心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

金澤翔子(小蘭)さん個展へ

2010-05-06 | 書展・展覧会情報


昨日は夜更かしのわりに早起きして、朝からあれこれ所要をこなし。
来年の蘭秀会展の会場の抽選会を父母に頼み、市民ホールロビーで落ち合い。
(あ・・来年はまた4月になりました。)

母と私、明日締切りの作品を選ぶのに、午後から鎌倉に出かけるので・・と、
幸い人気の少ないロビーを借りて・・なんとギリギリなことをしている親子

その後表具屋さんへの郵送を父に頼んで、母と二人電車で鎌倉へ。

昨年もお邪魔して その迫力に圧倒された、ダウン症の女流書家金澤翔子さんの
個展会場でもある建長寺へ。

昨年は雨も降り、既にほとんど散っていた牡丹が、今年は見事に満開でした。
会場は昨日が最終日ということもあってか、たくさんの方々が。
なんでものべ8000人の来場とか。盛会ですね!



今年のテーマは般若心経。また大作の屏風ばかり。
最初の写真の、一字一字丁寧に真摯に書かれた多字数の作品は 龍門造像記 
のような素朴で清々しく、凛としたものを感じ。
(↓)その全体図はこちら



「邪」もなければ「疑」も「装」もない、
ただただ心に「真」と母に対する「信」のようなものを感じて 
その、ただそこにあるという美しいものには、神を感じ。。

Nujabesの音楽と suiken75さんのことば を思い出し・・ 

お母様の著書を拝見すると、深い愛情とやはりそこにも「信」があり。
これから益々のご活躍を楽しみに致しつつ、蔭ながら応援しています 

詳細はこちらへ→ HP









会場での写真撮影はOKとのことでしたが、ブログでも勝手にご紹介させて頂き
(もしNGでしたら、ご連絡頂ければ幸いです)

そして(↓)境内にある、比田井天来の石碑。文字は上田桑鳩揮毫によるもの。
細字ながらも、桑鳩らしい伸びやかで大らかな書風に、しばし見入る。



(↓)建長寺の見事な色とりどりの牡丹。まだ蕾もあったので週末あたりいかが?



母はかなりヘロヘロになりながら、辿りついたオシャレな喫茶店の
美味しい紅茶とケーキで一休み。



もう歩けない・・というので、バスを25分待って鎌倉駅へ→江ノ電経由で夕方帰宅。
いやぁ・・充実した一日、そして私なりに発見と感激のあるGWでしたとさ 

明日からまたお仕事も方も多いかと思いますが、元気にいきませう

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする