は半被を腰で縛る地元の手ぬぐいを彼女に借りた。

30歳を過ぎて勝ち組だろうが負け組だろうが
等身大の自分の話をできるよになって
時を経ても真の友達とは友達でいられることを実感。

「アキ男。は結婚する気あるの?」と聞かれ
「明日にでも入籍したい勢い」と返答すると

「もし最後に残った選択肢で迷うことがあれば
 やっぱり地元の男がいいよ」と埼玉出身の男と結婚した彼女。

地元の伝統や気質を守りたい気持ち、
あたしにも湧いてきた。
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