雨の音で目が覚め、時計を見ると3時でした!
一時的な雨だろうと思っていたら、浜へ向かう時も
5時に出港し調査中も、気仙沼大島の沖で6時30分から1回目の
操業が始まっても止む気配がない、むしろ雨脚が強くなった。
1回目、「73カゴ」と出だしは良かったが2回目~4回目まで
反応は良いのですがイサダが入らず、12時までの5回で
125カゴ、残り95カゴも足りない!
周りの船も漁模様は悪いようでした。
10時頃に止んだ雨が11時頃から、またも降り出して
冷たい雨の中での操業で体も冷えて寒かった。
気仙沼大島の沖から、神割崎沖まで南下し
4隻程が操業していた西側で6回目の操業開始
雨が上がり日差しが差し始め、幾分体が温まりました。
この操業で残り95カゴを漁獲し、ギリギリでしたが定量になり帰港
入港制限時間は、解禁当初は15時だったのですが
14時になっていてもう少しで遅れるところでした!!!
水揚げ後、一緒に乗船している若人宅の「棒差し漁船」が
「メロウド」を漁獲して志津川市場に入港し、水揚げ前の
(メロウド)をお裾分けして頂きました!
ありがとうございました。
早速、夕食に美味しく
ご馳走になりました!
この「メロウド」南三陸では「ヨド」と呼ばれています。
そして昨晩から解禁、漁が始まった「シラス漁」は
メロウドの稚魚が漁獲対象となります!
ところ変わればで、こちらではメロウド、ヨドの事を
イカナゴ、ふるせとよびます。
稚魚は新子、わかなともよびます。
今シーズン親はそこそこの漁がありましたが、
稚魚のほうはさっぱりでした。
私も漁師ではありませんが、すくなからずたずさわっているので、漁はあってほしいものです。
28日の晩から始まった宮城県のシラス漁は
けっこう、まとまった水揚げがあったようです。
関西の方が不漁らしく浜値も比較的良かったとの事
久々に魚価に恵まれる春漁で推移していって
ほしいものです!
骨折の具合はいかがでしょうか?
心配していました。
医師のGOサインはまだですが、かなり良くなりました。
イサダですが、ここ何年かで関西では、
食用として流通するのが目に付くようになったと
思います(干しあみえび)。
それもすくなからず浜値に影響してるのでしょうか?
無理なさらず、お大事になさってください。
昨年の漁で漁獲したイサダを乾燥させたサンプルにして韓国に輸出したら、キムチの原料に適してると
いう事で餌から食用にと用途が広がったようです。
「干しアミエビ」需要がもっと多くなってほしいと思います。